アジア人の少年が食堂で今日のお勧めを聞き、シチューと言われる。
しかし、トレイに取り、席に着こうとすると、大きい少年が出てきてそれを取り上げてしまう。
いじめは校則違反だと、少年は反発するが、大きな少年はそれでもランチ代が浮いたとうまそうにシチューを食べ始める。
何かが口に引っかかる。小臼歯だ。アジア人の少年は彼の歯が抜けたのかと思うが、次にスプーンですくうと…
人の目玉だ。
少年はそれを喚くと食堂中が大騒ぎになる。
いつものダイナーで食事をしているブースとブレナンだ。
ブースはチリソースを食べているが、何もかもが違うという。自分たちが新婚旅行に行ってる間にコックが代わったのかしら?というブレナンに、結婚したからだという。
ブレナンとしては納得行かない話だが、そこへ電話がかかって来た。
事件だ。ブースは事件内容を聞き、一気に食欲を落ちた。
シチューの缶詰を収めたトライオン食品に行く。
責任者のスーザンは研究担当者で、同じロットで作った缶詰は回収したという。開けたのはあの学校だけだったらしい。
あとの責任はCEOのギルフォードになるという。
加工されている。6センチに均等に切られている。スーザンは誰かが機械に落ちたんじゃないかというが、服を着ていないし、落とされる前に殺されているとブレナンは指摘する。
この食品会社なら、それくらいのことはできるらしいが…。
検査はしていた。しかしそれを通ってしまったのだ。
缶詰を全て回収しラボで調べるが、人肉や肉片だらけだ。骨まである。
今回はオリバー(ウィエルズ)とデイジーの実習生コンビだ。
サローヤンに早く、頭蓋骨の修復をして被害者の身元を確かめてくれと言われる。
オリバーは拡大した骨の写真から以前、被害者が脳外科手術を受けていることを見つける。この手術ができるの専門医は数人しかいないという。
キャロリンは国の予算で人が喰われたなんて…と嘆くが、生徒でないことは判明した。
40代半ばの男性らしい。
被害者はハワード・コンプントンと判明した。
いろいろユニークなものを作りだしていた。そして食品学者、化学者、食品衛生者としての資格を有していた。
溶岩チップスなど、ウケる商品があった。
彼と組んで商品開発をしていたパートナーの
アガサにも疑いがかかる。しかし自分は彼とは立場が違うから、利益のほんの一部をもらっていただけだという。
ハワードは嗅覚に問題が出ていた。
彼女は嗅覚鋭敏で10万種類の匂いをかぎ分けてきた栄養学者だという。
そして大金に絡む仕事が決まっていたらしいと言った。
スーザンは学校、刑務所、高齢者施設を準大手と呼ぶ。大手に売れないものを売る場所らしい。取り調べをしたブースは、その話をPTAが聞いたらどういうだろうなという。
不思議なもので加工をすると風味が失われてしまうので、ハワードは風味を出すものも作っていたらしい。
キャロリンも立ち合うが、5日前何をしていたかという。ハワードを殺したと手帳に書いてあった?と相変わらず口が悪い。
しかし、彼の立場が上がればスーザンの立場は彼の部下になってしまう。
そしてスーザンは、その日のアリバイとして12人の研究者として虫を開発しようとしていたという。
安価で栄養価も高い。
コオロギの空揚げは最高らしい。
ホッジンズは人肉なら臭みで判るが、それが判らないようにスパイス…オレガノ、唐辛子、ガーリックを大量に入れていたという。
本来ならそれも機械で制御できるが、誰かが手を加えたということだろう。
それをデイジーに話しているが、デイジーはオリバーが嫌いだという。みんな嫌いだとホッジンズは応じる。
オリバーは鎖骨の当たりに刺し傷があるのを発見する。
それなら、血管から大出血して失血死を下かもしれないという結論が、出るが…。
ブレナンはアンジェラはブースが愛で全てが代わったというのがなんだか、納得できない。
それは結婚式を急ぎ過ぎたからじゃないかという。
普通は独身さよならパティーをして望むのに、ブレナンにはそれもなかった。
今からでもやろうという。
飲んで、ナンパして…踊って、そしたら少しは実感が出るかもしれないというが、ブレナンはもう結婚したからいいと断る。
ブレナンはアンジェラの話をするが、断ったという。
未だ、ブースとアンジェラは仲直りをしていない。
「俺のためか」
いうブースにブレナンはアンジェラから自分は大事な人の10人に入るかと聞かれたという。
もちろん1番は娘だ。そして2番目はブースだ。
ブースは友人の役目をやらせてやれと言い、ブレナンは突然結婚後、独身お別れパーティーを開くことになった。
被害者は3週間前にタイヤを切られていた。そしてその3週間後には殺された。
ブースはスイーツと話していた。
被害者は何かまずいことを知ってしまったのか?
アンジェラはブレナンから話を聞くと今夜やろうと言い、素敵なウエスタン・バーがあると言い、ラボをホッジンズに任せて、自分がいないとダメだというオリバーと2人でその夜、骨の究明をする。
誘われたデイジーは自分も仲間だと喜んでついていく。
そして女達はバスで町はずれにあるそのウエスタン・バーに行くのだが
いつの間にか、バイカーのバーになっていた。
今日は止めようというサローヤンに飲むだけならいいじゃない、ヤバくなったら逃げればいいのよというアンジェラ、あの男は刑務所帰り、あの男は逃亡犯ねと客の男をいちいち犯罪者として品見しているキャロリン、ブレナンは私のパーティーなんだからと飲みたいと言い、話が決まる。
酔っ払っちゃたら上機嫌のブレナンだ。
男の1人と話が弾みだしたら、バイカーの女達が怒りだした。
逃げようとするが、みんな結束が固いようで、大乱闘の末、ブレナンは岐路に着く。
まあ、その間に似ているホッジンズだけが好きだというオリバーといろいろな食品を試していた。
みんな化学物質、添加物まみれた。
中でホット・ベーコンと言うのがあったので2人して美味しいと飲んでみると、実は食品として特許を出されておらず、潤滑ゼリーとして出されていた…
なんぞということもあった。
ブレナンはやっと帰りつくと夫のブースが迎え、
冷たいタオルもくれる。
しかし、全員翌日は二日酔いだ。
オリバーに解毒にはリコピンがいいと聞き飲むが、まずい。
それでもどうにかアンジェラトロンの画面を操れるようになったアンジェラは、凶器が曲がっていて、片方がギザギザで花が付いている物…と言うのを聞き、日本の園芸用品のシャベルを思い浮かべた――――。
しかし、米国でも問題になってるけど、添加物とか防腐剤とか凄いらしいですね。
でもそれを使わないとこの人口を食べさせて行けないというのもまた事実。
昔、違う話で読んだけど、今の遺体はすぐに腐敗しないらしい。
食品に防腐剤が入っていて、それを食べていると腐敗が遅くなるらしい。
なんか、いろいろ考えちゃいますね。
もう少し時間があったら、恋に落ちそうな
デイジーとオリバー、さて、オリバーの出番はシーズン9では終わりですが…。