片側3車線 対向６車線の幹線道路
信号待ちでふと横を見ると
先端の数本を残して
見事に枝が切り落とされている木が立っている
幹の根元近くから先端近くまで
まだ白っぽい切断面が
痛々しい
またここまで切り落とされて
断ち続けている生命力に神々しさすら感じる
根が張っていれば生き延びるのか
吸い上げる力がなくなり死んでしまうのかはわからない
人もいろいろなものを失いながら生きていく
多くを失っても
めげずに生き抜こうとする力を
持ちたいものだ
いのちが尽きる日まで
在宅医療を受けている方の中には
お尻などに床ずれ（褥瘡：じょくそう）を作ってしまっている方もいる
そのケアは訪問看護師が行うことが多いらしい
褥瘡の中には
皮膚欠損の大きさより
内部の広がりがずっと大きいものもある
この状態では内部までの洗浄が十分できないなどの理由からか
治癒が遷延してしまう
そこで基本的には
褥瘡を覆っている皮膚を一部切開して
ポケット状になっている部分を十分露出する必要がある
その際切開しなければならない部分は
薄そうに見えてもかなりの厚みがあることが多く
切開による出血コントロールが必要となるので
訪問診療医からするとなかなか自宅で切開というのもむつかしいと思う
そこで切開せずにずるずると様子を見てしまうことも多いようだ
長引く褥瘡があるのなら
いちど引き受けてくれる病院にお任せしたほうが
良いかもしれない
うっかり何かをしてしまう
ということは万人共通
私などは
日常生活ではうっかりのオンパレード
職場と違って緊張感がないのがいけないのかもしれませんが
緊張していてもミスは起きるもの
だから重要なシステムには
二重三重多重の安全弁が必要
それでも何かの拍子に事故につながったりするのだから
事故が起きた時の対応もシステム化されていないといけない
病院や一般の工場などでも安全対策は重要だが
ことが起これば重大事故となる原子力発電所などは最重要だろう
そんな原発の一つ伊方原発にたいして
地震や火山の噴火に対する評価が不十分として
広島高等裁判所が運転を認めない決定を出した
これに対して四国電力はすぐに異議申し立ての意向だったのだが
その勢いがなくなった
核分裂反応を抑える制御棒が誤って引き抜かれるは突然電気が遮断されるは
おそらくヒューマンエラーと思われる事象が立て続けに起こっている
のだから当然でしょう
そもそも
問題あるんじゃない？
と問われて直ちに問題なんかあるかい！と語勢を強くする前に
立ち止まって考えてみるという姿勢が全くないところが
問題なんじゃない？と思うけどね
原発村という村があるのかどうかは知らないが
そんな村があるのなら工学系や理学系の優秀な人材が生息しているはず
原子エネルギーに固執せず
代替エネルギーの研究にその能力を使ってくれたらいいなぁ
と思ってしまいます
2番目の新参者
熊 と申します
スマホを私に向ける
このおっさんには
心を許しておりませんが
うっかりしていて抱き上げられることがある
そんな時は諦めて少し触らせるが
基本的には近づかないようにしている
家の裏手に食べ物があったので
ちょくちょくいただきに来ていたが
ある時ちょいと上がらせてもらって以来
仲間になってあげている
ちょいと太めだが気はそれほど強くない
そんな俺にもそこそこ居心地が良いので
最近では逃げ出さずに
ブラブラしている
外は寒いしな
何か体に不調を感じれば
必要な検査を行う必要がある
分析的な西洋医学の俎上にのせ
問題があればその治療を行うのがまず第一
しかし体調不良というのは
検査で異常が見つからないことも多い
そうなると
疲れでしょう 気のせいでしょう 年のせいでしょう ・・・
ということになってしまう
異常がないといわれても
調子悪いけどなぁ
というとき漢方の出番です
私が漢方もなかなかいいなぁと思ったのは
約２５年前
喉に何か引っかかるということで受診された方に対し
すぐに内視鏡検査を行ったが異常なし
そのことを説明したらそれでもいつもなにか引っかかるのです
と言われる
そこでたまたま講演会で聞いていた漢方薬で
そのような症状の時に使用するという漢方薬を処方したところ
数日後にその患者さんが突然来られ
すぐに症状が取れたけどこんなに強い薬を続けても大丈夫ですか？
と言われたのです
劇的症状改善に私もびっくり
それ以来異常はないけど症状ありの方に対し
