チェオクの剣 ~新しい道を開く

2012-09-06 21:03:22 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 私たいてい、ドラマのサブタイトルとは勝手につけてます。

 いや、なんとなくね。


 最初見たのが、NHKでその時はチェオクの声を女優の小川範子さんが吹き替えをしていたんですが、あれに騙された部分が多かったかな、と。可憐な声でした。
 字幕で見ると男らしい荒々しさがとても目立ってしまって…。アクションシーンはほとんどついていけず、頭から抜け落ちてます。


 ファンの方がきちんとした感想を書いているので、私はあくまで私の感想を書かせていただくことにします。


 時代と言ってしまえばそれまでだったのでしょうか。


 王を追いやり、その地位に就こうとする。

 確かにこの時代は17世紀だったかな。本当に身分制度がものを言ってしまう時代だった。

 良家の息子・娘として生まれたチェオク(チェヒ)とその兄、のちのソンべク(本当の名前はチャン・ジェム…あっちは苗字が付くと最初の言葉が濁ることがあるので、シェム、ってことかな。前に間違えて書いたわ)

 腐敗した世の中を贋金を作ることで資金を集め、謀反を試みるが、全てが失敗する。

 妾の子、日蔭者と言われ、育ったファンボ・ユンが王に認められ、王の秘書になる所まで行った。
 本来なら、彼の立場ではそこまでいけないらしい。
 法に勝ち、出世を勝ち取ったユンであるが、チェオクを連れていかれ、そこでソンべクに会い、彼の剣に倒れる。

 その前に、スォオンからチェオクの両親の位牌が寺に置かれている。それを置いた人物はソンべクだと言われ、チェオクとソンべクが兄妹であった事を知る。

 チェオクを助けるため出かけるユンは、そこソンべクにチェオクがチェヒである、妹であることを告げ、彼の剣に倒れる。


 ソンべクもまたチェポドンに追われ、チェオクに剣を突きつけられる。

 会いたかった…チェヒ。

 そういうソンべクに兄が真実を知ったことを、悟る。ソンべクを突き刺すチェオク。

 そして、何故か兄がチェポドンから一斉攻撃を受けるとその兄をかばい共に倒れる。

 ユン、チェオク、ソンべク、それぞれの思いを胸に秘めながらついにお互いの思いを叶えることができなかった。

 誰が欠けても生きていけることはできなかったんだろうなと思う。

 幼い日、寂しいユンはチェオクがいたから生きてこれた。
 チェオクもまた同じだった。

 しかし激しい身分制度が2人がけして結ばれることはないと教えていた。

 やっと会えた兄は山賊で反逆者となっていた。

 知らないまでも血の繋がりで惹かれあって行く2人。

 最後にやっと会えた2人であるが「チェヒ…」と声をかけた時は兄妹として。

 やっと、巡り合えた。




 どうにもならないのかね。


 新しい道を開きたかったソンべク。

 道は自分たちで作るもの、今自分の生命はここで終わっても、魂は生きる。
 自分のすべきことはここで終わるが、そして民がそのあと道を固める。

 新しい、差別のない時代を望んだ。

 その中でなら、ユンもチェオクもソンべクも、自分の道を歩けたのだろうか。


 とても寂しい3人の最期に考えることが多いです。

「ヘルタースケルター」、ロンドン映画祭へ出品

2012-09-06 18:15:05 | ニュース
 一時は公開できるのか?と危ぶまれた「ヘルタースケルター」が香港上映に続き、ロンドン映画祭に出品されることが決まった。

 今年はなんだか、五輪のせいでロンドンイヤ―の感じがするが、この映画祭自体も56回目を迎える歴史ある賞だ。


 北野武監督を見つけ出したこの映画祭のプログラマー、トニー・レイズン氏が特別招待作品として、「DARE pathway 部門」へ出品するそうだ。

 この部門は今年からできたらしく、この賞を作った同じくこの映画祭のディレクタークレール・スチュアート氏はこの部門を「観客を居心地の良い場所から連れ出す、攻撃的で、率直で、強烈な印象を残す作品を紹介する部門」と説明している。


 いい賞といい人に出会ったのだろう。

 作品と言えど、一旦制作者の手を離れ、社会に飛び出せば、それまで育てられた生命や込められた情熱で生きていく。


 それが認められたのだろう。



 なーんとなく、日本での公開前の騒ぎは、出た報道は本物だったのかもしれないが、そのあとは見事なネガティブキャンペーンと化していたように思う。

 最初から全て上手に宣伝を仕組んだような気すらする。


 作品は観ていないので、何とも言えないのだが、なーんかそんな気がする。


 日本での興行収入20億円、韓国でも上映が決まっているようだ。


 日本の作品が世界へ羽ばたき認められるのはとにかく喜びたくなる出来事だ。


 これからの日本作品に大きな道をまた開くだろう。

 



米で人気の格闘技…クラヴマガ

2012-09-06 12:47:26 | 日記風
 しかもセレブの間で人気なんだと。

 実践的なのが理由みたい。

 元々は映画で取り上げられて、それで広まった。

 クラヴマガって元をただせば、イスラエル軍の格闘技。
 実践を念頭に置いた護身が主だったものらしい。

 初心者はストレッチ、腹筋、腕立てから始まるが、50分間どんどん練習が進むようだ。


 休む暇など与えない。

 そして最後は2人1組になって、それぞれ、手を使っての相手に攻撃の大きい攻撃、脚を使っての急所への打撃を与える練習。

 でも本当の人相手にキックは入れられないので、キックはミットでやるらしいです。




 この手のレッスンって本当にどんどん進む。



 もう遠い昔のこととなってしまったがダンスをしていた時、ちょっーーとストレッチしたら、めまいが起きたわよ。

 それくらい、動いてない証拠です。


 アクション…本当に簡単な受け身を習ったこともあるけど、あれも…大変。

 あくまで私の場合は演技の上のアクションレッスンだったんで、本当に襲われた時戦うことを考えてないんだけど、それでも大変。


 格闘技はセンスがいるそうです。

 ちょっとやれば、あるかないかは判るらしい。どーんとすぐ頭打って、こぶ作ってます。

 それに打った場所が額だったから、メイクをしようとすると、柔らかい目の周りの皮膚を触ることになり、そこを触るとどんどん変色していって、化粧してても
 「殴られたの?」
 と、言われたくらい。目の周りが、紫~。どうして、額打って目の周り前被害が広がってるの?

 皮膚が柔らかいってそれだけの理由?


 DVでも受けましたか?になってました。違います。アクションの練習して額打ったんです。


 センスないのがバレバレです。


 でも時間があったら、やってみたいですね。

 女性も身を守る術は覚えておいた方が何かと安全です。


 しかしこの鈍った身体、再び動かすのはかなり勇気がいる。

 
 クラヴマガは身も心も鍛えてくれるらしいです。


 日本でも東京・市ヶ谷に教えてる所があるみたいです。