5年前に消えたロバーツ連邦検事はマフィア担当だった。しかし2001年5月20日に講義に現れなかった。車はオフィス近くで見つかった。
ラスベガスからは24キロの砂漠だ。捜査の進展はなかったが、コールガールからのタレコミで捜査が進んだと迎えに出たザン捜査官が言った。
ブレナンは遺体を見て30代男性と言った。衣服も所持品もない。
ブースはコールガールから話が聞きたいという。しかしそのコールガールは今朝、がんで亡くなった。
ハゲワシが飛んでいる。ブースは骨を狙ってるというが、ブレナンは違うといい
違う遺体を見つけた。まだ新しい。20代の女性だ。
男性と同じく殴打のあとがあるが、女性は死後10日くらいだという。ブースはマフィアのやり方に似ているといい、マフィアの廃棄場かという。
ザン捜査官は犯人は同じかというが、こんな偶然はないだろうという。ブレナンも調べないと判らないが遺体を埋めたのは同じ人物のだと言った。
ブレナンは歯形が一致したと電話をしていた。
被害者の名前はメイソン・ロバーツだ。撲殺で恐らく凶器はバットと思われた。
加害者はピート・アルトというカジノの幹部だ。ロバーツはブースに見せた写真の2人の男を追っていたという。
サローヤンとPCを通じて話しながら、
女性は基本的には検事と同じ怪我を負っているが、虐待のあとがある。怪我と完治を繰り返しているとブースにも話した。女性の被害者は補聴器をしていた。虐待された者にはよくあることだという。
サローヤンの隣りにアンジェラがPC越しに顔を出し、補聴器の製造番号から身元が判ったという。
ネバタ州のウィルヘルミナ・モーガだという。通称ビリー・モーガン26歳だ。夫のドンが失踪届を出していた。
ブースとブレナンは夫のドンに会った。家出かと思っていたという。
彼が失業したのが原因だと夫は思っていた。妻のビリーは夫が家にいて酒浸りになっているのを嫌がった。ドンは片手全体に包帯を巻いている。ハシゴから落ちてできたとドンは説明した。
ブレナンはハシゴから落ちたなら骨折の仕方が違うという。3週間前、怒鳴っているのを聞いた人がいるとブースは言った。ドンは少し口論しただけだという。ビリーがエロいダンスで働くと言い出したのが原因だという。ドンは殴ったことなどないという。
彼女が難聴になったのは、子どもの頃のサッカーが原因じゃないかとドンは言った。
ブースは夫が第1容疑者だ、正直に話せと言った。妻は豊胸手術をするつもりだった。ドンは闇で8000ドル借りた。それを渡したあと、ビリーは失踪した。返済額は1万ドルになり、とりたての業者に怪我をさせられたらしい。
ルイス・マッキ―が取り立て屋の名前だ。
ブースとブレナンは移動しながら、ブレナンはあの子どもの頃サッカーでという、夫の話を信じるのかと聞く。遺体には豊胸の後はなかった。あとはルイスが知っているかもしれない。
ギャンブル場に行き、ブースのギャンブル癖を忘れてたことに気づく。ブレナンは外で待っていてという。しかしカウンセリングも受けたし、昔のことだ。
なによりルイスが逃げると思うとブースは大丈夫だというが、ブレナンはアルコール依存症の患者が蒸留場にいるようなものよと止める。ブースは音を無視すれば大丈夫だという。
ブースが話に言った。ルイスは何も知らないという。
金を貸したら返さないでハシゴから落ちたとドンが言ったのを同じことをいう。妻のビリーには会ったこともないという。ロバーツ検事のことを聞くが、噂で聞いただけだという。ルイスはただの実業家だというが、その内暴いてやるとブースは席を立った。
ブレナンがカードのゲームで計算すれば勝てるとハマっていた。
ラボで遺体を見ているホッチンズはコガネムシの1種がビリーの遺体の側にいたという。肉食だが、ビリーを食べて寿命が縮んだ。コルチコイド入りだったからだ。
