Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

ファームロード

2014-09-30 | 想い・雑感
広域農道の中には
整備状況が良く
ライダーにとって有り難い道がある

自家用車の通行量が少なく
気持ち良く走ることができる

国道や県道でないため
地図帳やGoogleマップでは目立たない

国土交通省ではなく
農林水産省の管轄なので
公共事業としても目につきにくい

こんなことで良いのだろうか
と若干の疑問を感じつつ
いつも気持ち良く
利用させていただいております

2014-09-29 | 想い・雑感
紅葉で有名な渓谷沿いの道を
シーズン前に通ってみた

数年前の大水の際には
路肩が削り取られ
多くの草がガードレールに絡みつき
土砂が道に流れ出し
大小の岩が渓流を覆う
という状況だった

しかしすっかり落ち着きを見せている
道やガードレールは整えられ
通行するのに不都合はない
大きな岩肌には
綺麗な苔が纏いつき
どれが新たにやって来た岩なのか
区別はできない

時の流れを目の当たりにした感がある

まあ
そこに川が流れるようになったのは
地球の歴史から見れば
つい先ほどのことでしょうし
苔は年々変化しているわけですから
区別できなくて当たり前ですかね

電気炊飯器?

2014-09-25 | 想い・雑感
ツーリングの途中で
主を失ったと思われる
民家を見かけた

扉の壊れた倉庫から少し奥が見えた
埃をかぶり錆の出た電気炊飯器が目についた

既に電気は通じないだろうし
二度とご飯を炊く目的で使われることもないであろう
電気炊飯器…であった物体

これはいったい何なのだろうか
少なくとも電気炊飯器と名付けてはならないように思われる

名前を付けられないとなると
何とも落ち着かないが
何物でもないと思えばそれだけのこと

名前を付けることによって
私たちは初めて
何物かをあるものとして認識できるのだろう



集団?

2014-09-25 | 想い・雑感
オバマ大統領が
イスラム国へ対する軍事行動を起こすらしいですね

その根拠は自衛権とのこと
集団的自衛権の発動との文言もあるようです

何かあれば
自国から遠く離れた場所にまで
軍を派遣する

集団的自衛権の行使
というのはそういうことなんですね

ようやく分かりました

集団の範囲をどこに置くかによって
世界中どこででも
軍事行動を起こすことが
可能になるわけですね

泣くから…

2014-09-25 | 想い・雑感
「泣くから悲しくなるんだ」
なんてことを聞くと
泣いてはいけないと言われているみたい

泣く事によって
感情がより昂ぶり
悲しみが深くなる
という側面は確かにあるとは思うが
それは一時的なことのように感じる

十分に泣く事により
悲しみのなかの
大きなうねりの部分が洗い流され 
次第に心が落ち着き
しっかりと悲しみに向き合えるようになるのではないでしょうか

悲しみと向き合うことによって
ひとつ何かを乗り越え
今を生きる力が湧いてくる

悲しいときは
しっかり悲しみ 泣きましょう

ただ病院というところは
泣く場所が無いことが多いですね

あたりまえ

2014-09-23 | 想い・雑感
長い宇宙の歴史の中で
人類が地上を跋扈しているのは
僅かな時間

さらに自分の時間となれば
無いに等しい
宇宙に取れば
私なんぞは
いないのがあたりまえ

今生きている
というのは
あたりまえではないんだ

目的地

2014-09-23 | 想い・雑感
目的地をはっきり決めてから
バイクを走らせると
行く先を目指して
ついつい急いでしまう

道すがらの風景を
味わう余裕が少なくなってしまう

旅はその過程にも楽しみがある

バイクにまたがり
なんとなく行く方向を決め
進むにつれて
こちらに行こう
あちらの道を通ってみようと
楽しみながら進む道を選んでいく
そのうちその日どこまで行くかが決まる
最初思った方向と大きくずれることもある
それが楽しい

