Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

最後は家で

2006-01-31 | 医療・病気・いのち
 本当にリラックスできる場所。
 そんな場所があれば、少しでも長くそこにいたいのが人情。

 多くの人にとって、それは自分の住処でしょう。

 人生の最後が近づいたとき、可能な限り自宅で過ごしたいと思う人が多いのは、当然のこと。でもどこまで家で過ごせるか、家族で対応できるか、急変することはないのか、など不安は尽きないもの。

 一度きりの人生。一度きりの最後。不安だからといって我慢するのは、後悔が残る。もし癌を患っているのなら、思った以上に長い期間、痛みを含め癌による苦痛はコントロールが可能です。家で過ごしたいのなら、その思いを伝えましょう。主治医がそれに応えてくれないのなら、力を貸してくれる医師を捜しましょう。きっと見つかるはずです。

 名医と評判が立っている人が、あなたにとっての名医とは限りません。良い出会いを見つけてください。

特発性食道破裂

2006-01-30 | 想い・雑感
 当直をしているといろいろな病気の人がやってくる。
 当然当直医の専門領域の患者さんがやってくるとは限らない。
 必要な判断は、重症度と緊急度である。
 様子を見ていいのか?、直ちに治療が必要なのか?、対症療法のみでよいのか、専門医へのコンサルトは?手術は必要か?、高次医療機関への搬送は?などである。これらを短時間で判断する知識と経験を常に磨かなければならない。そして、外科の場合は知識に加え技術が必要となる。

 先日救急車で搬送されてきた方は、到着時に頻呼吸と、冷汗を認め、見るからに重症。直ちに血液検査、レントゲン検査、CTなどを行った。縦隔への液体貯留と気種。食道透視で食道破裂と診断し直ちに緊急手術となった。

 食道破裂。経験ある医師はそれほど多くなく、一般の方はほとんど耳にしたこともない病気。

 救急車を受け入れると言うことは、担当する医師に多くのものを要求することになる。政府やマスコミの表層的論調では、救急医が少ないことを医師の責任のごとき言い回しも見られるが、そのような医師を育てる環境が整っていないとも言える。

 さらには、欧米に比べ、低く抑えられている技術料。
 外科は、益々ハイリスク、ローリターンになっていく。

 今は、小児科医、産婦人科医、麻酔科医の不足が問題になっているようだが、外科医を目指す若者は少なくなっている。外科医不足もそんなに遠い未来ではないと思う。

運動の効果

2006-01-30 | 想い・雑感
 約3ヶ月前、我が家に体重計がやってきた。
 どの程度正確かは分からないが、体脂肪と内臓脂肪が計測できるもの。
 その値に愕然。まじめに事務通いを開始した。

 変化
 下腹が少ししまった。
 以前のように、立ったまま靴下がはけるようになった。
 歩くのが全く苦にならなくなった。
 そして、肩が凝らなくなった。

 これまでは、家電量販店に行くと必ず全身マッサージ器に座っていた私が、全く座ることがなくなったのだ。長時間の手術も、ほとんど腰に応えず。快調快調。

 やはり、人間も動物。動くことが自然なのかもしれませんね。

胃癌の症状

2006-01-30 | 医療・病気・いのち
 「何も症状が無かったのに、いつの間にこんなに進行していたのでしょうか。」
 患者さんから良く受ける質問です。

 胃癌は症状も無く静かに進行していく場合も多いので、定期的に検査を受けるほうが、より早期に見つかる可能性が高くなります。

 ちなみに、以下のような症状が主なものです。必ずしも胃癌だけに見られる症状ではありませんが、症状がある方はぜひ医療機関で検査をうけてください。

 早期胃癌の段階では症状が出にくいのですが、心窩部痛、胃部不快感、出血(吐血、下血)などでみつかることがあります。ただし、早期がんの段階で症状が出現し、癌が見つかる方は幸運な方だと思います。

 進行がんになると痛みが出現することもありますが、意外と痛みが主な症状であることは少ないようです。体重が減る、吐き気が持続する、全身倦怠感がある、食事が食べられない、吐血や下血をおこす、上腹部にしこりを触れるなどの症状が主なものです。このような症状が出てくると、中には手術自体が無理なほど進行している方も含まれてきます。

 中には全身に転移を起こしていてもほとんど自覚症状は無く、血液検査で貧血といわれ検査を受けに来た、という方もおられます。

 自分の身を守るには、定期健診がもっとも近道と思います。ただし、それで100%安心とも言い切れないところが難しいのですが…。

両刃の剣

2006-01-28 | 想い・雑感
 アザラシ肢症。睡眠薬や胃腸薬として販売され1960年頃薬害として世間を騒がせたサリドマイド。これを妊婦が服用することにより、手足の短い赤ちゃんが生まれた。日本でも300人以上の被害があった。当然この薬はお蔵入り…。

