

16時25分頃、上り山形行列車が通っていった。


自宅裏、神社の杉の樹に絡んでいるつたが黄色に紅葉。
杜の中、そこだけ黄色に色付いた杉の樹が垂直に上っている不思議な光景。


午後、およそ2ヶ月振りに給油。
123円/L, 1万円プリカを買っての値段、2ヶ月前は165円/L位だった。
40円/L以上値下がりした。およそ25%の値下がり。
もう20年も前の話になってしまうが、バブル期の土地の値上がりの時とよく似ている気がする。
あの時も限りある土地の値段、このまま土地は際限なく値上がりしていくものと誰もが信じて疑わなかった。
3ヶ月程前のガソリンの異常な値上がり、まさにバブル期の土地の値上がりと同じであった。
先細りの石油埋蔵量、中国やインドに於ける急激な自動車普及・・・・・を考えると当然かもと。
もうすぐ、200円/Lを超える勢い。果たしていくらで上げ止まりになるだろうか?と、誰もがそう思っていたに違いない。
しかし石油の値段は、どうも埋蔵量や、新興国の自動車普及とはあまり関係がなさそうなことに気づく。
僅か3ヶ月後、今やいったいいくらになったら下げ止まりになるのだろう・・・・・?かと、みんなそう思っているに違いない。
人が生存していくため最低限必要な、土地、資源、食料など、生命の根幹にかかわるものが、どうも世界のマネーゲームの対称に晒されるらしい。
毎日を精一杯まじめに働き、せめて自分達の家庭だけでもささやかな幸福を願う人達にとっては、マネーゲームは無縁の世界である。
もっとまじめに働く人達が素直に恩恵に与かれる世界に出来ないものだろうか・・・・?と。
ふと、そんなことを思ってしまった。