NHK 12/4 プロフェッショナル国宝・文化財を救え 日本の宝を救う文化財修復のプロの鈴木 裕さん。
古文書に使われている和紙と同じ質の紙を求め古来の製法で補修に使う紙を漉きなおすという至難の試み、仕事は体で覚えろという徒弟制度の下で培われた匠の極緻密な修復作業に感動し、その心と技を受け継いで行こうとする若者の姿をみて技の伝承が危ぶまれている現在に一筋の光明を見たような気がした。“技術は教えられるが心は自分で感じ取るもの”鈴木さんが口にされるからこそ重みのある言葉としてどーんと胸を打つ。
らん丸の池より
朝8時の水温 3.5℃ らんちゅうの背中が見えている、また憂鬱な冬をむかえそうだ。
仕事で品物を引き取りにきた播磨運輸の運転手さん、らんちゅうを飼っているのは前に来た時にきいていのだが、池を見せてーと言ってきたので鍵を開けて見せた。掬いもできず上から見ただけで終わったが、春になったら魚を取りにおいでと言って別れた。
そして家に帰ると、理央がいなくなってがらんとした居間には
祭りのビデオを見る度に一生懸命振って紙がちぎれみすぼらしくなった紙手がポツンと残っている