 と思いきや、多発性骨髄腫に対し治療効果があることが分かり、米国などで再度承認され復活しました。日本では未承認であり、個人輸入で使用する医師もいます。しかしその場合、サリドマイドは当然厳重な管理下に置かれるべきであり、そのガイドラインも作成されていると聞きます。

 しかし、このたびの調査で一部の医師は、必ずしも妊婦への使用に対する注意意識が薄かったりするようです。過去に学ばなければ、人類は同じ過ちを繰り返してしまいます。どうか関係する方は、しっかり危険意識をもって、より安全に使用していただきたいと思います。

 いわゆる西洋医薬は、両刃の剣という面が非常に強いですね。毒にもなれば薬にもなる。薬の部分を生かしつつ、副作用などの毒の部分をうまくコントロールするのが難しい。抗癌剤も然りですね。

ピロリ

2006-01-27 | 想い・雑感

 昨年のノーベル医学生理学賞は、胃炎や胃かいようの原因となる「ピロリ菌」の2人の発見者に授与されました。

 それより以前にも微生物が胃内いる可能性を報告したものはあったようですが、胃という強酸の環境下に微生物は存在しないとしたいわゆる権威者の言で、「胃の中には細菌はいない」ということが通説となっていました。 この2人は苦労してこの細菌培養に成功するとともに、実際にこの細菌が病気を引き起こすかどうか自分で飲んで実証したという逸話があります(飲んだのは若い方)。

 日本でも、1980年代後半にはピロリ菌を研究する人が随分出てきました。そして胃炎や胃潰瘍の原因となるピロリ菌が、さらには胃癌発症にも関与しうることを見いだしてきた中心は日本人研究者たちのようです。

 記憶は定かでないのですが、以前サンプラザ中野が「ピロリ菌のうた」を作っていたと思います。どんな歌かは覚えていませんが、消化器疾患に関わる医師以外はほとんどその名前を知らない時代に、どうしてサンプラザ中野さんは知り得たのでしょうか?それにしてもどんな歌だったのかなあ?

 ちなみに、ピロリ菌の学名はヘリコバクター・ピロリ。胃の出口側をpylorus(幽門)と言いますが、名前はこの菌がその幽門で見つかったことに由来しているそうです。この細菌は、胃でタンパク質が分解されてできる尿素を酵素で分解してアンモニアを作り出すため、強い酸性の胃液の中でも自分の周りを中和し身を守っているとのこと。このアンモニアによる刺激や、最近の出す毒素が発ガンの引き金と言われています。さらにこの毒素が遺伝子にも影響しうるとの研究から、胃以外の臓器にも影響しうる可能性も指摘されており、今後の研究が待たれます。

 日本はピロリ菌に感染している人が半数、70歳以降では7割とも言われています。日本は胃癌大国ですが、ピロリ菌の感染を押さえることが出来れば、かなりの胃癌発生を抑制できるのではないかと期待されています。完全に除菌できれば、発生は1/3以下にまで抑えられるのではとの報告もあります。生涯感染することがなければ、さらに発生は抑えられるのかもしれません。 


癒着性イレウス

2006-01-26 | 医療・病気・いのち
 お腹を開けるような手術をすると、大なり小なり癒着が起こります。組織と組織がくっついてしまうのです。腸と腸、腸と腹膜などがくっついてしまうのです。

 その癒着が原因で腸内容の通りが悪くなったり、完全に通らなくなったりするのが、癒着性イレウス(腸閉塞)です。 癒着によるイレウスになりやすいのは必ずしも大きな手術の後というわけではなく、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)の手術や、子宮の手術の後などに起こることも多いのです。ホースがたった一カ所捻れただけで水が出なくなるのと同じように、腸も癒着をしたところを支点として捻れただけで、内容が通らなくなってしまうのです。

 最近では、お腹を閉じる前に癒着を防ぐシートを置いたりすることも有りますが、完全に防ぐことはできません。 イレウスの時の一般的症状は、周期的に襲ってくる差し込むような痛み、おならが出なくなる、便が出なくなる、お腹が張ってくる、吐くなどです。お腹の手術の既往がある方で、強い腹痛が出た場合には、我慢せずに診察を受けてください。

 なお、手術をしてなくてもお腹の中に炎症を起こしたことが有れば、やはり癒着が起こっていることがあり、イレウスの原因となることが有ります。

エネルギー源は女系

2006-01-25 | 想い・雑感
 細胞の核にはDNAがあり、それによって父親と母親から遺伝情報が伝えられることはよく知られています。でも意外と知らない人が多いのは、細胞質の中のミトコンドリアと言われる小器官が核の中のDNAとは独立して、別のDNAを持っていると言うことです。さらには、そのミトコンドリアDNAがほとんど母親だけから伝えられると言うことです。

