Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

Aiよ

2013-04-14 | 想い・雑感


Aiです
まあ あい でも アイ でもなんでもいいんだけど
猫としたら既に中高年と言われる年代となってきました
穏やかな性格だと思いますけどいかがかしら

タマやレモンなどの跳ね返りものの相手はしません
食べて寝て
時にじゃれていれば
それで幸せ

家の外に出たいなんてことも
ほとんど思わない

たまには
人の膝の上に乗ってみましょうかね


久々のタマ

2013-04-13 | 想い・雑感


私はタマ
私もカラスに食べられそうになっていたところを
救出されてここに来たのだから
あまり言いたかないけど

レモンが来てから
どうも私をちやほやしてくれる機会が
減ったような気がするワ

だから
この黒のサシが入った肉球で
レモンをときおり叩いてあげるのよ
でも最近レモンも強くなっちゃって…



河内レモン

2013-04-13 | 想い・雑感


カラスに追われ
我が家に救出され
連れてこられた時には
ちょっと助からないかな
と思えるくらい痩せ細っていた

今では4匹の猫たちの中で
最も活発
猫らしくもない
ダミ声で主張し
走り回る

生命力 あり

最初は顔もやせ細り
耳ばかりが目立つので ヨーダ と名づけたが
今では レモンと改名

近くの河内貯水池横の公園出身なので
河内レモン と申します
なんだか 演歌歌手みたいな名前…

鳥インフルエンザ

2013-04-13 | 医療・病気・いのち

鳥インフルエンザウイルス
H7N9型に対する
検査試薬が完成したようです
全国の 検疫所や
地方衛生研究所に配布されるとのこと

中国から帰国した方で
発熱などの症状のある人は
検査を受けた方がよいかもしれません

それにしても
種を越えて感染を起こしうるということは
鶏と人の細胞膜表面に類似性があるということ

お互いに共通の遺伝子を持つことを
改めて認識させられます

鏡視下手術

2013-04-11 | 想い・雑感
1990年代初頭
腹腔鏡下手術として
外科領域に腹腔鏡下胆嚢摘出術が導入された頃から
私は非常に興味を持ち
その領域に関わってきました

現在では胆嚢摘出術だけでなく
胃癌や大腸癌に対する手術にも
腹腔鏡が広く利用されるようになってきました

鏡視下手術が行われ始められた頃は
患者さんにとっては侵襲の少ない手技だが
外科医にとってはストレスの多い難しい手技とされていました

しかし
器具の進歩とともに
手技の進歩もあり
次第に安定した手術となってきました

今や外科医にとっても
肉体的に楽な手術となってきたように思います
モニターを見ながらの細かい操作も
よく見えるので安心して行えます

外科医における女性の割合は
今でもそれほど高くはありませんが
鏡視下手術は
女医にとっても肉体的負担の手術であろうと思われ
もっと多くの女性が外科医を目指してくれるといいなと思います

先立つ

2013-04-10 | 想い・雑感
母親と次男と三男
いずれも胃癌で手術を受けた
次男は再発をし
抗癌剤治療を受けたいたが
いよいよ癌に対する積極的治療方法がなくなっていた

