夕暮れの中、男が車で眠っている。
その車から火が出て、車は爆発する。
ハンナがボスがDC犯罪について記事に白と言われたと言っている。
しかも予算カットも絡めてだ。
ブースは喜ぶ。予算が増えるのは歓迎だ。
ジャンコ上院議員を待ち伏せするという、彼が担当だからだ。
うっかりしてハンナが写真たてを落とす。ブースとその息子のパーカーが写ったものだ。ガラスが粉々になっていた。
ブースは気にするなというが、ハンナは子どもが苦手だ。
ブースは会わせたいが、ハンナは乗り気じゃない。
そこへ事件の電話だ。
火災担当が通報は午前6時で通りがかりのドライバーが火の玉が見えると言ってきたという。
発火点は?と聞くブレナンにないと答える。
車体番号があるから、アンジェラに頼んで、ブレナンは復元してもらうという。
白い粉がある。火力を調整してたのかもブレナンはいうが、火災担当は違うという。ホッジンズに調べてもらうという。
焼けて潰れた車の中を開けると、中から出てきたのは、溶けた骨だ。
ブレナンは骨は溶けないという。
ラボに持って帰って調べる。ホッジンズは溶けた骨だと珍しいというが、ブレナンは骨は解けないという。
サローヤンはこれだけの変化を起こす火力なんてあるかという。
白い粉をホッジンズに渡すが、サローヤンは死因が判ったかもしれないという。
胸部に弾丸がある。
実習生のデイジーは液体窒素で分離するというのは自分の案だからできるとサローヤンに主張している。
FBIの心理査定を通れば、単独調査もできる。それがもうすぐ迫っている。
肉が解けるから、指紋も採れない。頭蓋骨も溶けてるから歯型も復顔もできない。それを使わせてもらえればいい案が出るかもしれないとデイジーは粘る。
しょうがないから、サローヤンが1度だけという約束でやらせる。
確実に楽しんでいるデイジーだ。
アンジェラは車体番号を調べたが、良いとも悪いとも言えないという。
下4桁が「7915」と判ったが、それが限界のようだ。
リアアクスルはダナ・スパイサー社のものらしい。
ブースは94年~02年の製造の軽トラのものだという。
これでどうにか車の主が判りそうだ。
スイーツがノックもなしに来た。お呼びだと聞いたから、省略したらしい。
ブースはプライベートな話だと言い、パーカーはハンナがいない週末に来ているが、この間の朝食のときに嫌いだと言われたという。
スイーツはハンナにブースを盗られると思ってる。
信頼で答えれば、いつかは必ず上手く行くという。
デイジーはあの白い粉は酸化マグネシウムだうろとホッジンズに聞く。
マグネシウムは高温だ。15分~45分で燃えたとすると、結晶化して溶けたように見えるという答えがでる。
しかし、マグネシウムが燃えるには水分がいる。ホッジンズは昨日の天気図まで調べた。現場の当たりは昨日小雨が降っていたという。
バイクショップのジェシー・ウェルソンをブースが訪ねる。
工場にはマグネシウムの削りかすがある。
ブースは車を盗まれただろうという。焼けたトラックがここ名義になっていたという。
そして胸を撃たれた死体も出た。ジェシーは積荷はマグネシウムかと聞く。
死体はジョージ・ライフォードだという。今日は無断欠勤だ。
ジョージは金に困っていた為、マグネシウムのスクラップを持たせてやった、それを売りに行ったままだという。
ブースはマグネシウム歯高く売れるだろうという。
高校時代からのゆうじんだからとジェシーはいう。
ブースはジェシーの腕のタトゥーを見つけた。祖父が軍人だったらしい。そして射撃を教わったのかとブースはいう。
18ミリ弾で死亡していたという。
ジェシーも19ミリ弾のルガーを持っていた。
ブースはマグネシウムを盗んだジョージを追いかけて撃ったんじゃないかという。
しかし、ジェシーはジョージの妻に頼まれて譲ったんだという。
逮捕状がないならさっさと帰れという。
デイジーは死因は銃じゃないという。
X線写真を見たら、結晶化したときにめり込んで見えただけだったという。ほんの数ミリ入りこんだだけだ。これなら、かすり傷程度だという。
妻と被害者は揉めていた。先週、妻は保険金を夫にかけていた。デイジーは妻による夫の火あぶりだと言うが…。
妻のキャシーは高校教師だ。居残り組の監督をしていた。
ブースはFBIの印をドア越しに見せ、キャシーを呼んだ。ジェシーの所でマグネシウムの削りかすの所にいた少年を見つけた。
ブースは保護者なりがいないと生徒とは話ができない。
