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Bones 6x06 The Shallow in the Deep
ブレナンの声でベットから出るブースだが、ずっとあちこと骨を鳴らしている。
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ドアを開けると、ブレナンは職務復帰許可をスイーツにもらわないという。ブースはまだパジャマ姿で、ずっとそれを避けてきたらしい。ブレナンは骨を鳴らすブースにいつもそんなに骨が鳴るのかという。なにかまずいのかというブースに骨への負荷が限界になっているということだと説明する。
戦場へ行ったりスナイパーをしていたツケが出たのだろう。俺は壊れるのかというと、壊れるのは骨だけだとブレナンはいうが…。
FBIについてもどこでどういう怪我をしたかブレナンはよく覚えていて、それをブースにいう。
ブースとブレナンがスイーツにサインをもらいに行くと、そこではスイーツとデイジーがいちゃいちゃの真っ最中だった。
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ブレナンは仕事はどうしたの?大切な日でしょとデイジーに言うし、ブースはサインをくれと、半裸の2人にいう。
ラボに出勤すると、デイジーはブレナンに別にスイーツと仲が戻ったわけじゃないと説明する。偶発的にああなったけど、本を返しに行っただけだという。
サローヤンは遺体と一緒に船がくるので、その指示で忙しい。メリーランドの沖合で沈没船(アマリア・ローズ号)が発見されたのだ。
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しかも奴隷船だ。サローヤンは大変なことになるかもしれないというが、解明するいい機会だとブレナンは楽観的だ。
ジェファソニアンの理事会が身元を特定しろと言ったが、150年も前のものだ。
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アンジェラはこれが役に立つかもしれないと、船の目録を見ている。ニューオリンズに運ぶ奴隷が記載されている。年齢、人種、肌の色の濃さまで載っている。
おぞましいものだとアンジェラがいう。ホッチンズもまるでもののように記載されているという。
さっそく取り掛かる。
男児、10歳以下、身長は130センチ、ハーフらしい。ポリドア・ネルソンと一致する。
女性、40代、小柄な女性…
ブレナン、デイジー、アンジェラはそれぞれ、手分けしてみて行くが、突然サローヤンがふざけてるわけじゃないけど、これはなに?と言いだす。
骸骨のピンクの藻が生えている。ホッチンズもなんだか判らないが、他にもあるなら持ってきてくれと解明する気だ。
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またホッチンズはNTIかもしれないという。つまり地球外生命体…彼らが地球で生き延びるとしたら、海底しかないと真顔でホッチンズは言う。
ブレナンはピンクなってるものは同一人物のものだという。異常だわとだけいう。
ブースまで呼ばれた。中に魚のように口から脳にかけて吊りあげられた遺体があった。それは奴隷船にあったけど、死後1週間未満のものだとブレナンはいう。殺されたものだ。
ホッチンズはピンクの藻?みたいなものがついた骸骨と格闘していた。もしかしたら生命誕生の鍵を握るかもしれないと必死だ。そばにいるアンジェラに見せる。ピンクの毛布みたいなもので、根が骨にくいこんでいた。
アンジェラは復顔したいというが、もしこれが新しい物体なら、俺が命名できるとホッチンズはいう。「アンジェロニクス・モンティネグリス」とするようだ。
スイーツはブースの所へ来ていた。自分は弱い男だという。
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デイジーと別れたのに、また寝てしまった。ブースは男だからしょうがないというが、問題だとスイーツとは考えが異なる。なんで自分に聞くんだとブースがいうが、年長者の意見が聞きたいという。答えようもない。
あのピンクの毛がついた主は、マイク・キャスター、妻はカルバード郡に住んでいる。子どももいて、空港関係の仕事についているとブースがいうが、ブレナンはあの骨は19歳~21歳だ、だからあり得ないという。ブースは28歳だという。
ブレナンは調べ直してという。
ブースは間違いない。アンジェラが復顔した絵と彼の免許証の顔はそっくりだ。
妻を訪ね、夫の訃報を伝えるが、妻は本人に聞いてという。
全く違う男が出てきた。
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ブースは彼をFBIに呼び、あなたの名義で免許証を作って、今回の殺人の被害者はカード詐欺を働いていたと説明する。
マイクは自分のIDを盗んで詐欺を働いても自分は関係ないという。
妻も一緒に来て、穏やかな人なのという。
一緒にいたスイーツもマイクと通信会社の記録を見せた。品質管理の為に録音をしているという。マイクは詐欺に気付き、カード会社に怒りの電話をかけていた。
