Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

デイヴィッド・サンボーン

2012-11-30 | 想い・雑感
デイヴィッド・サンボーンの演奏を聞いた
素人の私が聞いても
そのなめらかで力強い音に
心地よい時間が流れた

小児麻痺のリハビリに
医師からサックス演奏を勧められて
サンボーンの今があると聞いたが
当然そんな過去は微塵も感じさせない

素晴らしい

それとともに
キーボード ドラムス ベース ギター
みな素敵だった

全てが溶け合って
素晴らしい演奏になる
ということを実感させてくれた
充実したステージだった

歩く

2012-11-30 | 想い・雑感
イメージからは
田舎に住む人の方が
よく体を動かすように思うが
歩くという意味では
関東圏の人の方が上だろうね

学会などで東京に行くたびに
そう思う

地方では
家から出てすぐ車等に乗り
着いてから職場までもすぐ
というパターンが
多いように思う

ほいけんた

2012-11-29 | 想い・雑感
明石家さんまのモノマネをしている
ほいけんた さん
声も顔ももともと似ていて
それだけで売っている方だと思っていたら

あのかすれた声はわざと出していたのですね

とても素敵な美声の持ち主であることを知り
驚きました

メディアでそう言う側面も
見せて欲しいですね
曲とすればさんまの真似をする
ほいけんたを求めているのかもしれませんけどね

ぬくもり

2012-11-29 | 想い・雑感
東京スカイツリーのイルミネーションは
LED を使用しているということで
電力使用量をかなり抑えているのだろう

発熱がほとんど無いであろうから
熱エネルギーへのロスはないであろうが
どうも暖かみがあまり感じられないなぁ

東京タワーが暖色系でぬくもりもある夜の出で立ちなのに対し
スカイツリーは寒色系で少し済ましているという雰囲気

東京タワーの同世代というのもあり
こちらに親近感を覚えるのも仕方がないかもね

望み?

2012-11-29 | 想い・雑感
日々様々な刺激に曝され
生きている

本当に食べたくて食べているのか
心からやりたいことなのか
必要なものなのか

そんな判断を
果たして自分でしているのか
分からなくなってしまう

心を落ち着け
自分を見つめ
一呼吸おくのがよい

熱燗

2012-11-28 | 想い・雑感
湯呑に酒を注ぎ
その時の気分で30秒から60秒レンジに投入

時間なりの温もりを感じつつ
飲む

有難いものです
特にこう寒くなってくると
余計に幸せを感じます

飲みすぎで辛い思いをしたことは
随分あったと記憶しますが
いまやそこまでの飲み方をすることもなく
したいとも思いません
ただ ちょっと懐かしいかな

大学入学直後の歓迎コンパ
まだ17歳だったのか18歳の誕生日を迎えていたのか忘れましたが
先輩が「おい、大丈夫か」と言うのも聞かずに
グイグイ飲んでしまった
最後は両方から先輩に抱えられるようにして下宿へ
道の両サイドの街灯が
ゆっくりフラフラ揺れながら
後ろに流れていく映像を覚えています

その夜中か明け方近く
どうしようもなく押し寄せる気持ちの悪さ
ああ 思い出したくもないけど やはり懐かしい

抗癌剤治療が効かなくなったとき

2012-11-28 | 想い・雑感
胃がんや大腸癌に対する抗癌剤治療の進歩は
2000年以前に比べ目を見張るものがある

以前なら数ヶ月で見送らざるを得なかった命が
年単位で保てることも普通に見かけることになっている

でも抗癌剤治療はいずれ効かなくなるわけで
根治を得られる治療ではない

代表的治療を行ってしまったあとは
もう選択できる薬剤がなくなることになる
この時さらに抗がん剤の組み合わせを替えてなんとか治療を継続するか
抗がん剤の使用を中止するか
この二者択一は難しい
再発がわかった時にまずは抗癌剤治療を行ったほうが良いと思うが
効かなくなったあとは考え方による

患者さんと相談することになるが
最近私は
そうなったとき頑張りすぎるより
あっさりと抗癌剤治療をやめてしまっても
良いかなと思うようになってきている

それまでの治療で体は見た目以上に痛めつけられており
体の抵抗力も落ちている
抗癌剤治療の中止により
正常細胞の活力が復活し
人生の最後の一時期を
体調よく過ごせる場合があるように思うからである

抗癌剤治療中止後の経過は
思ったより穏やかな場合が多いように感じるからである

ただし中止後の経過は人により大きく異なる
相談しながら道を探っていくしかない

あと少し

2012-11-28 | 想い・雑感
「あと一口、をやめておかないと
後が大変になる。」

胃の手術を受けた後
まったく手術のことなど気にせず
食事をすることができる方もおられるが
やはり用心が必要

あと少しを食べてしまうと
胃がはってにっちもさっちもいかなくなり
1時間近く苦しむことになる

手術をしていない人だって
勢い良く食べすぎて
気がつけば胃がぱんぱんで身動きが取れない
などという経験をされた方はおられるだろう
術後はそれがさらにデリケートになる場合がある

