この時期は、コイ科魚の産卵の季節。
水産試験場でも、コイやフナなどの採卵で担当者は大忙し。
水産試験場で採卵を行っているコイ科魚は、コイ、キンブナ、ギンブナ、ホンモロコなどです。
これらの魚は、水草などに卵を産みつける性質があるので、ポリエチレン製シートをコンブのような形状に加工した人工水草(人工魚巣)を産卵基材として使います。
水しぶきを立てて産卵するコイ
親魚を澄水の池に移し、水面に人工水草を浮かばせておくと、夜から早朝にかけて卵を産みます。
コイは体が大きいので、産卵シーンも迫力満点です。
ギンブナ
ギンブナは面白いことに、オスがほとんど存在しません。特に関東以北ではメスばかり。
メスしかいなくて、どうして増えることができるのかと言うと、他魚種のオスに協力?してもらっています。
ギンブナの卵は他魚種の精子の刺激で発生を開始するのです。
採卵をするときには、キンギョのオスを使います。
生まれた稚魚はギンブナとキンギョのハーフにはならず、すべて母親と全く同じギンブナになります。
不思議な魚です。
ギンブナの卵
ホンモロコ
ホンモロコは琵琶湖特産種の小魚で、コイ科魚の中では、特に美味しい魚と言われています。
人工水草を池に入れるとあっという間に親魚が集まって、産卵を始めます。
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★
ニワゼキショウ
ニワゼキショウは北アメリカ原産の帰化植物。“雑草”の中では、抜群の美人さんです
クビキリギス
一見、ショウリョウバッタと見間違えそうな体型ですが、キリギリスの仲間。
成虫で越冬します。
水産試験場でも、コイやフナなどの採卵で担当者は大忙し。
水産試験場で採卵を行っているコイ科魚は、コイ、キンブナ、ギンブナ、ホンモロコなどです。
これらの魚は、水草などに卵を産みつける性質があるので、ポリエチレン製シートをコンブのような形状に加工した人工水草(人工魚巣)を産卵基材として使います。
水しぶきを立てて産卵するコイ
親魚を澄水の池に移し、水面に人工水草を浮かばせておくと、夜から早朝にかけて卵を産みます。
コイは体が大きいので、産卵シーンも迫力満点です。
ギンブナ
ギンブナは面白いことに、オスがほとんど存在しません。特に関東以北ではメスばかり。
メスしかいなくて、どうして増えることができるのかと言うと、他魚種のオスに協力?してもらっています。
ギンブナの卵は他魚種の精子の刺激で発生を開始するのです。
採卵をするときには、キンギョのオスを使います。
生まれた稚魚はギンブナとキンギョのハーフにはならず、すべて母親と全く同じギンブナになります。
不思議な魚です。
ギンブナの卵
ホンモロコ
ホンモロコは琵琶湖特産種の小魚で、コイ科魚の中では、特に美味しい魚と言われています。
人工水草を池に入れるとあっという間に親魚が集まって、産卵を始めます。
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ニワゼキショウ
ニワゼキショウは北アメリカ原産の帰化植物。“雑草”の中では、抜群の美人さんです
クビキリギス
一見、ショウリョウバッタと見間違えそうな体型ですが、キリギリスの仲間。
成虫で越冬します。
一目で違いが分かるので、金魚を使っています。
とんとん広場に行かれたのですね(^^)
子孫を残そうと頑張った他の魚の♂は少し可哀想にも思えます(^^;)
ニワゼキショウ、ご近所の草地や芝生をさがしてみて下さい。よく目にする草なので、きっと見つかると思いますよ(^^)
ギンブナは、「マブナ」とも呼ばれる一番ポピュラーなフナです。
昔々、そのまた昔、フナの中で交雑が起こり、
偶然、ギンブナが誕生したのだと思いますが、
雌性発生で増えるとは、面白い魚ですね(^^)
他の魚の精子は、ギンブナの卵が発生を開始する刺激となるだけで、遺伝的には全く関与しません。
コイ科というと、コイ、フナが頭に浮かびますが、
淡水魚の中では大きなグループで細長い流線型の魚もいるんです。
金魚も役にたっているのですねぇ。
そういえば今年はまだニワゼキショウにあっていません。
とんとん広場の記事をリンクさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
不思議で不思議でたまりません(@_@;)
ならば自分の力だけで、産卵もできそうですが…本当に不思議です!
ニワゼキショウ初めて見ました。
雑草ですか?思わず庭先に欲しいと思ってしまいました(^_^;)
「ギンブナ」が仕掛けにかかっていましたが、
こんなに不思議な魚だったとは。
興味深いですね。
オスが他の魚なのに、どうして皆ギンブナになるんだろう??
何だか突き詰めたくなってきました。
産まれたギンブナもメスばかりなんですか??
フシギです。
ホンモロコは、コイ科の魚じゃないみたいですね。
魚には学がない私。「コイ」というと、錦鯉か黒い色の鯉しか浮かびません…(笑)