昨日の日曜日、朝の鳥見の後は、ニホンカワトンボを観察。
夏鳥ウォッチング場所の雑木林の横を流れている水路にて
無色翅型
橙色翅型
上の2匹、翅の色が全然違いますが、どちらも同じニホンカワトンボです。
その後、嶺公園へ
湿生花園を歩いていたら、いわゆる“おつながり”(タンデム)のペアを発見。
今シーズンの嶺公園ではニホンカワトンボ初認。やや発生が遅れているようです。
すぐに2匹はきれいなハート型になり、交尾。
まさに、ラブ注入って感じですね (^^)
そして、交尾の後、メスは水辺の朽ち木に移動して産卵を始めました。
カワトンボの仲間は、水草の組織に卵を産み付けるものだと思っていたのですが、朽ち木で産卵を始めたので、少しびっくり。でも、後で調べてみたらニホンカワトンボは産卵基質に朽ち木を選ぶことが少なくないようです。
ニホンカワトンボ Mnais costalis なわばりと産卵 神戸のトンボ
相方のオスは、メスが産卵している間中、近くの葉に止まっています。
位置関係はこうです↓
「メスが産卵しているのを近くでじっと見守っているなんて、トンボのオスって優しいのねぇ。うちのダンナと大違いだわぁ~」と思った、そこの奥さま。
残念ですが、トンボのオスはお産をしているメスを優しいまなざしで見守っているという訳ではありません。実は、トンボの世界には「精子置換」という精子競争があり、オスはメスと交尾する際に、先にあった他のオスの精子を掻き出し、それから自分の精子を渡します。トンボのオスは自分の子孫を残すためには交尾後もメスから片時も目を離すことはできません。
トンボのオスはメスを見守っているというよりは、浮気をしないように監視していると言った方がよいかも知れませんね。
虫の精子金庫/虫の雑学 (社)農林水産技術情報協会
ニホンカワトンボを探しながら歩いている途中で見つけたコサメビタキ
つぶらな瞳がカワイイなぁ (^^)
水浴びして羽繕い中だったエナガ
夏鳥ウォッチング場所の雑木林の横を流れている水路にて
無色翅型
橙色翅型
上の2匹、翅の色が全然違いますが、どちらも同じニホンカワトンボです。
その後、嶺公園へ
湿生花園を歩いていたら、いわゆる“おつながり”(タンデム)のペアを発見。
今シーズンの嶺公園ではニホンカワトンボ初認。やや発生が遅れているようです。
すぐに2匹はきれいなハート型になり、交尾。
まさに、ラブ注入って感じですね (^^)
そして、交尾の後、メスは水辺の朽ち木に移動して産卵を始めました。
カワトンボの仲間は、水草の組織に卵を産み付けるものだと思っていたのですが、朽ち木で産卵を始めたので、少しびっくり。でも、後で調べてみたらニホンカワトンボは産卵基質に朽ち木を選ぶことが少なくないようです。
ニホンカワトンボ Mnais costalis なわばりと産卵 神戸のトンボ
相方のオスは、メスが産卵している間中、近くの葉に止まっています。
位置関係はこうです↓
「メスが産卵しているのを近くでじっと見守っているなんて、トンボのオスって優しいのねぇ。うちのダンナと大違いだわぁ~」と思った、そこの奥さま。
残念ですが、トンボのオスはお産をしているメスを優しいまなざしで見守っているという訳ではありません。実は、トンボの世界には「精子置換」という精子競争があり、オスはメスと交尾する際に、先にあった他のオスの精子を掻き出し、それから自分の精子を渡します。トンボのオスは自分の子孫を残すためには交尾後もメスから片時も目を離すことはできません。
トンボのオスはメスを見守っているというよりは、浮気をしないように監視していると言った方がよいかも知れませんね。
虫の精子金庫/虫の雑学 (社)農林水産技術情報協会
ニホンカワトンボを探しながら歩いている途中で見つけたコサメビタキ
つぶらな瞳がカワイイなぁ (^^)
水浴びして羽繕い中だったエナガ
素晴らしい色合いのニホンカワトンボの画像ですね。
トンボの生態も詳しく解説されていて勉強になりました。
嶺公園は墓参で毎月行きます。 ミズバショウの辺りでしょうか。
こんなチャンスに出合えるか探してみたいものです。
そんな日は、カワトンボの涼しげな姿を見ると
暑さを忘れられます。
嶺公園では、水芭蕉の湿生花園や菖蒲園で見られます。