まああと少しを我慢できるかどうかというのは
食べることだけでなく
生き方にも繋がる話かもしれません

あそこで止めとけばよかった・・・
と思っても後の祭り

永遠

2012-11-28 | 想い・雑感
自分の心を眺めてみると
怒・喜・思・憂・悲・恐・驚

毎日毎日慌ただしい

これが生きている
ということかもしれない

死んでしまえば
感情もない

でも
自身がこの世を去った後も続く
この宇宙に
自身も繋がっている
という感覚はどうすれば湧いて来るのだろう

その感覚がなければ
死の不安 頼りなさ 恐れ
などなどを拭い去ることは難しいかもしれない

目覚め

2012-11-27 | 想い・雑感
睡眠は深くなったり浅くなったりを繰り返すという
それにはリズムというものがある

目覚ましのなるタイミングが
睡眠の浅くなった時であれば
スッと目が覚めるものが

鳴っているのに気づいても起き上がれない時から
鳴ったという記憶すら残らない時まである
こんな時は余程眠りの深い時に
目覚ましが活動したのだろう


ここのところ寒さが厳しくなり
朝バイクのエンジンをかけるときなどは
まさに深い眠りから覚まそうとしているような感じだ

セルの周り始める勢いが弱いうえに
エンジンが始動しても
その音がこころなしか弱々しく
快活さを感じない

いたわりつつ走り始めてしばらくすると
ようやく機嫌が良くなってくる

一度バッテリーチェックをしてもらわなければ
寒い朝には眠りから目覚めてくれなくなるかもしれない

基準の変化

2012-11-27 | 医療・病気・いのち
癌の再発が確認されたときに
腫瘍マーカーも上昇している場合には
その後の治療効果判定に
その腫瘍マーカーの増減を指標として用いる

抗癌剤治療を開始して
その値がぐんぐん下がると
患者さんも 家族も 私も うれしくなる

でも ほぼ正常になったところで
次に少し増えたりすると
その次にはさらに増えるのではないか
つまり現在の薬が効かなくなったのではないか
とどきどきすることになる

すでに適応となる薬を使ってしまい
次に使用できる薬がないという状況で
マーカーに怪しい動きが見られると
もっとどきどきし 不安になる

癌が最初に見つかったときよりも
再発が見つかったときのほうがショックが大きいといわれる
さらに
積極的治療方法がなくなったときにはさらにショックが大きいと言われる

そうなってくると
患者さんそれぞれの人生観 人生哲学が
大きな意味を持ってくることになる
損得なんていう価値基準とはまったく異なる世界へ
飛び立つ必要が出てくる

飲み会

2012-11-27 | 想い・雑感
全国的な企業に勤めていた方が同窓会を開くとなると
会場は会社のある都市
それも大都市で行われることが少なくない

胃全摘を受けもう7年が経過するMさんも
かつての企業戦士
年末には大阪でかつての仲間と同窓忘年会だそうだ

良く食べよく飲み
人からはMさんに胃がないなんて事は信用されない
せっかく同窓会に出席しても
飲み食いが出来なければ
楽しみも半減ですから
Mさんは十分に楽しんでいる様子

飲むほうでは
ちょくちょく奥さんとの間でささやかな争いがあるようだが
いつもお元気

もう術後5年を経過したので
そうそう受診していただかなくていいのだが
通院が生活の一部になり
時に行う結果に問題がないことで安心し
ということで大体月に一回は受診される

長い付き合いになるといいな
と思う

適応

2012-11-27 | 想い・雑感
胃切除後の出来上がりをみてみても
同じように出来上がっている場合でも
術後の食事摂取量には大きな差が出ることがある

退院の頃には術前と同じくらい食べられる人がいると思えば
なかなか食が進まない人もいる

食べられない人でも透視検査をすればスムーズに流れるので
食べられないのは
食欲自体が出ないことと
胃と胃につないだ腸の動きの回復が悪いこと
が影響しているのだと思われる

でも食べられない人の多くは
月日と共に改善する
中にはある日突然という感じで
摂食量が増える人もおられる

人の体というのは
なんとか状況に適応し
具合がよくなるようになっていく

本人の工夫や医者のさじ加減も多少寄与するかもしれないが
体が持っている本来の力というのが
やはり素晴らしいと感じる

我慢強い

2012-11-26 | 想い・雑感
ぎりぎりまで我慢する人
というのは
普段体調の悪さを悟らせず
症状がちょっときついくらいでは
大丈夫だとおっしゃるので
つい状況を軽く判断してしまう

そういう方が痛い とか 辛い とか言われれば
これは大変なことである

手術も含め
緊急の処置をしなければならないことも出てくる

外来で主治医が問いかけても
大丈夫 ということで帰宅したYさん
その夜からお腹が張り
ほとんど何も飲食できなくなり
お腹が持続的に痛くなり
一日我慢していよいよ我慢できなくなり
救急車で来院
すぐに緊急手術となった

後日
母親が
「いけないことだけど
こんなに辛がるなら
早く迎えに来てくださいと
思わず手を合わせてしまっていましたよ。」
などと表現するほどの七転八倒の状況にならなければ
病院に来ない人というのが
おられるのですね

無理な我慢は決して美徳ではありませんね
心も体も傷つけます

下がる

2012-11-26 | 想い・雑感
昔は人から話しかけにくい
と言われることもしばしばあったのだが

「お忙しいのにすみません
先生が話しやすいのでついお呼びしてしまって」

と80代の方に言われた

以前と今と
違うといえば
全体的に重力方向に下がってきた
顔の造作くらいだと思われる

多少穏やかな顔つきになったということだろうか

まあ 年はとってみるものだ