誰かの痕跡

2007-05-11 22:07:01 | 日記風
 ふと手にしたお札のちょうどすかしの所に「B」と読める字が鉛筆で記入してあった。
 なんの為の「B」? 

 何かで大量の札を数えていた人が、1つのまとりまりとしてつけた付けた印なのか、はたまた、これを以前手にした誰かがお札は本当に巡って自分の所へ帰ってくるものだろうかと思って付けた目印なんだろうか? 

 「B」を巡ってふと考えた。
 確かに、お札って人と人の間を巡ってるものだなって改めて思った。自分の手にするとそれは紛れもなく自分のものって気がするんだけど、いつかは手放し誰かの手に渡る、絶対的な自分の所有物じゃないんだよな。

 人と人の間を巡っていると、なんとなく血が通った素敵なものの気がしちゃうんだけど、そうでもないよね。

 素敵って言うより、もっと生々しいこと考えちゃう。ロマンの代物じゃない。

 そう考えるとちょっと淋しい。
 誰かの痕跡の付いた「B]の札は、さっとさと手放した。
 平たく言えば、使っちまったってことね。

 
 真夏日と言われる日でも何となく風邪が引けた私。どうも首が冷えるのがいけないらしい。
 そうそう、よくお婆ちゃんが、夏場でもネッカチーフとかしてたって。
 って年寄りか?! 冷え性って言うか、新陳代謝が悪いんじゃない? 

生けるナーヴァス

2007-05-10 20:52:36 | 日記風
 街路樹の緑が大きく育ち蕾をつけました。それまで何の木(っていうか、草か? )判らなかったけど、蕾がついて、ああ、紫陽花だったんだって判った。

 街は初夏へ徐々に移り変わって行きます。先週まで栄華を誇るように咲き誇っていた花がその役目を終えたように枯れ、次の季節の花が開花の準備を整える。物事って順繰り。花たちにしても回ってくる順番を静かに待っている。

 昔読んだ小説でこんなことが書いてあった。
 花は後から咲く方が有利だって、先に綺麗な花が咲いても、それがひと段落すると、人は次に咲く花に興味を移す。例え次に咲く花がそんなに綺麗な花じゃなかったとしても、どんな花が咲くんだろうと関心を持ってくれる。
 だから後から咲く方が有利なんだよって、そんなこと。

 私もどっちかって言えば、後から咲く花かしら? 
 
 今週は忙しい為、なんとなくナーヴァスになっている。動くナーヴァス。生けるナーヴァス。来週の月曜まではこんな感じかな。 本当にちょっとしたことでも敏感になってしまうから嫌になる。
 飽きない人生と言えばそうよね。ちょっとしたことで感情が大きく隆起して、色々な気持ちを味わえるんだから。

 今週はずっとそんな感じじゃないかな。

 

 

男だらけの

2007-05-09 00:02:38 | 日記風
 劇団が男優メインの為、そこ用に話を作ろうとすると、自然男性が何を話してんのかなぁと普段から耳を傾けるようになります。勿論台詞作りの役に立てる為です。
 
 ここの劇団に限っての話しではないですが、男女なく共通する部分もあるもんですね。
 
 あまり親しくない男性同士で喋ってい場合は、「最近景気はどうですか~」みたいな当たり障りのないことに始終してる。お互いにこいつどんな奴って探り合ってるんでしょうね。聞いてる方としてはちょっと笑みがこぼれる微笑ましさです。しかしそれを話してるお2人はそれなりの緊張感を張り巡らせているのでしょう。 
 
    
 
 一旦ざっくばらんに話せるだけの人間関係ができると話の内容は変ります。愚痴やら、相談事やら。
 
 親しい若い男子が集まった時の特徴的として、恋愛を挟んでの会話が増えます。
 「彼女がさ、こう言うんだよ」「あれってどういうつもりなんだろうね」「絶対おかしいだろ」みたいな。
 女性目線で話を聞いてしまう為、何故女性がそういうことを言うのか、そういう態度を取るのか何となく想像はできる。

