台湾ワン!(Taiwan One!)

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<之間>(「...の間」)

2019年05月15日 | 日々の日記帳
(圖片截自誠品網路書店)

這次回老家,我媽指著放在客廳茶几上的書<之間>說「你知道誠品的老闆跟我們有親戚關係嗎?」,我搖搖頭,接著她又說「這本書是他過世後送給親友閱讀的.我是一年看不到一本書的人,這本書卻讓我有興趣看下去,而且看到心有所感處還會掉下眼淚」.
今回実家に帰省したとき、リビングのテーブルに置かれた本「...の間」を指しながら、母は「誠品の社長とうちとは親戚関係って知ってる?」と口を開いた。「ううん」と答えたら、「実はこれ、その方が亡くなってから親戚に配られた本なの。私は年に一冊も本は読めないような人間なのに、どんどん読み進めたくなるし、あるあるって感極まって涙を流すこともあるの」と母は続く。

趁在家的時間把整本看完才發現,原來誠品的老闆是白手起家,而且就跟我們父輩的人一樣也過過那種沒雙像樣的鞋子可穿,受寒受凍的漁村苦日子,
家にいる間に読み終えた。実は誠品の社長はゼロからのスタートで、しかも、幼いころ履けるような靴もなく苦労の多い漁村暮らしを体験した方だった。

更讓人驚訝的是,裝潢時尚格調洗鍊的誠品,竟然熬過了十幾年赤字的歲月,要是站在投資報酬率的角度,這家書店早已銷聲匿跡了.
さらに驚くことに、内装がスタイリッシュで洗練されたイメージの誠品は、なんと十数年もの間、赤字経営を耐え忍んでいた。費用対効果の観点なら、とっくに姿を消してもおかしくなかったのに。

而老闆堅持不打退堂鼓,是因為想提供人們能感受到優質文化氣息的閱讀休閒空間.這就是為什麼我們到誠品,會看到那麼多人席地而坐卻習以為常的原因吧!
それでも経営を続けてきた理由は、文化的素養が織り込まれた素晴らしい閲覧空間を提供したいからだと。なるほど、誠品にいくと、当たり前のように多くの人が床に座ってる理由はここにあったようだ。

一直以來,我對誠品的印象總是停留在「東西只能拿來觀賞流流口水,要買再等個八百年」,但這次回到台北,走在中山地下街,我第一次很大方地(自認)敞開荷包,支持這個生於台灣本土,為了台灣本土而努力的時代領航者.
長い間、「冷やかしに行く分はいいが、買える日はまだまだ先だ」というのは私の誠品へのイメージだったが、今回は台北の中山地下街で豪快に(自分ではそう思う)財布の紐をほどいた。台湾という地で誕生し台湾のために尽力してきた時代の先駆者のために。

誠品網路書店資訊 
誠品ネット書店からの情報
<之間:誠品創辦人吳清友的生命之旅>
(「...の間:誠品創設者吳清友氏の人生の旅」※私訳

台北中山地下街誠品有設置專區介紹這本書(2019年5月拍攝).
台北の中山地下街の誠品に本書の特設会場(2019年5月撮影)




話說誠品即將在2019年9月於東京開店,相信一定能提供東京的民眾不同的文化體驗,祝福他們在東京落地成功!!
そういえば、誠品は2019年9月の東京店オープンを控えている。きっと東京の人々に異なる文化的体験を提供してくれることでしょう。ランディングの成功を祈ります!

誠品生活日本橋 - 台湾の大手書店がコレド室町テラスに日本初出店!(Being-Happy.jp記事)



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