前にも1度振れたことがありますが、改めて思い出してしまったので、再び記してみたいと思います。
旅立たれる前年2月に突然、作品を作れ、自分の推薦枠で岸田國男戯曲賞(演劇界の芥川賞と呼ばれるもの)に持って行くと、劇作家・演出家コースに話がきました。
本来はその年に発表された戯曲、上演された芝居の中からエントリーされます。ただ審査員の推薦枠は存在し、つか先生もご自身が以前受賞されたことからできるということだったのだと思います。
驚きました。
ただ驚きました。
劇作家コースと言っても20人近くいるので全員はないだろう、でもどうやって選ぶのか、全員持って行く気か。それはつか先生の頭の中にしかありません。
それを最後まで知ることはありませんでした。
ちょうど作品を出す頃とご病気が発覚した頃が同じだったと思います。
ただこの年、私は自分の本を出すことになっていて、それはもう変えることはできない。
ニ頭追う者は一頭も得ずと言います。
でも最後の最後まであきらめたくなかった。
お陰で、死ぬほどあの頃原稿を書きました。
しかも、小説と戯曲という、似て非なるものを。
これって違うんですよ。
本当にある日なんて、きっとクスリやったらこうなるか?ってくらい頭がつき抜けましたもの。
あれほど「快感」…変な意味…というか、どう表現していいか判らない快感状態になったことは後にも先にもない。
ご病気ということで、話は流れてしまったようですが、お気持ちだけで十分嬉しかったです。
そんな扱いをしていただけるとは思いもしませんでした。どこぞの馬の骨の姉ちゃんですからね。そこまでしていただけたら、大きな夢や翼を与えていただいたのと同じです。
もっと自信を持って生きていっていいのかと思います。
その自信が、ここのところ、お疲れ気味になってます。
こういうことがあったから、恩を感じ、いつまでも忘れることができない。
誰でもしてくれることじゃない。言ってくれることじゃないもの。
あとは自力で行けってことかもしれませんが、それで十分です。
いつか、きっと。
それだけで、今は十分です。
旅立たれる前年2月に突然、作品を作れ、自分の推薦枠で岸田國男戯曲賞(演劇界の芥川賞と呼ばれるもの)に持って行くと、劇作家・演出家コースに話がきました。
本来はその年に発表された戯曲、上演された芝居の中からエントリーされます。ただ審査員の推薦枠は存在し、つか先生もご自身が以前受賞されたことからできるということだったのだと思います。
驚きました。
ただ驚きました。
劇作家コースと言っても20人近くいるので全員はないだろう、でもどうやって選ぶのか、全員持って行く気か。それはつか先生の頭の中にしかありません。
それを最後まで知ることはありませんでした。
ちょうど作品を出す頃とご病気が発覚した頃が同じだったと思います。
ただこの年、私は自分の本を出すことになっていて、それはもう変えることはできない。
ニ頭追う者は一頭も得ずと言います。
でも最後の最後まであきらめたくなかった。
お陰で、死ぬほどあの頃原稿を書きました。
しかも、小説と戯曲という、似て非なるものを。
これって違うんですよ。
本当にある日なんて、きっとクスリやったらこうなるか?ってくらい頭がつき抜けましたもの。
あれほど「快感」…変な意味…というか、どう表現していいか判らない快感状態になったことは後にも先にもない。
ご病気ということで、話は流れてしまったようですが、お気持ちだけで十分嬉しかったです。
そんな扱いをしていただけるとは思いもしませんでした。どこぞの馬の骨の姉ちゃんですからね。そこまでしていただけたら、大きな夢や翼を与えていただいたのと同じです。
もっと自信を持って生きていっていいのかと思います。
その自信が、ここのところ、お疲れ気味になってます。
こういうことがあったから、恩を感じ、いつまでも忘れることができない。
誰でもしてくれることじゃない。言ってくれることじゃないもの。
あとは自力で行けってことかもしれませんが、それで十分です。
いつか、きっと。
それだけで、今は十分です。