 「それは男性諸氏の態度に問題があるからだよ」そう指摘してあげたいのは山々なんですが、あっちだけで盛り上がってるのでとても女の私が割って入れる隙間がない。入った所で、返り討ちに合うのは目に見えてるしね。

 女性でも親しい者同士が集まると、そんな「彼氏がさ、こう言うんだよ」って話にはなります。そしてあーだこーだ好きなことを言ってます。

 そうやって、同じ話を男性サイドから女性サイドから繰り返し聞いてる内にあることに気づきました。

 みんな相手に「こーされたよ」「あーされたよ」って被害状況を語るのですが、よくよく聞いてると、その種って言うのはあるのですよ。

 簡単に言うと、「不安だった」その言葉に尽きます。裏切られそうで不安だった。裏切られたんじゃないかと思って不安だった。それで取り合えず、試してみたとか裏切ってみた。そういうパターンが多いんじゃないかと?
 要は相手の言動に信頼が置けないって所から全てが出発してる。それだけではないかと。

 そういう意味では、男性女性関係なく、みんな似たようなことで悩んでるってことでしょうか。

 お互い分かり合おうとする素直な態度が大切ですね~。
 ってできないから悩むのよね。

 人は弱気もの、かな?

頭痛

2007-05-08 20:58:51 | 日記風
 16:00くらいにアルバイト終えました。いいですね~、明るい時間に帰れるの。殆ど仕事なんてしてませんけど。 今週はずっと忙しいので神経を使っていこうと思います。
 用事があったからこんな時間のお帰りなんだけど、どうも頭痛がするので予定を変えて内科に行って来ました。

 診察が始まるなり「胃は治った?」と聞かれた。前に行った時は胃が痛いと言ってたんだなぁ。胃は治りました。 しかし今は頭痛です
 
 頭痛持ちは子供の頃からだから慣れてると言えばそうなんだけど、何故頭痛が起きるのかを聞いてなるほどなぁって思った。
 病気の前兆としての頭痛じゃない場合、緊張が頭痛の元になるけど、肩が凝ったも原因になり得るし、目が疲れても起こりうる。驚くことに姿勢によっても頭痛が起きたりするらしい。

 姿勢でか・・・。姿勢の良し悪しで、それでも頭痛が起きるんだ。
 
 しかし、じゃ、頭痛に悪いこといっぱいしてるじゃん、私 。どうも目が原因のような気がするな。画面などがチカチカするのが気になるもの。 

 写真はお花のアップ。寄り過ぎよ。でも何となく可愛い

 

ピース(篇)

2007-05-07 23:42:08 | 日記風
 ついにGWもラストとなり、ちょっとさよならご飯。恵比寿の「キムカツ」と言う店へ、出かけてみました。そこは普通の厚い一枚肉を揚げるのではなく、薄い肉を何枚もミルフィーユのように重ねて、とんかつに仕上げる。重なった層の間に肉汁がふんわりと広がり、厚い肉よりお味はジューシーって評判だった。
 確かにね、柔らかな舌触りで、とんかつ食べてる感じじゃないわ。軽くいただける。女性に人気があるって話だけど、そんな感じです。
 
 知らないことを知ってみる、これも大切なお勉強だわ

 水道の蛇口(の先についてる浄水器?)を取り替えた。本当は、3ヶ月で取り替えましょうって奴だけど、確実にそれ以上経っていたぞ。お水も、リフレッシュ

 GW中は密かに運動をしようと心がけてましたが、終わった今、見事に 筋肉痛でーす。

 当初予定していた通り、ここまで進もうと思ったお話作りもどうにかクリアしたらしいし・・・。よい連休だったね。
 
 あ・・・また、日常か・・・。

 しかしリフレッシュ して ピース で、 GO!!