少しでも症状を取ろうと時々勉強を重ねてきた次第
私はエキス製剤しか利用しませんが
ずいぶんと診療の幅が広がり助かっています
診療にあたっていた中国の耳鼻科医師が
新型肺炎により死亡したとの記事を見かけた
耳鼻科医師ならば普段から
かぜ症状を訴える多くの患者を診療しており
多くの細菌やウィルスに暴露されているから
自然と多くの原因に対する抗体産生能力を備えている
つまり免疫力が高まっている
そのような耳鼻科医師が死亡するとなると
やはり今回の原因ウィルスは新型なのだろう
前近代以前では旅は命がけだったという
それはほとんどの場合歩くしかないという移動手段
山を越える時など転落や山賊の危険
ほとんどの人がいわゆる医療など受けられなかった
などが理由なのだろうが
一山超えれば
それまで旅人が経験したことのない
病原微生物にやられるということも大きかったという
つまり即座に対応できる抗体産生体制を
獲得していない状態でやられるということ
そんな時力を発揮してもらわなければならないのは
様々な異物に対して反応できる
汎用性のある自然免疫
その力を蓄えておくには
普段からの養生が必要なのだが
感染してしまったあとでは手遅れ
免疫力は少し体温が上がった状態のほうが
高まると言われている
熱が出たからと言って直ちに解熱剤で熱を下げてしまうのは
免疫力を十分発揮できない状態にしてしまうこともある
寒気がするからと言ってすぐに解熱鎮痛薬を使うのではなく
暖かいものを食べるか飲むかしたうえで
体を冷やさないようにして
ゆっくり休むというのが大切だと思う
新型肺炎ウィルスに限らず
一般的にウィルスに対する特効薬はないのだから
なおまず体を温めてあげることが必要な時期に服用する漢方薬として
麻黄湯や葛根湯などの麻黄剤がある
そのようなものの力を借りるのもよいかもしれない
メガシティーを一気に封鎖したり
１０００床規模の病院を10日間で立ち上げるとしたり
決定すればすぐに実行していけるというのは
一党独裁体制だからこそだろう
しかし強権発動は
発動される方向が変われば
市民や国民に向けられると恐ろしい
監視され
反抗すれば自由を奪われ
時には命も奪われる
情報は統制され
公表される事実は多くの不都合な事実を隠したもの
こんなとき日本に生まれさせていただいてよかった
としみじみ思う
しかし その日本も
一部の政治家や勢力が
好きなようにできるような国にしたいと思っている人がいるようで
ご用心 ご用心
新参者のオドちゃん
最初やたらとおどおどしていた故の
ネーミング
ところがそれは最初の頃だけで
私が食卓でご飯を食べようとしていると
テーブルの上にどかっと寝転び
食べ物の匂いを嗅ごうとしたり
知らぬふりをしたり
回転しながら食べ物に前足を伸ばしたりと
何の気兼ねもなく行動しております
ここまで傍若無人に振る舞われると
別の名前にしないといけないのかと思うのだが
今のところ相変わらず
オドちゃんです
我が家の他の猫と同様
野良出身ですが
さらに遡れば
飼い猫だったように感じます
ノラ猫の中には
飼い猫だったのに
捨てられたり
道に迷って帰れなくなったりした猫が
かなりいるように思います
昨日WHOが
新型肺炎に対する
緊急事態宣言を見送った
判断基準があるのだろうが
見送った事に疑問を感じた
あの中国が
東京都より人口の多い大都市を
丸ごと封鎖したのである
ただ事ではない
そこまでさせるだけの情報が
中国中枢部には上がっているという事だろう
今日のニュースでは
感染者の公表数が
一気に増えている
これまでの公表数に
情報操作が行われたと考えられるが
WHOの判断を基準として
各国が対応策を決定するという側面がある以上
やはり緊急事態を宣言した方が
良かったように思う
相手はウィルス
特効薬はない
長女が2～3歳のころ
仕事に出るときのお見送りで
「また来てね」
と言われたことを今でも覚えている
大学は薄給であり
当直アルバイト不可欠の生活故
致し方なし
最近は
男性も育休なるものをとれるようになった
ということだが
アルバイトなしでは生活が成り立たない状況では
同じことだろうと想像する
それでも
現在共働きの若い世代に取ったら
有給で休めるとなれば
かなりの恩恵となることだろう
しかし新次郎氏に
その家庭に
育休が必要なのか？
大臣になったとき
その立場故できることがたくさんある
