グッドぐんま 2

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かんな川水辺の楽校 小学校の校外学習

2011年05月19日 23時04分20秒 | 自然観察
藤岡市本郷の神流川にあるかんな川水辺の楽校
今日は藤岡市立第一小学校の4年生が遠足&校外学習で水辺の学校を訪れました。
プログラムは、水生昆虫、魚類、陸上の昆虫の観察とパークゴルフ体験。
私は水生昆虫観察の講師を担当しました。

児童到着

元気よく挨拶してくれました。

せせらぎ水路で水生昆虫採集


採集した水生昆虫を分類


ヒゲナガカワトビケラ、ナベブタムシ、チラカゲロウ (カワゲラ類の抜け殻も見えますね)


シロタニガワカゲロウ 


ヘビトンボ 


この他に、コオニヤンマのヤゴ、サナエトンボの仲間のヤゴ、赤とんぼのヤゴ、カワトンボの仲間のヤゴ、ガガンボ、シマトビケラの仲間、ナガレトビケラの仲間、ヒラタカゲロウの仲間、マダラカケゲロウの仲間、ニンギョウトビケラ、ヌカエビなどが見つかりました。

モンカゲロウ(成虫)


かんな川水辺の楽校で見かけたその他の動植物
ツチイナゴ 

成虫で越冬します。

眼の下の涙のような模様が特徴。


マクガタテントウ 

小型のテントウムシです。

ジョウカイボン 


ヤマトシリアゲ 

オスのお尻がサソリのように上にそっているのが名前に由来。

ダイミョウセセリ 


アジアイトトンボ 

水草に産卵していました。

水辺で吸水していたセイヨウミツバチ


ヨコヅナサシガメ 

中国、東南アジア原産の外来種。昭和初期に貨物に紛れて九州に入ってきたと考えられています。関東地方には1990年頃に侵入したようです。最近では群馬県内でも普通に見られるようになりました。

オオヨシキリ 

オオヨシキリの囀りを聞くと、夏が近いという感じがしますね。

ホオジロ 


ノイバラ 


ナヨクサフジ 



ヨーロッパ原産の帰化植物。ナヨクサフジを漢字で書くと「弱草藤」。なよなよした草藤という意味ですが、各地の河川敷などで大繁殖しており、在来植物への悪影響が懸念されます。

校外学習の締めくくりとして、児童の皆さんにナヨクサフジ駆除をやってもらいました。

藤岡市立第一小学校4年生の皆さん、ご苦労様でした(^^)

実は、このナヨクサフジ退治の作業中に、ちょっとした“事件”が発生したのですが、そのことについては、また明日・・・。







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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よっちゃんへ (こにタン)
2011-05-20 21:47:58
ちょっとコワイものが、出てきました・・・
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つちやさんへ (こにタン)
2011-05-20 21:47:21
子どもたちは大喜びで、流れの中で生き物を捕まえていました(^^)

散歩中にでも、ちょっと草むらを覗くだけでもたくさんの生き物が見つかると思います。
身近な自然観察していると、外来種のあまりの多さに怖くなることがありますが。。。
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Unknown (よっちゃん)
2011-05-20 20:56:41
事件発生ですか・・・・・・気になります♪
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野外学習 (つちや)
2011-05-20 05:45:55
お早うございます

子供たちとの野外学習楽しそうですね。
私が子供のころはこんな学習はありませんでした。
水生昆虫、魚類、陸上昆虫と勉強させて貰いました。
一度には覚えきれませんね。
機会あるごとにその場に触れてみたいと思います。
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