台湾ワン!(Taiwan One!)

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我家的年菜(我が家のお正月料理)

2011年02月15日 | 台湾の話
「来るもの拒まず(來者不拒lai2 zhe3 bu2 ju4)」わたしは、何でもおいしく食べられるが、日本のおせち料理に関してはすすんで食べたいと思わない。その理由は、寒い冬なのに腹を冷やす冷たい食べ物は無理!そして味付けが不自然に濃い!(好きな人は悪しからず)

今回は実家の2011年お正月料理をご紹介。

毎回のお正月帰省は、自分の中では「母の手作り料理を食べるのがつとめ」、もちろん良い意味で。ほかのご家庭はわからないが、母は、せっかく子どもや孫たちみんな帰って来てるからと、普段食べられないだろう豪勢な料理に腕を振るう。どっからそんな数々のアイディアが出てくるんだろうと、毎回の食事には脱帽してばかり。

日本人の発想みたいに、お正月くらいは母を休ませてあげたいが、母としては家族のためにせっせと料理を食卓に運ぶのがうれしいだろうな。お母さん!無償な愛情、本当にありがとう。

実家のある「佳里」は養殖業の盛んな西海岸にほど近く、毎日のように、親戚のおじちゃんやおばちゃんがとれたての魚やエビ、カキなどを持ってきてくれる。新鮮そのものの海の幸を思う存分食べられるのも、芝えび一匹いくらの日本に住む自分には、このときにしかできない贅沢。

■大晦日の「火鍋huo3 guo1」。肉やエビ、魚の薄切りはしゃぶしゃぶして食べる。おつまみに「烏魚子wu1 yu2 zi3」。


■時計回りに昆布の巻物、カキフライ、トマトの野菜炒め、蒸し魚、青菜の野菜炒め、大根と椎茸の三枚肉スープ煮、真ん中の黒いスープは烏骨鶏wu1 gu3 ji1。ちなみに、おかずがたくさんあっても、スープは必ずつくもの。昔の人は食事中に水分をとりすぎると胃液が薄まるから消化に悪い(対消化不好)ということで、スープは最後(湯最後喝)というのが常識。


■ほかにも...(其他還有)


■カレーはあくまでおかずの中の一つに過ぎない({口加}{口里}只是配菜的其中之一)



■おかずが多過ぎて、スープがテーブルに載らないときもある。その場合は、とりあえずほかのところでスタンバイ(先放在別的地方)。




■大所帯の食事。今回最多人数、赤ちゃんと写真を撮る張本人を入れて15名。


■食事の後、皿の数半端じゃない。幸い、働きものの食洗機(洗碗機)がついている。



■お正月も終わりに近づき、兄弟の家族がまたそれぞれのところに戻り、実家の食卓も徐々にコンパクトに。(写真は両親と写真を撮る張本人と、まだ台北に戻ってない妹と二人の甥っ子の6人の食卓)







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