台湾ワン!(Taiwan One!)

台湾にまつわる様々な話、中国語教室の出来事、日々の生活...

「体験的中国語の学び方―わたしと中国語、中国とのかかわり 」

2010年04月13日 | おすすめの本
 NHKのラジオ、テレビ講座でおなじみの荒川清秀氏の著書。ご自身の経験から、中国語学習についてこと細かいアドバイスが詰まった一冊。意外とそんなところが大事だったのか!を気づかせてくれる本。

中国語のレベルによって、この本への理解度も異なるでしょう。一度読んだら本棚に飾ってしまうのではなく、ときどきめくってみる読み方を勧めます。

辞書の解析やNHK収録の話、ドイツ語などほかの言語との関わりは、直接中国語学習には関係がないが、なにかのヒントになるでしょう。

何年も勉強してきたのに、いっこうに上達しないと嘆く方は、ぜひ一読していただきたい。



「体験的中国語の学び方―わたしと中国語、中国とのかかわり 」
単行本: 254ページ
出版社: 同学社 (2009/12)
ISBN-10: 4810202186
ISBN-13: 978-4810202182
発売日: 2009/12
商品の寸法: 19 x 13 x 2.2 cm


体験的中国語の学び方―わたしと中国語、中国とのかかわり



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中国語教室教材ー漢語大師1~4

2009年11月03日 | おすすめの本
2009年10月以降「繁体字+ローマ字発音」の個人レッスン教材。
いままで見てきたなかで、今のところベストなのでぜひご紹介したい。

本文は台湾、中国,香港等、現地事情の理解に参考になる話題が多い。



練習はとにかく多い。

実践的な練習問題



総合実力が鍛えられる開放的なイラスト練習問題



決まった答えのない穴埋めの練習問題もある



最後はQ&A形式で自分の言葉で本文を説明するトレーニング



日本語対訳:
・本文:1・2冊あり、3・4冊なし
・単語集の中の例文:1~4すべてあり


・練習問題:1~4すべてなし


1冊目から練習問題の例文に日本語対訳を載せないのは、
いったん日本語に置き換えずにストレートに中国語の構文感覚を身につけるのが狙いかと。

全体的な印象としては、ほかのテキストと比べて、すぐに会話に加えられるイキイキ表現が多い。開放的な練習問題が多いため、受け身を脱して発信型のコミュニケーションの養成にたいへん役立つ。

唯一の難点というか、もうちょっと工夫がほしい点は「発音の標記」
1)本文とは別仕立てなので若干不便
2)レベルが上級にいくほど、徐々に発音の標記を減らすなり、目立たないように小さくしたり色を薄めたりしたいところだが、1~4はもれなく漢字のあるところすべて標記あり、それにローマ字が大きくて目立つためつい目がいってしまう。漢字がなじみにくい国の学習者を意識してか?そのへんは不明。






■全4冊 初版2007年
■定価:1~2冊(CD付き)600元、3~4冊(CDなし)500元
■解説:英語版、日本語版
■書体:繁体字版、簡体字版
■CD:男女計2名による収録。1回目がゆっくり目で2回目が通常スピード
(台湾人の中国語発音はよくザツで無力的といわれるが、これはいたって標準的で聞きやすい)


師大書苑、誠品書店などで購入可

ネットでは博客来網路書店も購入可能

※師大書苑と博客来網路書店が10%OFF







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事件簿学日文ー会話知識弾

2009年03月17日 | おすすめの本
台湾中文を習いたい方は、よい繁体字の教材がなくて困ってらっしゃる方も多いのでは?

日本にいると、繁体字のテキストを探すのって、ホントに苦労しますね。

でも、台湾に行ったら、本屋さんが中文テキストの宝庫だ。なぜ?

