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blog.livedoor.jp(出典)
TBSの「下町ロケット」が視聴率が勢いづいてるようだ。
昨日…というか、今朝、コンビニ行ったら、下町ロケットの大福?を売っていた。
この主役を務める阿部寛さんもかつてつかさんの指導を受けて、新境地を開拓した。
古くも新しいドラマ「トリック」(テレ朝)なんかまさに脱皮した阿部寛になっていた。
そして同じくTBSの「新参者」だ。
でもそれは阿部さんが、それを求めて行きついた先だったと思う。
阿部さんは私など覚えていらっしゃらないだろうが、以前お会いした。
背が高いというのは有名だったが、とにかく細い方で、大きいという印象より、「ほそっー」という感じが強くて、大きいと感じなかった。そのとき一緒だったダンスの先生も大きい人で、こちらは骨太系だから…というせいもあったかもしれない。
一説には日本の3人の劇作家に入ると言われていた時期もあった。
これはフランスで言われたことと聞いたが、戯曲が書けて、なおかつ演出もできるということが評価されたものらしい。
同じ、演出家のお名前を出すのは何ですから…演技ができてないと灰皿投げるといういわれる方とは違う…脅威はありました。
ここは冷徹と言っていいくらい。
つかさんにとって役者は自分の作品を演じる人々であり、そのインスピレーションを与えてくれる存在だ。
だから、その役者から出るパワーのようなものがないと、いかにつかさんと言えどどうにもできませんわの世界らしい。
ここははっきりしてました。
甘さがまるでない。
見切りもいい。
冷徹以外のなにという?
けれどそれだけの物を役者やスタッフに向けるのだから、ご自身に対しても同じだったと思う。
これは成功する人の原則ではないかと思う。
これはあとになり、落ち着いて考えて、私も気付いたことだ。
つかさんの戦ったものは本当に大きかったと思う。
小説を書いて、言われた話だが、潰されるんじゃないかと思ったと、書いていた間の裏の話をある方にしたら言われたことがあった。
他の名前を出せば多くの方が知っている作家の方がやはり潰しに遭いかけたらしい。
でも、その潰し方の意味が判らない。
書かせるだけ書かせて使い捨てするなら、納得するけど(されたくないけど)そうじゃない潰し方というのが存在するようだ。
けれどねー、私もつかさんの所にいた者だから、早々簡単にそんなもんには乗らないのよ。
潰されかけても上手く逃げる。
これもやっていけるかどうかの1つの要素だと思う。
つかさんもこういうことと、かつて戦い、勝ち抜いた「戦士」だったわけだよ。
だから、役者としてかかって来る者に遠慮はない。
全身で戦う。
そういう姿勢はお持ちだったと思う。
つか氏の元にいてそれも学んだんだな、無意識のうちに。
それは、私の大きな幸運以外のなにものでもない。