 って気分だけ盛り上げよう。

帰還せよ

2007-05-06 22:10:16 | 日記風
 朝起きた瞬間に、テンション低
 何でか理由は不明だけど。

 GW中だと言うのに働いていらっしゃる方もいます。近所で工事をやってます。 お仕事されてる方も大変でしょうが、朝の9時からガがガガガッて工事音を聞かれてる私も大変です。こりゃ出かけた方がいいのか?  

 負けじとCDをかけ踊り狂ってみました。

 疲れます。

 今回のGWって、凄く全国総お祭り騒ぎさって気がするのは何故だろう? みんなも休み私も休みで、すっかり気分はカーニバルさ状態だ。
 カーニバルさ状態ってより、異世界にすっ飛んでるような気がする。明日の予定がないから夜遅くまで起きて朝は昼過ぎまで寝ててその繰り返しが、時間の感覚をおかしくしてるんでしょうね。私だけが自分の都合でそれをしてるのと世間もみんなやってるらしいって言うのとでは、なんか違うのよね。それですっかりすっ飛んでるのよ。

  そろそろご帰還をって感じです。
 
 取りあえず、何かお話作りましょって頑張ってみましたが、何をどうしたいんだかどうもはっきりしない、お話作りの段階としては1番今が嫌な時らしく、それがどうも落ち込みの原因なのかしら?

 おやつの時間を回った辺りで、お買い物に出ました。本日の夜ご飯の買出しです。 昨日煮物を作ろうとしたら、白菜やキャベツと言った葉物しかなくて、なんか煮物もどきになってしまったので、今日はおじゃがで本格的な煮物でも作ります。

幸せな事件もありません

2007-05-05 21:12:25 | 日記風
 どうも早くから薄着すると風邪を引く私。単に体調管理が悪いだけでしょうか?
 しかし天候にジャストフィットした格好というのがどうも判らない。    ここら辺も才能のような気がします。学生時代の友人でここら辺ピタァーと当てる人がいました。私はどうも外す。ま、気分でこれが着たいと思うと、お洒落優先で薄着したり厚着したりってありますからねぇ。

 昼過ぎにふらりと散歩に出かけました。勿論、気候から考えたら若干の厚着のまま。隣りのビルでは慌しくお引越し中です。GWの長い休みを利用して越してしまえって所かしら。
 そう言えばこの前、友人に誘われ出かける間際、やっぱり薄着が心配になり、上着を取りに戻った所、 、ほんの数秒の差で、引越しに巻き込まれました。エレベーターが降りれない降りれない。1度出たまま外出してれば良かったのになまじ戻ったばかりに。

 不思議なもんだよね。あのまま出てたら今日、ここのマンションで引越しがあったなんて事実も知らずに終わっただろうにさ。1度戻ったばっかりに、しってしまう。別にどうでもいいようなことなんだけど。よく言うでしょ。あの時こうしていなければ、こんな事故には巻き込まれずに済んだ、あの時こうしていたから、助かったとか。
 
 運てさ、でもそんなもんだよね。チャンスの神様は前髪しかないから、一瞬を逃したらダメとか言いますが、まさにそんな感じでしょう。

 私は知らない人のお引越しなんだけどね

 久々に二駅分くらいの分、歩きました。特に幸せな事件も不幸な事件もありませんでしたっ

 写真は、石の間からぐにゅっと伸びた、クローバー。四葉はあるかな?

5月3日は

2007-05-04 19:38:01 | 日記風
 リカちゃんの誕生日だそうです。 お人形のリカちゃんね。女の子なら1度は遊んだことがある国民的お人形。40歳です。家にもお人形あると思う。リカちゃんハウスもまだある。お世話になりましたね~、一時期。今もまだ繋がるらしいけどリカちゃん電話って言うのがあって、電話するとリカちゃんに繋がるの。  会話するというより、あちらがお話してるのを聞くだけだけど。それが子供の頃は、嬉しかったもんです

 ルパン三世も今年生誕40周年の筈。夏頃らしいですけど、雑誌連載が始まったのが40年前らしい。
 リカちゃんとルパンは同じ年・・・。
 この作品は珍しく漫画も読んだことがあるんですが、アニメの雰囲気とずい分違う大人の話です。

