趣味でフィルムカメラの修理をしているのですが、ジャンクの腕時計の修理にもトライしています。
まず、取りあえず机上の作業状況です。
コの字型の透明プラスチック枠を伏せて置き、その上で修理をしています。時計を目に近い位置で修理をするためです。
枠の下には、工具類を置いています。
修理中の三本の時計、ホコリを避けるためガラスのカップをかぶせています。
構造を理解しながらの作業なのですが、一本だけだと集中力が続かないので、三本並行して作業してます。
クォーツ6本
左からシチズン、スイスMade、ユニバーサル、USA Made、アラームです。
シチズンのクォーツは、オリジナルのベルトではなく、クラッシックなバネのメタルベルトを付けています。電池切れだったものをクリーニングして電池を取り換え、無事復活。
スイス製のスモールセコンド、フレームはスターリングシルバーのようです。小さいので、レディースでしょう。スモールセコンドタイプの時計が気に入っています。
ユニバーサルは、薄型の2針タイプ。ベルトはオリジナルだと思いますが、かなり古いものでガタがあります。軽くて、腕に付けていても気になりません。
アメリカ製のデカフェイスです。大きいし、重いです。風防ガラスは、中心部と周辺部で分かれています。周辺部のガラスは、フレームと一緒に回転します。デイトと一周24時間、一周60分針が付いています。
アラームの付いたクォーツです。「ヴォー・・・」のような音で、セイコウアラームのような、きれいな心地よい音とは段違いです。裏蓋に「ASSEMBLED IN KOREA」と刻印があります。
手巻き、自動巻きの3本
左上、古いエルジン
左下、自動巻きムーンフェイズ
右、スイスMadeのスモールセコンド
エルジンは、1時間に5分程遅れてしまい、テンプの振りスピード調整範囲を超えています。どうしたら速くなるのか現在、検討中。ひげゼンマイは触らずに、テンプのちらネジを外してテンプを軽くしてみる方法があるようです。
自動巻きのムーンフェイズは、リュウズの巻き芯が折れてしまっていて、時刻合わせができません。現在、規格に合う巻き芯を捜索中です。
スモールセコンドはリュウズにガタがあり、動いたり動かなかったり不安定です。古いものなのでテンプの軸が摩耗しているなど、分解掃除をしても治らないかもしれません。
ロレックスなど超有名ブランドものは所有していませんが、手巻き、自動巻き、クォーツで、しっかり動いているものもあるので、これから順次紹介していきます。
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