と宣った同氏であるが
環境サミットなどを含め
その動きをみると
指導力を発揮して省をまとめるなどとは
ほど遠い活動としか見えない
他者を責めるときの舌鋒は鋭いが
上に立った時の働きは今のところがっかり
おそらく一般家庭よりずいぶん恵まれた状況であろうから
休まなければ育児もままならぬ
などということはないだろう
環境問題待ったなしの状況で
なんとも釈然としない
環境大臣の育休取得である
せめて取得時も
必要な指示などは遅滞なく行ってもらいたいものだ
増減してきたが
現在我が家の猫は8匹となっている
多くなっても
その状態が少し長くなると
こちらも慣れてしまって
ほとんど気にならなくなる
猫のほうも気ままに過ごしており
気が向いた時だけ寄ってくる
ふと目を上げた時
食器棚の上で並んでいたのは
シャンクスと白黒のらんちゃん
シャンクスは誰かが仕掛けた罠のせいで
右前脚がないのだが
元気に走り回る
らんちゃんは二匹の子供を引き連れて
寒空の下餌を求めて出没していたのを
数年前に保護
もちろん子猫2匹も
8匹それぞれが
なんとなく折り合いをつけて
共存している
人間のほうも
何とか折り合いをつけてね・・・
人の移動に伴って起こる事故を
完全に防ぐことはむつかしい
草野球参加のため自転車に乗っているときの事故
スキーバスの事故
部活動での試合会場に車で移動中の事故
など気を付けているつもりでも
１００％ということはない
しかし
オリンピックイヤーの今年
その代表選手の競技参加への移動手段について
オリンピック組織委員会として
また当該競技連盟として
もう少し配慮がなされていてもよいのではないかとおもった
バトミントン代表選手のマレーシアでの事故である
かつてのオリンピック選手で議員となっている方
スポーツ振興に力を発揮してこそ
議員さんを続ける意義が出てこようというもの
ところでこの事故の原因は
はっきりしているのでしょうか
ニュースだけでは今一つわからないのですが
事故にあわれた選手の
速やかな回復を祈ります
完全に防ぐことはむつかしい
草野球参加のため自転車に乗っているときの事故
スキーバスの事故
部活動での試合会場に車で移動中の事故
など気を付けているつもりでも
１００％ということはない
しかし
オリンピックイヤーの今年
その代表選手の競技参加への移動手段について
オリンピック組織委員会として
また当該競技連盟として
もう少し配慮がなされていてもよいのではないかとおもった
バトミントン代表選手のマレーシアでの事故である
かつてのオリンピック選手で議員となっている方
スポーツ振興に力を発揮してこそ
議員さんを続ける意義が出てこようというもの
ところでこの事故の原因は
はっきりしているのでしょうか
ニュースだけでは今一つわからないのですが
事故にあわれた選手の
速やかな回復を祈ります
駄洒落が大好きだった
言葉遊びとしては
なかなか高尚だと思うのだが
駄洒落を言って尊敬されたことなどない
学生時代などは
反射的に言葉が出たりした
しかしいつの頃からか
ほとんどの駄洒落を言わなくなっていた
ところが
漢方薬の生薬の組み合わせを覚えるのに
語呂合わせを考えているうちに
ちょくちょく駄洒落の虫が蠢き出した
春に向けてさらに活発になるかも
ただ語呂合わせの内容が古臭い
生薬の組み合わせで
柴胡（サイコ）と黄芩（オウゴン)
が含まれていたりすると
サイゴンと浮かんでしまうのだ
若い人には役に立たない
記憶法…
バスに乗る
ほとんどの乗客が若い！
と感じる日がやって来ようとは
特に遅い時間帯は
高齢者の活動時間帯外なのか
自己の年齢を意識してしまう
まあ
生きている今を
味わいましょう
人が皆我より若く見える日は
ギター爪弾き
青春の歌を楽しむ
マンモグラフィー読影の資格を持っている
更新の時期がきているのだが
もう更新するのはやめるつもり
これからのフイルム読影は
AI搭載読影機器と
一部の専門家に任せればよい
すぐにそうなる
そして見落としも減る
先日
乳腺のしこりが気になり
他院でマンモグラフィーなどの検査を受けたが
問題なしと言われた
という方が来られた
問題ないと言われても
どうしても気になるという
エコーを当てて見ると
私も気になったので
病理検査に出すと悪いもの
すぐに専門家に紹介した
人間医師は
AIチェックで要精査となった方の
診療の方へ回りましょう