ギブソンJ-45タイプのアコースティックギター、エピフォン(AJ-100/VS)
アコギのエピフォンを手に入れました。ギブソンのJ-45とそっくりです。
以前に紹介したギブソンのサザンジャンボは、非常に繊細でデリケートなギターで、調子がイマイチ落ち着きません。それで調子など気にせずガンガン弾ける、エピフォンを手に入れました。
想像していた通り丈夫なギターで、音もなかなかクリアーで抜けるような響きで鳴ってくれます。ちょっと古いもののようで、ボディーの乾燥が進んでいるのでしょう。
デザインは、アコギのギブソンとそっくりですが、ピックガードの形が違っていて、ソ連国旗の鎌とハンマーのようなマークが入ってます。このマークあまり好きではなかったのですが、それなりに手の込んだ作りなのにギブソンなどに比べて、とても安かったので手に入れた次第です。
これでエレアコも含めて、ギターは5台になります。正直言ってギターによって弾き易さの違いはあまり感じないのですが、音色は全く違います。それでもプロでもないのに何台も持っていても、仕方ないのですがw…
ヘッドにはEpiphoneとペイントで描かれています。取りあえず弦は丸めておきます。
ネックの反りを調整する機構、トラスロッドが付いていますが、ネックの反りはありませんでした。ギターの状態は、落ち着いているようです。
ギターは良いものほど合板ではなく天然素材の単板を使っているので、乾燥が進むにつれて、状態が変化します。メーカーでも木材の乾燥はされているのですが、作られてからさらに5年以上・・・置いておいた方が良いようです。
サウンドホールの下、ボディーの中に"Epiphone"のラベルが貼られています。
サドルは2弦が長くなるように削られています。2弦がわずかに長く張られるようになっている訳です。なぜなのか?老舗のメーカーのアコギは、最近みなこのような形になっています。たしか以前、30~50年以上前は、このような加工は見られなかったのですが・・・
サドルは形状により音が変わります。鋭角で弦を張るとクリアーなキツイ音色に、丸く削る特にネック側を、サドルと弦が共鳴してソフトな、こもったような音になります。また、ブリッジピン側はある程度角度をつけないと、弦を巻き上げても音程が上がらず切れてしまいます。いま研究中です。
”MADE IN INDONESIA"のラベルが貼られていますが、エピフォンはアメリカのギター老舗メーカーで、あのポールマッカートニーも使っていました。なぜインドネシアで作られているのか、たぶん良い材質の木材がとれるからでしょう。
ちなみにポールは、ビートルズでは茶箱といわれているギブソン(すみません、改めて調べたら「ギブソン」ではなく「へフナ―」でした。ずっとギブソンだと思ってた。2020.6.17訂正)のエレキベースを弾いていますが本当はギターの名手で、ギターは世界一上手いといわれています。ギターやベースだけでなく、ピアノやドラムなど楽器演奏の天才です。音楽的才能が、凄い!
何をイメージしたマークだろう・・・?
わかりました、つまり”Epihone”のEですね。なんだ、そういうことか。
-追伸-
張られていた弦は古かったので、ヤマハのライトゲージとその他あったものを適当に選んで張り替えたのですが、音が画期的にもの凄く!変わりました。こんなに違うものなんだ・・・と改めて感じた次第です。まあ、それだけ高いポテンシャルを持ったギターだったということですね、安かったけど。それにしても、イイ音してるなぁ・・・
ギブソンは、ピックを用いて弾くストローク・ピッキングに、マーチンは単音のアルペジオやフィンガーピッキングに向いていると感じているのですが、このエピフォンは、どちらかというとフィンガーピッキング向きかな。ギブソンはパワフルな音がしますが、このエピフォンはマーチンとも違うけど、ちょっとキラキラした音がします。マーチン、持っていないけど。こうなると、マーチンも欲しくなってきたなぁ・・・w…
高校の時にグループを組んでいた友人が、マーチンを持っているので、今度合わせてみようと思ってます。ウッドベースもあるそうなので、ほんと久しぶりに弾いてみたいな。いよいよ50年前に戻って、オヤジバンドの復活だw…
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