でも帰路につくと
自宅という明確な目的地が設定され
若干の疲れも手伝って
逸り スピードを出し気味になる

目標や目的を明確化することにより
効率的に物事が進むのだろうが
そんなものを決めずに歩む
人生行路も良いのではないかと思う

まあ焦るな
今を 楽しみ 生きろ

白糸

2014-09-22 | 


初めての道を
のんびりバイクで走っていると
白糸の滝
と書いた看板

細く幾筋にも分かれた流れを見ると
人は白糸を思い浮かべるのか
白糸のの名を冠された滝は
たくさんあるようです

そして白糸といわれると
思い浮かべるのがそうめんらしく
夏場だけそうめん流しをする店が
この滝のそばにもありました

静まり返った滝の周囲には
にぎやかな夏場の余韻を
まだ感じることができました

不安

2014-09-18 | 想い・雑感
統合失調症で
病院にかかっていたTさん

癌と告げられた日の夕方
不安感から落ち着かなくなり
自宅近くを衣類を脱ぎ捨て
走り回ってしまった

連絡が入り
精神科に緊急入院となった

思わぬ行動に驚いたが
考えてみれば
ガンと言われれば
誰しもじっとしておれず
走り出したくなるものなのだろう

癌と告知された多くの人は
意識するしないに関わらず
あからさまな行動を
押さえ込んでいるだけなのかもしれない

そしてかえって不安感を解放できず
長く苦しむのかもしれない

入院後のTさんは
すっかり落ち着きを取り戻し
手術も無事に終わりました
そして経過も問題なしでした

県道??

2014-09-15 | 想い・雑感
ツーリングには一人で出かけることが多い
パンク バッテリーあがり エンジントラブル 転倒などなど
困った事態になる可能性もあるので
大型に乗り始めてからは
林道などには入らないようにしている

ところが先日
通ったことのない県道を見つけたので通ってみた

気持ちのよいワインディングと思っているうちに標高が上がり
道も狭くなってきた
そのうちまた広くなるだろうと思い進むが
すれ違う車も人もなく
枯葉が落ち
小石が転がり
完全に山の中

車体が重い分
スリップすれば転倒間違いなし

10Km以上の道のりで
すれ違った車は結局1台

林道よりはるかに林道らしい県道でした

技術

2014-09-15 | 想い・雑感
工芸 製造 その他
技術がものをいう世界

年齢が上がって行っても
経験を重ねるほどに
その技術は向上し続ける

匠と呼ばれる人には
高齢者が多い

ただし
体力や気力が続かなくなれば
そこまでであろう
匠たちの目は勢いを失っていない

手術の技術も
やればやるほど向上すると感じているが
やはりそれを支える元気が 意気込みが必要

術前管理 処置
病気の説明
それにともなう患者や家族への配慮
手術
術後管理
手術指導
医療チームとの連携
様々な勉強


これらのうちの
どれか一つ対して
気力が萎えてきたら
体がついていかないと感じたら
技術の向上はむつかしくなり
メスを置くことを考える時がやってきている


駆ける

2014-09-15 | 想い・雑感


傷つき死にかけていた
赤ちゃん猫

友達の下宿そばにいたといい
息子が連れ帰った

もう駄目だろうと話していたが
何とか元気になった

と思ったらとにかくじっとしていない
どの猫よりも動き回り
いろいろなものを落としてしまい
他の猫に絡みつき
人にもすぐ寄ってくる

静かになるのは
疲れて眠るときだけ

でも夢の中でも
駆けているのかもしれない

取り壊し

2014-09-13 | 想い・雑感


若かりし頃
30年くらい前でしょうか
約2年半勤務した病院

その取り壊しが始まった

数年前に移転は完了していたが
実際に工事が始まると
過去を取り壊されていくような寂しさを感じる

高3の冬 母が入院していたところ

外科医としての基礎を叩き込まれた場所

そして母を見送った場所でもある

ツクツクボウシ

2014-09-12 | 想い・雑感
病院の部屋の外で
いきなりツクツクボウシが声をあげた
窓下の壁面に取り付き鳴いているようだが
窓をあけると驚かすとおもい
声だけを楽しんだ

森では
一匹の鳴き声に呼応して
何匹もなき始めると思うが
どこかから迷い飛んできたのか
二節ほど聞かせた後に続くものはなかった

もう九月も中旬であることを
改めて思った

ツクツクボーシ
 ツクツクボーシ
  …
  ウイヨース ウイヨース ウイヨース
   ジーーーーー …