先日、書店で目にして思わず手にとった本
魚は痛みを感じるか? ヴィクトリア・ブレイスウェイト・著 高橋洋・訳 紀伊國屋書店
本の帯には“考えたこともなかった!”と書いてありますが、私の場合は商売柄、当然このことについて考えたことはありました。仕事やプライベートで魚と付き合ってきて、私は魚にもヒトの痛みに似た感覚はあり、それは魚にとって不快なことであるだろうが、ヒトの感じる痛みとそれによる苦痛と比べれば、魚のそれははるかに小さなものだろう・・・と漠然と考えていました。
著者らは、巧みな実験と検証を重ね、「魚は痛みを感じるか?」という疑問に答えを見出しました。
結論は「魚も哺乳類や鳥類と同様に傷みを感じ、苦しむ能力がある」。
きちんとした論拠を示しながら、こう言われてしまうと、魚を扱う仕事をしている者としては心中穏やかではありません。
でも、魚の関係者として「魚の福祉」という問題にも正面から向き合う必要はあるよなぁと思いました。
おまけ
今宵の月
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魚は痛みを感じるか? ヴィクトリア・ブレイスウェイト・著 高橋洋・訳 紀伊國屋書店
本の帯には“考えたこともなかった!”と書いてありますが、私の場合は商売柄、当然このことについて考えたことはありました。仕事やプライベートで魚と付き合ってきて、私は魚にもヒトの痛みに似た感覚はあり、それは魚にとって不快なことであるだろうが、ヒトの感じる痛みとそれによる苦痛と比べれば、魚のそれははるかに小さなものだろう・・・と漠然と考えていました。
著者らは、巧みな実験と検証を重ね、「魚は痛みを感じるか?」という疑問に答えを見出しました。
結論は「魚も哺乳類や鳥類と同様に傷みを感じ、苦しむ能力がある」。
きちんとした論拠を示しながら、こう言われてしまうと、魚を扱う仕事をしている者としては心中穏やかではありません。
でも、魚の関係者として「魚の福祉」という問題にも正面から向き合う必要はあるよなぁと思いました。
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なので、魚については釣ったら食べる、というか食べる分だけ釣る
人間は雑食ですから
でも、魚の口に穴をあけてリリースする、ルアーやフライは好きになれませんでしたね
まあ、人によって色々ありますけどね(^_^;)
コストとベネフィットで考えるべきであるとずっと思っていたのですが
そこに「魚の福祉」という思想が入ってくると、そう単純にはいかなくなりますね。
悩ましい問題です。