確かに台湾だから、台湾中文の勉強本がたくさんあってもおかしくない。

しかし、内容はどれも似通っていて新味がない。

今回ご紹介するのは、それとは別のもの。

台湾は日本語を習う人が多く、そのため日本語テキストが山ほどある。

それをいかさない手はない。

本屋でいろいろ見て、わたし的に一番おすすめなのが、これだ。

「事件簿学日文ー会話知識弾」

CD2枚ついて、特別価格299元(1000円程度)。
ISBN 986-6977-12-9

テーマは台湾人が日本に来て困らないためのもの。
定番の「ホテル編」、「道を尋ねる編」はもちろん、コンパ編、温泉編、コンサート編(台湾からわざわざ見に来る人いるものね)、CD屋さん編、プリクラ編など、普通のテキストには出てこない面白いテーマ盛りだくさんだ。
【テーマ】


中国語の言い回しは、中国語のテキストじゃないから、中国語テキストによく見る不自然で「そういわないなぁ」的な表現が一切見当たらない。逆にずばり「いういう!」の表現ばかりで、ナチュナルな台湾中文を勉強したい日本人にはぜひすすめたい。

1つのレッスンにはマンガ(会話練習できる)と短文練習からの構成。
【PART1~マンガ】


【PART2~短文】


ついてる2枚のCDは短文を日本語→中国語で読み上げていて、日本人にとって好都合。日本人には日本語を聞いてから中国語を聞くほうが自然に状況に入れるからだ。

最後に、難点といえば、やはりあくまで日本語の勉強本なので、中国語の発音が振ってないところ。それと、マンガの中国語の字が小さくちょっと読みづらい。

シリーズにはほかに「単語知識弾」があるので、こちらも合わせて手にとってみるといいと思います。



【背表紙】





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中日大辞典

2009年01月09日 | おすすめの本
 「とにかく群を抜いて詳しい!」の一言につきる。小学館また講談社などの「中日辞典」より値段も場所もとるが、内容は幅と深さが違う。本格的に中国語を勉強したい人には「かゆい所に届く手」的な一冊。

「中日大辞典」大修館書店 愛知大学中日大辞典編纂処編集 
1987/02
¥9,030
ISBN-10: 4469012157
サイズ19.6 x 15 x 7.4 cm



中日大辞典



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日記で学ぶ中国語日常表現

2008年08月18日 | おすすめの本
 日頃から中国語にふれるよう、生徒さんによく日記をつけることを勧めている。
 外国語で日記をつける経験者ならわかるが、日記って意外と動詞・名詞の習得や文のパターンの実践に役立つ。
 
 逆の言い方をすると、みなさんが中国語を勉強するなか、意外と簡単な動作が言えなかったり、身近な出来事の描写ができなかったりする。

 それを補うのがこの本。日常の動作や出来事をこと細かく文章化してくれている。「文章化している」というと堅く聞こえるが、実際そのまま会話にいかせる内容ばかり。

 初級から中級を目指すレベルなので、内容は難しすぎず、フレーズが無理なく丸ごと頭に入りやすい。題材も身近で新しい。

 構成としては、本文→日本語訳→語句解説→関連単語&表現。「日本語訳」は直訳に近い(日本語から中国語に訳し直しやすいためか)。

 文法の解説は極力抑え、文パターンの練習もないが、「語句解説」が類を見ないほどとにかく充実している(そのため辞書を引くことなくスラスラ読める)。

 最後のテーマに沿った「関連単語&表現」も気の利いた「孫の手」。

 日常の動作や身近に起きていることを中国語で言えるようになりたい人の必見の一冊。

「日記で学ぶ中国語日常表現」DHC 周啓虹著 
2005 1,900円(+税) 159page 
ISBN 488724407X サイズ150mm×210mmx13mm

日記で学ぶ中国語日常表現 (CD book)





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中国語虎の巻

2008年04月26日 | おすすめの本
この本は日常生活によく使う表現を中心に、15章に分けて辞書やテキストを引いても答えが見つからない「もやもや」の疑問に答える。

つい使っちゃう誤用等、中・上級を目指す学習者の「軌道修正」にためになる一冊。硬い文法書と違って、今流行りの雑学的なタッチで読み進みやすい。

文庫本サイズで、通勤中等に読むのに最適。


「中国語虎の巻」東方書店 榎本英雄監修/彭飛著 
2004 1,200円(+消費税) 264page 
ISBN 4497204219 サイズ110mm×180mmx15mm

