トリック＆ケイゾク

　ドラマ「トリック」が再放送されてました。
　タイトルのように霊能力を持つという者のトリックを暴き事件を解決していく話です。
　主人公が刑事でもなく探偵でもない、売れないマジシャンと科学者という組み合わせです。その２人が頼まれて乗り出す。
　乗り出す……と言うより名誉欲に駆られたり、時におだてられた科学者に売れないマジシャンが食べ物や代わりに払ってくれる家賃に釣られて巻き込まれていく……その２人の掛け合いが面白いドラマでした。
　霊力なんてものを出すせいか、日本の古い村や島に出向いていく、そんな趣向も雰囲気を作りました。
　新しいキャラクターと昔からある推理小説の村の掟だの伝説だのを上手く組み合わせた感じが良かったんでしょうね。

　多分、製作の方が同じなんですが、「ケイゾク」というドラマがありました。
　雰囲気が似てます。「ケイゾク」は刑事ものなんですが、刑事が殺害現場で死体のように横たわり、推理するというのは私が知る限りこれが最初だったように思います。

　刑事ものって本当はあまり好きではないんですが、これは好きでした。
　主人公の女性刑事がとても頭がいいのに、負のイメージの強いキャラクターで夢はお嫁さんに行くこと、みたいな単純明快な作りになってるところもメリハリがついて上手く感情移入ができました。
　
　どんな事件を扱ったかなんてまるで覚えてないんですが……。
　
　あんまりそれまで負のイメージの強い刑事ものの主人公ってなかった気がする。
　勧善懲悪を求めるものが多い中、刑事自体が苦悩を抱えているというのは、印象に残りました。
　これも９０年代という時代がさせたのでしょうかね。

　つかさんの「熱海殺人事件」なんてまさしく刑事自体が悩みを抱えてるものですが、それに一脈通じるものがあったと言えるのかな。

　って考えると私は苦悩を抱える主人公の話が好きなんだろうな……って思った。

　確かに。

　明るくカラッとした前向きな主人公があまり得意ではない。

　憧れはしますけどね、でも何か違うんだなって気もするのよね。
　胸の中で「そうだよね」と応援してしまうのは、悩みを抱えた主人公だった。

　そういう感じで「ケイゾク」は好きだったんですが、起きた事件はまるで覚えてないという……。
　あとでネットで調べてみますわ～。

優しさをひとすくい

　お粥、卵バージョンです。

怖い怖い、メールが怖い

　昨夜、遅くにメールが来てました。

　内容自体はたいしたことではありませんが、今の時期メールが来ることが怖い。

　元々なんですがあんまり楽しい、心に残るメールというのをもらったことがない。
　最近しょっちゅう、ケータイメールが受信してますがほぼＤＭです。
　
　そんなしょっちゅう受信しなくてもいいぞ。

　悪戯メールもされるしね～。

　「好きだよ」ってメールが来たんです。昔の先輩です。
　何故そんなメールが突然くるのだ？しかも結構深刻な話をしてる最中に？
　
　疑問が疑問を呼んでいたら、本人から（？）友達が勝手に出したとまた来ました。
　こっちが出した時間が遅かったので、勝手に返事を出した友だちが、そういう相手かな？と勘違いしたらしいです。

　勝手に出すかぁ～？
　ケータイどこおいてたんだぁ？

　今となっては笑い話ですがメールって誰が出したか判らないでしょ。
　どっちかっていうと気持ち悪い～（笑）って感覚が残りました。

　こちらも遅い時間に出したのでそれが悪いと言われればそうですが、意外と非常識な時間帯にしょっちゅう寄越すのもこの世界なんですけどね～。

　本当に心温まるメールをもらうということはないですね。

　ぶっちぎり仕事内容だけです。
　
　メール自体が、温かくない存在なのかしらねー。

トリトーン！

　この光景に「海のトリトン」の主題歌が流れました。

　水平線では海と空って本当にまじるんだ……。