検事の遺体を見ていたザックはバットが凶器だという。ホッチンズは典型的なマフィアの手口だという。そして遺体は喉を切られているという。ホッチンズがビリーの方はどうだとサローヤンに聞く。肋骨が折れていた。ビリーは治る間もなく次々に骨折していたという。
ブースの車に乗っているブレナンにPC越しにラボの面々が話しかけている。
ザックは拳で何度も殴られたあとがあるという。バットじゃない。暴力夫の仕業かもしれない。抵抗しているという。ブレナンは手の防御創と思われる後を見て、糖質コルチコイドの残留ってことは外傷薬のコルチゾンかもしれないという。
ビリーはボクサーだったとブレナンが言った。ホッチンズが、アルティメット(UFC)グローブはしていないで戦う番組があり、過激だと、ホッチンズとブースは盛り上がっている。
テレビだと付けるが、地下試合なら付けていないだろうという。ファイト・クラブ、これは非合法のものだ。見物料はかなり高い。
それなら、夫は殴っていない。
夫のドンは知らなかったという。自分が止めたからだ。ずっと勝っていなかった。聴力のせいで資格も失った。引退したんだと言うが…ブースは借金の為に復帰させたんじゃないのかという。
ブレナンは誰を恐れてるのかと聞くが、そんなことをしてないし、誰も恐れてないという。
ブレナンは素朴な疑問、何で非合法の試合で戦うの?とブースは聞かれた。勝たなければそれで食っていけない。だから闇で戦う。
ホッチンズからブレナンに電話がきて、ビリーの靴から微粒子が出た。高級車を扱う工場で使われている物質だという。使用者は環境保護局(EPA)に登録されている。
その整備工場に行ってみるが、数ヶ月前に有街廃棄物が出て閉鎖されてしまった。該当工場はここだけだ。ホッチンズの言った六価クロムはあるかという。床にしみ込んでるかもしれないとブレナンはいう。ブースは、フラッシュペーパーを見つけた。闇馬券に使う特殊な紙だ。ライトで見て行くが、リングをペンキで書いた後があった。血痕が判るライトで照らすと、あたり一面血の海だった。
ラボで調べると30人分の血痕があった。1時間に3試合としても5時間…ザックの台詞を遮って多くの試合があったのよとサローヤンは言った。
アンジェラが熱処理をしてPCで試合後のビリーの顔を割り出した。相当殴られ痛いんでいる。殴打の威力と速度を割り出せば、ザックの協力で対戦相手をを割り出せるとアンジェラは言った。その前にビリーを殺した凶器を割り出してくれとサローヤンは言った。
ザックは凶器はカミソリのようなものかもしれないという。ホッチンズはワイヤーもあり得るという。「ゴットファーザー」でルカがそれで殺されたらしい。
ホッチンズはワイヤーにカミソリを付けて締めあげたんだという。
工場主は1日3000ドルで知らない男に工場を貸していた。ギャンブル場でまたマッキーに聞き込みをしようと近寄ると彼が話していた人物が「シーリー」とブース呼んだ。フランキーだ。
戻ってきたのかという。湾岸戦争の時の戦友でよく一緒にここへ来た。彼は未だ、夢を追って、シカゴ、べガス、LAと渡り歩いてるらしい。
恋人だったらしいカレンは男と逃げたという。大丈夫かとブースが聞くが、せいせいしたという。
マッキーと何かあったのかというが、仕事のことでトラブルがあったというだけだ。
フランキーにブースはファイト・クラブはないか聞いた。1つなんでもありの所がある。連絡係のジョー・ノーランに連絡先を聞けという。
ジョーは1992年にチャンピオンになった男だ。しかし八百長試合でダメになった。
ブースはここから先は1人で行くという。
ブレナンは私が邪魔になったの?というが、ここは常識が通じる所じゃないという。FBIとバレるのも困る。しかし引くブレナンじゃない。