日記で学ぶ中国語日常表現 (CD book)





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中国語表現文法ー28のポイント

2008年03月12日 | おすすめの本
結論から言うと、新書サイズのわりに中国語表現をコンパクト&システマティックにまとめた一冊。

全編は存現、比較、可能、疑問など28のポイントを取り上げている。各ポイントは次の展開:
1)表現形式:どういう表現形式があり、それぞれの特徴を説明。鳥瞰的に文法をおさえるのに役立つ。
2)相違点の比較:類似表現形式を比較説明。一般の勉強本にない使い方の違い・注意点を要領よくまとめる。
3)疑問解決:それぞれの表現形式を活用する際に起こりやすい問題に答える。

本書唯一の難点「例文の日本語対訳がない」を除けば、かなり完成度の高い一冊。

「中国語表現文法ー28のポイント」東方書店 張黎・佐藤晴彦著 1999.11 定価2,200円(+消費税)187page ISBN 4497995666 サイズ178mm×112mmx20mm

中国語表現文法?28のポイント






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日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語

2008年01月16日 | おすすめの本
 「中国語翻訳作法ー文の理解から訳出のプロセスまで」の前作。

 日本語と中国語を細部から観察し、その違いを独自の見解で解き明かす。読み進むにつれ、通訳・翻訳は単に言葉の置き換えだけではなく、相手のバックグラウンドまで配慮した組み立てが必要だと認識される。

 取り上げる表現は日常生活、テレビ、新聞など、普段目にしているわりに問題にすることが少ないものばかり。読み終わったら、みなさんも周りの日本語が「これ、中国語だとどうなるの?」と考えてしまうかも。

「日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」東京図書 王浩智 2004.11 定価2,200円(+消費税)235page ISBN 4-489-00720-5 サイズ150mm×210mm


日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語




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中国語翻訳作法ー文の理解から訳出のプロセスまで

2008年01月16日 | おすすめの本
 前著「日本語から学ぶ中国語・中国語から学ぶ日本語」から1年後の作品。

 日中・中日の対訳はなぜかスムーズにいかない。そんな経験ありませんか?本書はその原因解明に役立つ一冊。

 テレビ、新聞などで目にする表現を例に、日中表現のギャップを明らかにする。「なるほど!」と合点すること間違いなし。

「中国語翻訳作法?文の理解から訳出のプロセスまで」東京図書 王浩智 2005.12 定価2,200円(+消費税)235page ISBN 4-489-00720-5 サイズ150mm×210mm


中国語翻訳作法?文の理解から訳出のプロセスまで


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入門を終えたら「語感を磨く中国語」

2007年08月20日 | おすすめの本
初級から中級にレベルアップのための1冊。

おすすめポイント:
1)1課が6ページと決まっていて、コーナーも途中で切れないすっきり編成。見やすい!

2)シチュエーションはツアーの予約、映画館、PCウィルスの話、休日の予定、新築マンションの見学予約など、生活的なテーマでも目新しいものを取り上げてる。「覚えるだけ得する」の実用表現ばかり。
(※ただし台湾では使わない言い回しもあること、言っておきます)

3)日本人ならやってしまいそうな誤用例文から正しい表現を学ぶ練習問題が用意されている。ミスを未然に防ぐ意味では、非常に効果的。

4)各課の最後は、中国語が写ってる中国の街角の写真でいまどきの中国を紹介する。

■収容内容:26課(衣食住など多方面)。CD1枚付。
■書体・発音:簡体字、ローマ字発音
■各課の展開方法:会話式本文、単語、本文の訳、語釈解説(本文中の文句の突っ込んだ解説)、重要な文法解説・例文、練習問題、街角の中国語。

「入門を終えたら語感を磨く中国語」NHK出版 楊凱栄 定価2,400円(+消費税)191page ISBN 978-4-14-039-449-6 サイズ150mm×210mm


入門を終えたら語感を磨く中国語?NHKラジオ中国語講座 (CDブック)




中国語教室のお申込みは台湾人による中国語教室「T-Chinese」
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