当然だろうという。カードが使えなくなったんだと更にいう。家も購入予定だったがだめになったという。
マイクは誰がやっか判らないのに自分がどうやって殺すんだという。彼は釣りをするからボートを所有していた。大きな釣り針も?とブースが聞くと何故だとマイクがいう。
遺体は沖合で見つかった。ボートに乗って釣り以外のことをしてたんじゃないとブースはいう。
ホッチンズは遺体全体についたピンクの毛をどう取るか考えていた。これを取ってもらわないことには骨の鑑定ができない。デイジーがどうにかしてくれといいに来ていた。
ホッチンズは低生生物だと答えは出したが、サローヤンにも特定できないなんてと言われる。そんなに種類があるの?ときかれるが、ホッチンズはあると答える。
ブースはダイナーで食事を摂りながら、遺体の話をいていた。骨折後は多いのに治療をしたあとがない。2~14歳の間に顔にも何度も外傷を受けているという。
児童虐待かとブースもそこへ話が及ぶ。
しかしこれと言った失踪届がでていない。19歳以上なら子どもじゃないとブレナンはいうが、もっと子どもの頃逃げたのかもしれないとブースがいう。そして学校や近所の誰かが失踪届を出している可能性もあるという。
アンジェラが作り上げた似顔絵をコンピュータで更に幼い頃に戻してみてとブレナンがいう。
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そうしたら、該当する子どもが出てきた。
ビデオが残っている。
リアム・モローニー、9歳でバスケが好きで、数学も好きだとビデオに話している。スイーツは僕らのような里子はこの番組に出るのが夢だったという。彼の出ていた番組は里親探しのためのPR番組だった。
しかしその少年は引き取られることなく、少年院に行き、記録が公開された。2年前には不法侵入を施設の仲間のハンター・ラングと働いていた。今、ハンターも探されている。リアムは彼を裏切り、執行猶予になっていた。
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スイーツは施設仲間は絶対の友情で結ばれているという。ブースはこれは殺しの動機になるかと聞く。
スイーツはみてみないと判らないと答えた。
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ラボで沈没船の身元調査をしているデイジーとアンジェラは1人が殺されると殺害事件だが、大勢が殺されると歴史ねと言っている。デイジーはあまりの数の遺体にただの骨だと思った方が気が楽だという。
サローヤンが来て、何故殺人事件の骨を調べないの?と聞くが、みんなホッチンズ待ちだ。
サローヤンは25歳の女性、ヘイリーボーフォートと書かれた札に目がいった。曽祖母の名前がヘイリーだったようだ。
そこへやっとホッチンズが骨についていた生物を特定した。オセダックス・ムコフリロスという別名骨食い鼻水フラワーだという。そして取り除き方も判ったという。
デイジーは凄い勢いでスイーツの所へ来ると、何もいわれないけど、今朝の2人のことをブレナンに話していう。スイーツは2人が愛し合うことは普通のことだというが、スイーツはブレナンは堅物じゃない、自分たちが寝たことを見てもなんとも追わないとデイジーを説得する。場所がまずかっただけだという。
スイーツはあれははずみだろ、もう繰り返さない。場所を代えれば、また別だけど…と言いながら2人はまた同じことを繰り返す。性懲りもなしに…
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施設仲間のハンターは住所不定だが、ダンディーナという船で働いている。ブース、ブレナン、スイーツが揃って船のあるハーバーに来る。
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彼の働いている船は別名熟女クルーズだ。年上の女に若い男との性行為の支援をする場所だ。
ハンターはここでバーティダ―をしている。急いで出向間際に飛び込んでいきた3人の女性の1人、ナディアは彼の客のようだ。
日が暮れると、男女が酒を飲み、踊っている。みんな年上女性と若い男のカップルだ。
年齢的に好まれるスイーツは早速熟女の餌食になった。
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いつの間にかブレナンまで…
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ブースはスイーツを熟女から連れ戻すと、バーテンをしているハンターに話しかける。
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スイーツは里子の苦労は判るというが、ハンターはその話に乗り気じゃない。リアムのことをブースは聞くが、彼のことをもう恨んでいない。昔の話だという。レイバー・デーに最後にリアムとあったいう。他の男は酒と性交渉が目当てだが、あいつは賢くて、色々買わせていたらしい。