 40周年かぁ。みな様息が長い。

 銀座松坂屋の屋上で  ビアガーデンも開始したそうです
 夏だね、一気に。
 私はお酒が飲めないので、ビアガーデンって行ったことないかも。飲めないとあまり足が向かないのよね、やはり。
 
 飲めないから、バーのカウンターで1人グラスを傾けるとかもないですね。
 雰囲気でしょ、なんか、お・と・なみたいで。
 しかし飲めないとねー、座って「烏龍茶下さい」とじゃカッコ付かないもんね。

何でも砂漠

2007-05-03 20:57:08 | 日記風
 大型連休じゃないので、旗日じゃない日は普通にアルバイトです。
 友達が、言っていました。例えば80年生きるとしてその内のたった数時間我慢できない時間じゃないっ!
 そこまで大規模な話じゃないとは思うけど、そーだよな。宇宙が出来てからの膨大な時間を思えばこそ、取るにたらぬわ

 仕事って何でしょうね~。

 取りあえずGW中に「骨格のしっかりした50枚の原稿の原型」を作ろうと思っているのだけど、50枚とか、こういう方向って枷のある作業を強いられると何故か頭が砂漠化します。しみじみ何故私が戯曲塾の原稿だけはほいほい喜んで書いていたかと言うと、縛りがないからだなぁっておもう。あるんだけどね。あるんだけど、先生が「何書いてもいいよ」「何千枚書いてもいいよ」って言うから、本当に何書いても状態だもんな・・・。

 多分普段凄い原稿を読まされてるんだと思います。

 しかし暑いですね。4月の下旬に暑そうだし、もう4月下旬だしって薄着して出たら、風邪が復活したので、暑そうに見えても私は私の基準でって、厚着して出たら、やっぱり暑いじゃん!

 薄着のシーズンですね~。服がないわ

ある結実

2007-05-02 00:01:53 | 戯曲塾
 季節は確実に移ろっています。

 1つだけ、恋において希望があるとすれば、愛した人から愛されたい。それだった。愛されることを望みながら愛した人から愛されることだけを望む。それは愛したから愛してって見返りを要求しているだけかも知れないし、愛するということの本質の意味を知らない幼い愛かもしれません。
 しかしある頃から、変った。
 今は愛してくれる人があれば、それでいいと思う。

 何故にそんなに変ったのか。

 戯曲塾へ入ったというのは大きな理由の1つではあります。

 ま、色々心の葛藤があっての選択1つではあったのですね。でも確かに何かが1つ結実した、それは思うのです。

 物語を作っていて思うのですが、例えば私の作る物語を思ってくれる人もいるだろうしどうしても愛せない人もいる。ここら辺は単に感性があうあわないって単純な理由かも知れないし、それ以外の何かがあるのかもしれない。
 でもとに角、仕事として物語を書いていこうとするなら、「お前の作品いいな」って人に巡り会わなければダメだと思うのです。計算でもいいんだけどね、出来れば手放しで、「お前好きだよ」って言ってくれる人と仕事をすることは本当に大事なことだと思うのです。

 なんかそんな気がするのです。とてもそう思うようになったのです。

 作品1つにおいても好きなれるなれないはあります。折角作ってるんです。どうせなら思って欲しいのです。愛されたい。そんな気持ちが私の心を変えたのだろうか。自分が好きだなって思うその相手、作品、そう思わせてくれるから凄いって感じだったけど、そう思ってくれる人がいる、それが凄いと今は思う。
 
 それもこれも全て戯曲塾って媒体を通してだったと思います。その経験があってこそだったと思います。

 どこかで1度それを言おうとしてどう言ったら良いのか判らなくて。私がよちよち歩きでも1人で立ち上がって歩こうと思いだしのもここを通してだったと思います。

 何かが今結実し始めています。それが何って今は言い切れないのだけど。
 確実に移り行く季節の中でそんなことを思っています。深い感謝に包まれながら。