ホテルの部屋をとり、それぞれ衣装に着替えたブースとブレナンは新婚で(でもブレナンが結婚制度はおかしいと意味のない反論を繰り返す、じゃ、婚約ならどうだと言っても、同じだという不毛の争いを着替えながらしている)豪遊に来たという設定だ。
2人は遊び人のカップルに着替えるが、ブレナンが服を選ぶと、聖書の訪問販売に来たみたいな格好になる。教師になれって言ったじゃない。魅力的でホットな教師になれって言ったんだとブースが選んだ服を着せる。
ブースの選んだ服に着替えたブレナンは十分魅力的でホットな教師だった。
サローヤンから電話がビリーの対戦相手は、168センチで左利きだという。拳の大きさは約90ミリだ。
2人は遊び人の新婚カップルになり、ジョーをジムに訪ねた。
ブースはここではタイガーだといい、ジョーの前でサンドバックを打ち、パンチを見せる。
今回の2人は、トニーとロキシーで潜入だ。ブレナンは結婚の約束をしてるだけとカップルらしくいちゃいちゃとする。
ブースが地下試合のことを言いだすと最初は知らない、誰にでも見せるものじゃないと言っていたが、1人1000ドルだといい、ブレナンは胸を強調したドレスの胸元から札を出すとジョーに渡した。
帰りの車の中、別人見たいだったと褒めるブースに、クララ・ボウを真似たというが、サイレント映画に出ていた女優だ。喋っていたらあんな感じだったと色気たっぷりで話したブレナンは言った。
ラボでザックとホッチンズが検事とビリーの検体を並べ調べていた。両方に化学物質がある。抽出したものを虫のものと比べるという。
ビリーは自ら自分を危険にさらした。そういうと、自分はないとザックが言い出した。喧嘩もしたことがないらしい。僕は怒らないというが、ホッチンズが誘導した。
ザックは「博士号が取れない」のホッチンズの言葉で怒りが爆発し、ホッチンズを殴った。
試合は白熱していた。外野からヤジが飛ぶ。
見ていたブースは、負けた男から、何見てんだと因縁を付けられ、殴られ気を失った。
殴った男はウォルトで
1か月潜入捜査で地下試合を探っている。だからバレたらまずかったのだ。黒幕は不明だ。ジョーはだたの下っ端だという。連絡先はは試合ごとに代わり、いたちごっこらしい。しかしいいパンチだったらしく、ブースは氷で冷やしている。
ブレナンはビリーの写真を見せたが、4倍のオッズでラテン系に勝ったという。マリソルという名で、無敵だったが、ビリーに負けた。
ブレナンはビリーが自分に1000ドルドンの借金を返済するために自分に賭けてたら?ブースはオッズ4倍なら大金になるという。マリソルに会おうという。
ウォルトは前の試合で手首を怪我した。今度負けたら、もう後がないという。
ブレナンはとっても簡単にブースが代わりに出ればいいという。勝つ必要はない。
ホッチンズから電話だ。検事にも同じ虫がいて短命に終わっている。スラッシュマツだ。松根油…パイルオイルがコルチゾンと同じ外用薬として使われている。ブレナンはブースにも言うが、事件と関係があるのかと聞くと、まだ判らないと答え、とにかく戦ってと言った。
マリソルをウォルトと一緒にいた捜査官が調べるが、何もしゃべらないとブレナンがブースに話した。
ブースはその間にウォルトと芝居をうって、上手く代わりを務めることになった。しかしマリソルが何もしゃべらないから、彼女の筋肉などを調べれば、有罪がかどうか判る。令状を取ってとブースにいう。そうしたら、自分を守るために黒幕の名前も吐くだろう。
マリソルはラボで検査を受けることになった。
そしてブースは、トニー・ザ・タイガーとして試合に出る!
Bones: The Woman in the Sand - Waking Up In Vegas