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その日、ハンターが船を下りる時、もうリアムはいなかった。名義を使われたマイク・キャスーパーもいない。ナディアに聞けと言われた。
あいつはいつも熟女を連れていた。…19歳だ。そういいながら、何故がハンターの声はさびしそうだった。
スイーツにもっとハンターから聞き出せ、俺はナディアに話を聞くとブースが人ごみに入ると、女が美味しそうな身体と声をかけてきた。対象年齢から外れているはずのブースは何故か気にいられてしまった。
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ホッチンズは天敵が判ったといい、鼻水フラワーにピラニアを入れて取り除こうとしていた。
綺麗になった骨を見ながら、デイジーは擦り傷があるという。死亡時に負った傷のようだ。ホッチンズは骨は専門外だが、まるでおろし金ですったようだという。
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ブレナンの所まで大きなおろし金の話は伝わっていた。ブレナンは楽しい会話ができたと喜んでいる。ブースは君はここの最高級物件だという。
2人は主催者を探す。
リアムは釣り具のフックで吊りあげられ、すられた。床にもおろし金に似た場所がある。2人はそれを船上に見つける。そうするとリアムはこの船上で殺されたことになる。
船長を探して船室の方へ行くと、声がする。そこへブースとブレナンが飛びこむと、熟女と青年が愛をかわしている最中だった。そこにブレナンは戸棚に妙なものを見つける。ウジ虫のようだ。最近、ここへ死体が置かれていたんだという。
戸棚に鍵がかかっていたが、ブースは鍵が待てずまた蹴り開けた。
その中にもウジ虫がいた。リアムはここで殺され、しばらくここへ入れられていたと2人は思った。
ナディアが引っ張られた。
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しかし全員の監視をしてるわけじゃないから、判らないという。女性はあなたに男性を買うお金を払っていたのかとブースが聞くが、クルーズ代だけだという。下船したあとは自由行動だ。
ナディアはリアムが好きだったという。優秀な子だった。ブースは母親を知らない子を利用して中年女を与えたんだという。
リアムはあなたのお楽しみの部屋の戸棚の中に入れられていたとブースはいうが、鍵もないのにどうやって?とナディアはいう。鍵を持っているのはケリー船長だ、彼と話した方がいいという。
サローヤンはみんな、殺人の捜査も沈没船の調査も進めているのに、作業が止まっているのはあなただけよと避難の顔を向ける。
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ホッチンズは骨に接着剤を見つけたのだという。
ケリー船長が次に取り調べられるが、ホッチンズはウジ虫から人のDNAが出なかったとメールで知らせてきた。
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チーズが出たという。
その話を聞いた船長は笑いだす。船長はあのクルーズは熟女のレイバー・ディーだけでなく月1でグルメ・パーティーもしていたという。先週のパーティーで大量にチーズが出たという。しかも違法なイタリアのチーズだ。サルティーナ地方の伝統的なカール・マルツだがこれにはウジ虫(チーズバエの幼虫)が入っているが、幼虫が入っているため、輸入などは禁止になっている、いわば知る人ぞ知る違法なチーズだ。
船長は当日酔っぱらっていたらしくリアムがバーで熟女といたのは覚えているが、それ以上は覚えていなかった。
アンジェラは沈没船で亡くなった人々のすべての似顔絵を1枚1枚仕上げていた。
スイーツの案で船長にリアムと当日いた女の特徴を思い出させていた。赤い髪だったという。
ブレナンはIDを盗まれたマイクの妻、クレアが赤毛だったという―――――。
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これが話題に出てきたカール・マツルというリーズです。今ではイタリアでも食品衛生の認可が取れないので正式に売られていません。
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tiizu.kitunebi.com(出典)
カール・マルツ
回っている市場があってそこで出合えれば食べられるものです。もちろん欧州でも輸入禁止チーズです。
中にチーズバエの幼虫が入っているため、それを抜いて食べるもよし、それごと食べるもよし、です。でもこの幼虫は中々消化されないようで、腸を食い破るというなかなか危険な奴です。
サローヤンには辛い沈没船の調査、まさに自分の曽祖母が乗っていたかもしれないとすると、本当につらい報告です。
そして若い男を買う…しかも母の愛を知らない子どもを…。
買う女性にもそれぞれ楽しみたい以外の理由はあるでしょう。
買われる男性にも事情があるでしょう。
それが組み合わさってこういうことができてしまう。
今も昔も生きる人々はいろんな事情を抱え、寂しいものだな…。