かつての伝説の名タップダンサーだった渡が「トップス」という劇場のラストショーで監督として復帰を果たす。
俳優・水谷豊が初めての監督作に挑戦した作品である。
彼は多くの夢見る明日のタップダンサーを、まだ見たことのない世界へ連れていこうとする。
いやいや頼まれオーディションから立ちあうが、実力の有無関係なく遅刻をすれば資格はないと追いかえす。
オーディションから鬼気迫る強烈な姿を見せる。
1度は支配人が倒れ、公演が危ぶまれたが、それぞれに事情を抱える若者がまだ見ぬ頂点を目指し、伝説のタップダンサーの指導の元、自分たちの公演を行おうと立ち上がる。
群像劇と呼ばれる形式を取り、タップというショーを作り上げていく様を描いているものだ。
凄く思ったのは日本人って何故か「もう1度やらせてください」というとよく言ったとなるところがあるんだけど、実際実力の世界では「もう1度」というのはないのよ。
常にワンチャンスなのね。セカンドチャンスというのはない。
だから渡が取る態度が厳しいとは思わない。
そんなもんだよねという感じ、やっぱりトップを取った人は判ってらっしゃるという厳しい世界を描いている。
映画自体とは関係ないんだけど、久しぶりに実力社会で生きていくということを思い出させていただけました。
書こうかどうしようか迷ったことは結局飛ばし……。
私も自分の経験で卑下してきた部分はあり、どうしてこうなったんだろうと思っている部分があったんだけど、考え方を180度変えるべきだと考えを新たにしたのです。
無駄なことなど人生にはおき得ない。
再び心にとめてみます。
人っていつでも悩みの途中なのよね。
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