 以前発表された、パラサイトイブというSF小説は、そのミトコンドリアDNAを題材としたものでした。またミトコンドリアイブというのは、ミトコンドリアの遺伝情報をたどっていくと、アフリカ大陸に出現した一人(集団?)の女性にたどり着くという説を現したものだそうです。

 ミトコンドリアDNAが母からのみ受け継ぐのはどういう機序かということはこれまで分かっていなかったのですが、このたび日本の研究者がメダカの細胞でその仕組みを突き止めたそうです。受精直後に、精子のミトコンドリアは分解されて消えてしまうのだそうです。

 青息吐息で(息はしないか)ようやく卵子にたどり着いた頃には、精子はエネルギーを使い果たしてしまっているのですかね。 ミトコンドリアというのは、動物が生きていくためのエネルギー源作成工場ですから、やはりバイタリティーは女性からということでしょうか。

リンパ節郭清

2006-01-24 | 医療・病気・いのち
 癌が原発巣の周囲や遠くの臓器に転移する場合、血液やリンパ液の中を流れていきます。そのうちリンパ液を漂って流れていった癌細胞はリンパ節にたどり着き、時にそこで仲間を増やします。これがリンパ節転移です。

 臓器によって流れていきやすいリンパ節の場所がある程度分かっていますので、癌に対する定型的手術の場合、その場所のリンパ節郭清を行います。手術中にリンパ節を目で見ても、触っても転移が有るかどうかは分からない場合が多いので、癌細胞が流れ込みやすい領域のリンパ節をきちっと取ってしまうわけです。きちっと取って初めてリンパ節郭清と呼ばれ、腫れているリンパ節をつまむように取っても、それは郭清と呼ぶべきではありません。

 これまでいろいろな方の手術を見てきて、郭清があまい外科医はやはり時にいるというのが現状です。手術の巧拙を見るのなら、リンパ節郭清をみれば分かります。 だけど、日本の保険制度というのは、ベテランが手術しても、初心者が手術しても同じ保険点数というのが、今だに納得がいかない。まあ、長くやっていれば手術が上手とも限らないのが、難しいとも言えますが…

胃癌検診

2006-01-23 | 医療・病気・いのち
 胃癌で亡くなる方の総数は減ってきていますが、それは早期に見つかる方が増えたことが大きな要因といわれ、進行すればやはり治癒は難しくなります。

 このたび厚生労働省研究班の調査で、X線による胃癌検診を1年に1回受けている人は、受けていない人に比べて、胃癌で死亡する率が半分になることが分かりました。この差はすごい。これなら年に1回ぜひ検診を受ける方がいいですよね。
 ただ、受けている人はどちらかというと健康に注意する人が多いというのも影響しているかもしれませんけどね。

 検診の胃透視は、バリウムを飲んで主に胃の形を見ています。少しでも変形が有れば要精査になります。その中に早期の胃癌も見つかることも多いのです。もちろん潰瘍の変形による場合も有りますが、注意して欲しいのは、過去に胃潰瘍や十二指腸潰瘍を経験している人です。せっかく変化を見つけてもらい、要精査になっても「どうせ潰瘍だろう。」と思って放置してしまうことがあるのです。潰瘍の人に癌が出来てくることも多いのですから、精密検査が必要と言われれば、必ず医療機関を受診してください。

 また、可能ならば一年ごとに、透視と内視鏡検査を受けた方がよいかもしれません。内視鏡は直接胃の内側を観察するので、ちょっとした色調の変化でごく早期の癌が見つかることもあります。そんなときは、内視鏡で治療まで出来ることも有ります。

 長く生きれば、1/3もの人に癌は発生してくるのです。それならば、少しでも早く発見してもらい、より楽に完治する可能性がある道を目指す方が良いですよね。

健康といっても…

2006-01-22 | 想い・雑感
 私は仕事上、毎日のように人の健康と関わっているわけですが、環境の劣悪化、戦争、テロなどなど、命への脅威が非常に多いのをみると、時にむなしさを感じます。一人の命と相対するのも大変なのに…。

 なかでも環境破壊は深刻だと感じます。現在進行形の状況の中にいる私たちにとって、正確に把握することは難しいのですが、どんどん取り返しのつかない方向へ進んでいるように思います。
 何かの本で、現代は、恐竜が絶滅した時代以上のスピードで、種が絶滅していっていると書いてありました。恐竜の絶滅に関しては、巨大隕石説などが有力らしいですね。でももし将来人に変わる知的生命体が地球上に出現して、2000年頃の地球環境の劇的な変化を調べ、ホモサピエンスが自滅的に地球環境を劣化させたことを見いだしたら、何と考えるでしょうか。

