大阪水曜ほっと集談会一世です。
此処のところ仕事が忙しい日々です。
今日も今から早出勤務です。
さて普段は忘れていますが、休みになると急に調子が悪くなる私です。
頭痛がすれば脳の病気、胸が痛めば心臓の病気というふうに何時も体の異変を見つけようとするのです。
さて、集談会で語られる様々な症状を聴いていると、ふとこう思うことがあります。
この人は、治したいと言いつつ実は症状を手放したくないのではないか?
かつて私もそうでした。
読書恐怖・雑念恐怖があるので勉強ができない。
症状が無ければもっと成績が良かったはずだという理屈です。
症状という言い訳がなくなると困るのです。
とらわれがあるからできない、とらわれがあるけれど少しやってみる。
この素直さの有無が天国と地獄の分かれ道のような気がするのです。
職場で新人の20代の若いスタッフと話をしていて伸びしろの大小は、持って生まれた能力というより素直さであると感じることがあります。
これは年齢に関係ありません。
10代からヒネクレていた私ですが、森田の学びでこのことに気づいてから出来るだけ素直に言われたことをやっています。
結果どんどん仕事が増えてきて、最近はセーブしています。
まだまだ、素直というより良く思われたいという邪心が働いているのです。
自己紹介で症状の話ばかり何年も繰り返す人がいます。
一方で最近こういう趣味をやっていますとか旅行に行きましたと語る人があります。
森田博士の「神経質は治すことをやめたら治る」という言葉がふと心に浮かんだ一世です。
2022.11.21 一世