少しでも苦痛を取り除くことを主眼に
ケアが行なわれてきたが
徐々に体力が落ち
ついに力尽き旅立たれた

母親は
丸まった背中をますます小さく折り曲げ
肩を震わせ声は出さずに涙を流された

体調を崩さなければ良いけれど
80を過ぎたその体に
今回の出来事はかなり堪えそうで気がかりだ

向かい風

2013-04-10 | 想い・雑感
体というのは
やはり使っていないとなまるようです

一昨日自転車で通勤したところ
帰りは風が強く
しかもずっと向かい風
坂道をずっと登り続けたような状態で
少々疲れました

これから徐々に暖かくなるでしょうから
ちょくちょく自転車に乗って
体のリハビリをしようと思います
そのうち今回くらいの風は
ほとんど気にならなくなると思います

むくみ

2013-04-09 | 想い・雑感
体の隅々まで
血液 リンパ液 組織液
が巡り 入れ替わって
体の恒常性を保っている

その恒常性がいよいよ保てなくなったとき
死を迎えることになるのだが
その少し手前から
スムースな循環が行われなくなり
足がむくんだりしてくる

この時期になると
よかれと思って行った水分補給が
さらにむくみを助長し
患者さんを苦しめることもある

最後が近づいたら
点滴などを最小限にし
ときにはやめてしまったほうが
ずっと楽になることも少なくない

反対車線

2013-04-08 | 想い・雑感
片側二車線の道路
交差点で信号待ちをしていたら
左からの右折車輌が
そのままこちらの反対車線に入ってきた

大きく手を振って
間違いを知らせようとしたが
まっすぐ前を向いたお爺さんは
気付かず通りすぎた

後ろからやって来た車のパッシングに
ようやく停車
大事に至らなくて良かった

こういうときにもらい事故にあったりするわけで
注意しておかないと
えらいめにあいますね

その気に

2013-04-08 | 想い・雑感
新年度となり
すっかり体は春と思っているところで
気温がぐっと下がったりすると
本当に寒く感じる

春だ 春だと
その気になっていたのに・・・

こういう気温の変化が
だんだん堪えるように
成っていくのでしょうね

いやはや

寿命?意思?

2013-04-07 | 想い・雑感
胃のGIST に対し
十年以上前に胃全摘をしたSさん
かなり多きな腫瘍で再発の可能性が高かったが
無事五年以上が経過し
外科は卒業
内科に通うSさんと時に時折院内で立ち話をしていた

しばらく見かけないと思っていたら
体調を崩し内科に入院されており
栄養の回診の時にたまたま訪れた
難しい顔をされていたが
私の顔を見ると
にこにこ笑い
穏やかに話をしてくれた

ただ食事摂取量が少なく
点滴で栄養補給を行う必要があるとのことから
つい先日中心静脈栄養用のポートの埋込みを依頼され
近々行う予定としていた
しかし急変し逝去されたとの連絡

点滴までして生きていたくないとの
Sさんの思いだったのか
これが寿命だったのか
それはだれにもわからない

一期一会
先日病室を訪れたとき
ベッドサイドで少し時間をとって
話しておいてよかったかな

ペイン コントロール

2013-04-05 | 想い・雑感

食べられないし
痛みが出てきた
と癌の末期の患者さんが
憔悴した顔で奥さんとともに外来に

我慢せずに何かあればすぐ連絡を
とお伝えしているのだが
遠慮と
言えば入院になる
という思いからか
ちょっと多めに我慢してしまう

すぐに入院とし
その日から
痛みのコントロールを始めた
少し点滴をしているとは言え
癌の状態は変わっておらず
痛みを取る努力をしただけ

それで
顔色が良くなり
食事も少し食べられるようになる

痛みというものが
いかに人の活動性を
元気を削ぐものか
よくわかる

痛みの訴えには
きちっと対応することが
たいせつですね

ひとり暮らし

2013-04-04 | 想い・雑感
当直をしていると
下腿の痛みということで
救急隊から搬送依頼が来た
当然 どうぞ と返事をして
救急車の到着を待った

80代の男性
どこがどう痛いのかと顔を覗き込むが
実にきつそうである
下腿の痛みが問題なのではなく
息苦しさ 全身倦怠感 などから
動けなくなっていたようだ

話を聞くと
奥さんは入院中
子供は遠方
80代男性が独居となれば
まあなかなかうまくはいかないでしょうね

心不全 
人工呼吸を要する呼吸不全
栄養不良

自分の体調が悪くなっていく中
この80代の男性は
何をどのように感じていたのでしょう
誰が悪いわけでもないけれど
なんだかわびしく悲しい気分になりました

円背

2013-04-04 | 想い・雑感
背中が円くなったお年寄りが
胃癌で紹介されて来られた
お腹は折り畳まれて
おへそはシワのなかに埋もれている

腹腔鏡下に操作をする空間が
確保できるかどうか疑問だったが
何とかきちっとした手術が出来た

随分高齢な方なので
より少ない体への負担で
治療を行えて良かった