 「まだ知性が中途半端な発達にとどまっていた生物が、愚かにも多くの生態系を破壊し尽くした時代があったのだ…」

グリーンランドの氷河、温暖化で急速に後退 (読売新聞) - goo ニュース  を読んで…

進行胃癌に対する化学療法

2006-01-22 | 医療・病気・いのち
 胃癌に対する化学療法は、この6~7年で大きく変わりました。
 それ以前だと、再発したりすると数ヶ月からせいぜい1年でほとんどの方が亡くなっていました。しかし現在では1年から2年、時にはもっと生き抜く可能性が出てきました。
 抗癌剤の副作用による苦痛と闘うだけの治療ならば、多くの場合やる意義は無いのかもしれません。しかし、副作用がほとんどない状態で治療を行うことが出来ることもよくあるのです。いま、進行胃癌と診断されている方、胃癌が再発してしまった方、もしおられたら、あきらめずに試して頂きたいと思います。
 現在でも、絶対これという治療法が確立されているわけではありませんが、ティーエス1,シスプラチン、イリノテカン、タキサン系の4種類を基本として、時にメソトレキセートを使用するというのが一般的だと思います。
 そして特に大切なことは、効果がないと思われる治療薬をだらだらと使うことなく、他の薬に変更したり組み合わせを変えたりと、よりよい方法を模索することだと思います。

脳転移

2006-01-21 | 想い・雑感
 癌が怖いのは、遠隔転移といって、もとの発生した臓器から離れた部位に流れていってそこで大きくなるところです。転移が起こりうるので、最初に癌が出来たところを取り除いても、癌細胞を体から取り除いたことにならず、再発してくることがあるのです。
 癌が他の場所へ移動するときは、血液やリンパ液を通って流れていく場合がほとんどです。胃癌や大腸癌は肝臓や肺に転移することが多く見られます。
 中には、脳に転移する場合もあります。乳癌などは脳に転移することが比較的多いのですが、他の癌でも脳転移は起こりえます。
 脳転移に対しては、抗癌剤や普通の放射線治療では対応出来ないことが多く、何とかしようと思えば取り除く必要が出てきます。取り除くと言えば手術と言うことになりますが、ガンマーナイフというものがあり、手術は必ずしも必要なくなりました。
 ガンマナイフはコバルト60から発生するガンマ線を一点に集中させることにより強いエネルギーを集めます。集中照射された病巣部は徐々に凝固・壊死し、切除したのとほぼ同様になります。
 ただ、脳に転移が見つかれば、脳以外にも転移が有ることが多く、ガンマーナイフで脳転移巣がコントロールできても、なかなか厳しい戦いとなります。

米国産牛肉輸入再禁止

2006-01-20 | 想い・雑感
 アメリカ高官がアメリカ産牛肉の安全性を力説していたとき、何と根拠のない話しなのだろうと思っていた。そして説得力のない説明でありながら、外圧から輸入再開に踏み切った今の政府がいた。多くの人が不安を感じ、半数以上の人が米国産牛肉を買わないとテレビアンケートに答えていた。

 案の定である。

 輸入牛肉を調べたところ、危険区域とされる脊椎が含まれていたというのである。最初で良かった。政府は国民の安全と健康を守ると言うことに、どれだけの責任を感じているのだろうか。
 医師は、一人の命を預かるのも大変なのに、霞ヶ関は、たった一つの決定で何十何百、何千、何万もの人の命を失う可能性もあり得ることをどれだけ重く受け止めているのだろうか。
 政府はアメリカの体制を批判する以上に、その検査態勢のいい加減さに目をつぶり、輸入再開を決定した責任をどう考えているのか明確にしてもらいたいものだ。

抗癌剤治療

2006-01-20 | 医療・病気・いのち
 抗癌剤治療によって体調が良くなり、より快適な日々を送ることの出来る人は少なからずおられます。もちろん副作用が強く出て、治療を継続出来ない方も居られます。そのような方でも、薬の種類や使い方を変えることで、体調が良くなることもあります。
 抗癌剤治療を頭から否定する方も居られますが、それはもったいない。
 治療法選択肢の一つと考え、試す価値は十分あります。

 最初にお会いした時、肝臓多発転移、多数のリンパ節転移を伴う高度の進行胃癌で食事もほとんど摂れない方が居られました。そのままなら数ヶ月の命という状況です。しかし、入院の上TS1という抗癌剤を内服して頂いたところ、3日で腹痛が楽になり、1週間で食事量も増えてきたのです。シスプラチンというお薬も途中併用しましたが、副作用らしきものは有りませんでした。結局2年ほどで亡くなられましたが、その間際までかなりお元気に自宅で生活されました。

 このように劇的に効果があることは決して稀なことでは有りません。抗癌剤治療を最初から拒否する方の中には、試してみると非常に効果が出る方がきっとおられると思います。医師とよく相談した上で、一度は試してみて欲しいと思います。