頭の中の魔界

2007-12-30 19:11:48 | 日記風
 年末年始にハリーポッターシリーズを  読破しそうな勢いです。
 只今、3巻目まで辿り着きました。

 いやー、年齢的な問題なのか、私も魔法使いになりたいっ、と思わないのが幸いです
 
 今頃の季節の、日本全国の主婦は魔法が使いたいとせつに願うことでしょう。
 家のお母様などそうです。三が日は主婦を休ませる為におせち料理などが存在する筈なのに、そこへ辿り着く数日の方が余程忙しいと言う・・・

 でも物事上手く行く時って、まるで魔法にかかってるようにスイスイ進みません?
 恋した時とか、まるで魔法にかかっているようなパワーを出しません?
 
 そういう意味では普通の人間にも十分魔法って使えるのでは・・・。
 
 どうもある頃から、疲れていると言うのか、なーんにもやる気が起きない日々が続いていたのですが、ふと原因が判ったような・・・。
 
 ライバルがいないからでは?
 競うってある意味大切。
 去年の今頃、凄い元気だったの。何でかって言ったら「絶対こいつに負けたくない」って人がいたから。

 今、いないのかも・・・。

 そりゃ年がら年中戦ってたらそれも疲れるんだけど。
 恋においての嫉妬心がちょっとした薬味の役割を果たすように。
 ライバルがいるっていうのはいい刺激剤にはなる。とにかく何を何処まで頑張らなくっちゃって、目安にはなるから。

 ・・・それがないのか・・・。

 なくてもいいから頑張りますっ。
 頭の中に仮想ライバルを作ってでも

 元気になろうって気になるのが、何より1番大事みたい
 

スターのパワー

2007-12-30 00:13:42 | 日記風
 ここ数日に渡ってフィギアスケートが放送されていました。

 スケートが出来ればつらいことなんかない。

 フリーの演技、この4分間で全てが変る。

 選手が、アナウンサーが様々な言葉が放送から流れてきました。
 
 会場のお客さんの声援にパワーをもらって。
 
 選手達がそう言っているのが凄いなって思うの。フィギアの選手なんてみんな10代か20代前半が大半でしょ。その年齢でそれだけのことが判ってるんだから凄い。
 
 私より精神的にはみんな大人なのかな。
 
 人より前に出るって、人から自然に背中を押されて、なのかもしれない。
 それには、本人の誰よりも頑張っている姿が人の心を動かす。

 中学生の頃、徒競走に自信のなかった私が、ふいに「頑張れっ」ってクラス中の声援を受けて却って緊張した。
 で、転んだ
 「頑張れっ」って声に萎縮したのね

 でもそりゃ逆だったな

 本人に力がないとそんなことになってしまう。
 私は大丈夫って思ってないとね。
 
 つか先生の本によく出てくる台詞だけど、
 『スターの華とはなにがなんでも最後をハッピーエンドにする力なんだ』(銀ちゃんが逝く)
 と言うのがあります。

 みんなの声援をパワーにできる力のことだろうな。

 私ってなんだろう?と思い、自分の全貌が見えない時期が長く続きました。意味のない苦しみが続きます。それはある種の喪失感を呼びます。
 自分の名前や現状や過去は判っている。
 でも自分が本当は何者か判らない。なんとも心もとない状態です
 
 私もちょっとずつ色んな方の声をパワーに代えてきています。
 もう「頑張れっ」の声に転んだりしないように

 思えば、ここへくるまでにずい分長い時間が掛かった気もする。
 けれどきっと行き着いてしまえば、ほんの一呼吸してるくらいの時間でしかないのかもしれない。