しかし、ブレナンなら、できる。自分がキャシーと話している間に彼と話してくれという。
しょうがなしにブースはキャシーと話し、その間、ブレナンが部屋に入り、生徒達と話す。
居残りのばかばかしさでそれなりに生徒の気を引く。
ジェシーの所にたランディは何故居残りなの?と聞くが、周りの生徒が学校のPCでポルノをダウンロードしたからだという。
カンニングしたが家に問題があるから…という話をしていた少女アンバーが、それを聞き、無理やり
バイクショップの少年、ランディーのズボンのチャックを下ろした。
しかしランディーはバイクショップの件をブレナンが持ちだすとそのまま黙って帰ってしまった。
アンバーはあの子は話さないという。
ブースから夫の死を聞かされたキャシーはショックを受け、親の所へ連絡すると言うが、多額の保険金に入っていたことを聞かれる。
キャシーはあれは、夫が言い出したことだ。子どもを作るつもりでいたから、万一に備えてだという。
昨夜、夫が帰らなかったことも気にしてないようだというと、生徒と校外事業へ行ってたから、帰宅は今夜の予定だたっという。
どんな協力でもするというキャシーをFBIに連れて行くことになった。
ハンナは今朝割った、写真たてのガラスを入れ直しもってFBIに来た。
ブースは会ってくれというが、ハンナは子どもの扱いは苦手だという。
ブースはパーカーも君を気にいるさ、子どもだと思うな、小型の酒を飲めない男だと思えという。
キャシーは何度も借金の話を聞かれ、嫌気がさしていた。
スイーツは違う視点から見れるかもしれないとまた繰り返す。
スイーツはここ1年のキャシーのカード明細を出してきた。
いろいろ買っている、特にテレビショッピングが多い。
ネットオークションも好きらしい。『スター・ウォーズ』のトレーディングカードまで買っている。
キャシーはフォースに憧れていたという。
スイーツはC-3P0の微妙なものまねを披露するが、ウケもしない。
しかし、ジェダイのカードに500ドルも出している。本来なら1ドルもしない。
先月の『クローン・ウォーズ』のカードにも500ドル払っている。実質は50セントで買える。
ストレスで買ってしまうとキャシーは言い始めた。
ブレナンにハンナとパーカーを合わせるとブースは話しだした。
やはり上手く行くか心配らしい。
しまいには、人間関係なんて壊れるときは壊れるものだとブレナンは言いだす。
スイーツはキャシーはベイダー649という人物から買っている。
ブースは召喚状を出すという。
ホッジンズは車に銃弾があったのではないかと実験をデイジーと共にしていた。
その結果、ホッジンズが撃たれた。デイジーは冷静に、薬莢がぶつかっただけだという。
そんなことどうでもいいから救急箱を持って来いとホッジンズは言った。
ベイダー649はキャシーの生徒の1人ポールだった。喧嘩やいじめで問題を起こしている。
3000ドル以上、キャシーから儲けていた。
他の者に対する報酬じゃないかと言うスイーツに同席している弁護士は答えるなという。
スイーツはFBIは彼女の夫殺しの礼金だと思っているという。
キャシーが再びスイーツの事情聴取に呼ばれた。
キャシーは浮気をしていたと言った。それをポールに見られて口止め料をはらっていたという。
誰と浮気をしていたのかと聞くと、生徒だという。
ランディ・スミノフだ。17歳で、夫がバイクショップのアルバイトを紹介した子だという。
夫は愛していたが、ランディとははずみでそうなったという。
スイーツは彼は真剣だったかと聞くが、判らないとキャシーはいう。
不倫という複雑な状況に接するには彼は若すぎるとスイーツはいう。
キャシーと永遠に結ばれたくて夫を殺した可能性があると言われ、キャシーは言葉を失った。
デイジーはついにスイーツの元を訪ね、心理査定の調査員を辞退しなくてもよかったと言いだす。
そして質問内容を教えてくれという。
デイジーに粘られ、ついに問題だけは教えると言ってしまう。そのとき次の約束の患者が来た。2人は患者と分析医を装って何気なく別れた。
アンジェラは骨をスキャンして、ジェルダノ・ジャルダーノを思い出したという。
16世紀の数学者で解剖学者だ。
骨格に関する方程式を作った人物でもある。それに従ってコンピュターで全身の骨を元に戻して見たいという。
頸動脈まで切断されてた恐れがあるとブレナンはいう。大出血したはずだ。
刺殺の可能性が出てきた―――。
ハンナはついにパーカーとご対面していた――――。