グッドぐんま 2

ぐんま大好き! 群馬のちょっとイイものや身近な自然を再発見

早朝虫見散歩 カブトムシ、ノコギリクワガタ、ウスバキトンボなど

2013年08月15日 20時31分45秒 | 自然観察
今日の前橋の最高気温は35.7℃。
私が小学生の頃、休み中も規則正しい生活をするようにとの指導があり、夏休み中の一日のスケジュール表などを作成させられたものです。
朝の涼しいうちに宿題をして、外で遊んだりするのは、10時過ぎから・・・。というのが当時の模範的時間割でしたが、酷暑の現在では、涼しいうちに外で遊び、10時前には家に戻って、エアコンの効いた室内で勉強する。というのが小学生の正しい夏休みの過ごし方のような気がします (^^;)

今日は夏休み。(今週は火曜日、木曜日と飛び石で休ませて頂きました)
猛暑日の予想だったので、早朝の涼しい時間に嶺公園で虫見散歩。
コバギボウシ




カブトムシ


ノコギリクワガタ


大顎が直線的な小さなオスでしたが、しっかりとメスをガードしていました。

この後、私がさらにカメラを近づけたら、自分だけ死んだふりしてポロリと地面に落ちてしまいましたけど・・・ (^^;)

アシグロツユムシの幼虫


ミズヒキにとまっていました。


マユタテアカネ


ナツアカネ


ウスバキトンボ

ウスバキトンボは世界中の熱帯から温帯にかけて広く分布するコスモポリタン種。日本でも全国で見られますが、寒さに弱く4℃以下の低温では死滅してしまいますので、ごく一部の地域を除き、日本では越冬することはできません。
日本で見られるウスバキトンボは、南方からやって来て、短期間に世代交代を繰り返しながら、北へ北へと移動していきます。前橋周辺では7月中旬頃から群れて飛ぶ姿を見かけるようになります。
そして冬が訪れると日本に渡ってきたウスバキトンボの子孫たちは辿り着いた地で死に絶えてしまいます。ウスバキトンボたちの旅は北へ向かう一方通行。
お盆の頃、たくさん見られるようになるので、「精霊とんぼ」と呼ぶ地方もあるそうです。
逞しさと儚さを併せ持ったトンボですね。


ウスバキトンボは、昼間は飛び回ってばかりで、ほとんど止まることがありませんが、朝方と夕方には木や草にぶら下がって止まる姿が見られます。



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