Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

イタチ

2017-08-26 | 想い・雑感
イノシシを見かけたと思ったら
今度はイタチが駆け抜けた

直径は10数センチメートル
長さ3 40センチメートルの柔らかなチューブに
足が4本ついたような動物が前を横切ったのだ

頭とお尻は黒っぽく
その他は艶やかな褐色調

一瞬映像で見たことのあるテンを思い浮かべたが
この辺りにいるはずもなく
イタチで間違いないだろう

実際のイタチを見るのがこれが初めてだが
生き物が疾走する姿というのは
躍動感にあふれ美しいものだ

飼育動物を襲う生き物として
嫌うむきもあるだろうが

民家近くまで来なくては
山に食べ物が乏しい
あるいは居場所がない
ということなのだろう

うりぼうs

2017-08-24 | 想い・雑感
帰宅の際
時折峠越えの道を通る

途中にダム湖があり
その周囲をジョギングする人も多い

先日バイクで帰宅中
200m先からでも認識できる
立派な姿の猪が前方道路を横切った

と思ったら
その四分の一くらいの大きさのうりぼうが七頭
一列に並び
あっという間に右の草叢から左の林へと消えていった

最近民家近くで猪の出没情報が増えたようだが
このような形で遭遇するとは驚いた

こちらが猪突猛進とならぬよう
周囲の状況を把握しつつ
安全運転で参りましょう

動物たちを傷つけぬように

風力発電機の出火

2017-08-22 | 想い・雑感
風力発電機の風車から出火
とのニュースを見た

回転する軸や歯車からの摩擦熱
発電機自体の過熱
回路からの漏電
などが原因だろうが
気温上昇や太陽熱なども影響しているかもしれない

先日の猛暑日に
渋滞の街中を
バイクで1時間ほど移動していたのだが
途中から凄い熱気が上ってきはじめた
油温計を見ると正常上限ギリギリ

このような事は初めてでオーバーヒートも覚悟したところで
丁度渋滞を抜け動きだしたので
空冷エンジンは無事cool downした

風力発電機を設置する場所は
もともと風通しの良いところだろうから
放熱は基本的に容易なのかもしれない
しかし猛暑日続出の近年の状況から見て
今後は放熱構造の改良や
消化機構の設置なども
考えないといけないのでしょう

2017-08-21 | 想い・雑感
診察室の扉を開け
Kさんを呼ぶと
座っていたところからすっと立ち上がり
軽やかに診察室へとやってきた

前回とは別人のようにお元気

漢方薬による治療を希望され
前々回来られた時
気の流れる方向が良くないと判断して出したお薬は
あまり効果を得られず

前回は気の巡りをよくする漢方薬へ変更

そして今回
自分でもよくなってきていることを実感でき
光が見えたようで
うれしくなってきました
との言葉

光という言葉を使われることからも
やはり暗い気分がずっと続いていたのでしょう

初診時には
もうこの症状とずっと付き合わないといけないのだろうと
あきらめています
と言われていたのだが
この患者さんに希望の光を届けてくれる漢方薬の力に
改めて感謝

要素

2017-08-20 | 想い・雑感
一人の人が生きている

様々な要素が
縁を得て一ところに集まり
それらが有機的に関わり合い
一つの系として成り立っている

老いて行く過程は
その系を束ねる力を
美しく機能的にまとめ上げる力を
失って行く過程

寿命が尽きると
寄り集まった要素は解き放たれ
ばらばらになる

再び縁を得れば
異なる要素たちと異なる場所に集まり
別のシステムの中で生かされて行く

その連続の中に
生命の永続性を感じることが出来れば
この瞬間を生きる自己の中に
永遠性を見る事が可能なのかもしれない

また生命という形態にこだわらなければ
全ての要素は
宇宙という大きな波動の中で繋がり続け
悠久の流れに漂っているとも言え
そこに自己と永遠との繋がりを見出し
少しは安心出来るのかもしれない

なぜ飲んでいる?

2017-08-17 | 想い・雑感
外来受診をされる高齢者がお持ちの
お薬手帳を確認させていただくことが多い

手帳は市民権を得ているようで
持参される方が多いので
よく拝見しているわけだが

ご本人が
服薬内容をある程度把握している
ということはそれほど多くない

出された薬だから飲む
という考えもあるのだろうが
知らずに飲むには
あまりにも多種多様な薬

服用するための水分で
すでにお腹がいっぱいになりそうだ

体調を整えるというより
検査データを正常化させるために
処方されているいるような薬もある

平均寿命を超えている方に
そのような薬を出し続けることに意味があるかどうか知らないが
本当にこの薬を飲まなくてはいけないのかなぁ
と時には考え疑ってみることをお勧めしたい


耐性菌

2017-08-12 | 想い・雑感
生老病死
というように
老いてくれば
病は寄り添ってくる

いたし方のないところ

抵抗力は落ち
感染症にかかれば
命に係わる

肺炎で亡くなる老人が多いのも
至極自然なこと

ところが
肺炎で亡くなると
病院を訴える人も出てくるこの世の中

病院とすれば
肺炎と思えば
せっせと抗生物質を投与し
老人の落ちた抵抗力では排除できない細菌を
やっつける

いったん治っても
そのような老人は
繰り返し感染症を起こす

そのたびに抗生物質を投与すれば
細菌の方も鍛えられ
抗生物質で排除できない細菌が出現する
耐性菌様のお出ましだ

以前なら
伝家の宝刀とも言えた
カルバペネム系抗生物質にさえ耐性菌が出てきて
大きな問題となっている

抗生物質の効かない細菌にやられたら
抗生物質のない時代にいるのと同じようなもの
感染症で命を落とす

薬剤耐性菌を増やさないためには
必要以上に抗生物質を使わない
というのが基本でしょうが
今の社会では
過剰に使用せざるを得ないのかもしれない

軍歌

2017-08-06 | 想い・雑感
たまたま観た
昭和30年代を舞台とした映画の中で
少年が軍歌を歌っていた

私が子供の頃に聞き覚えのある歌であった
ラジオやテレビから流れくる軍歌を
知らずに聞き覚えていたのだろう

とは言え
歌詞の意味などは
映画の中の少年と同様
ほとんど考えていなかったと思う

歌の題名は「戦友」
不条理な死や別れ
戦争の惨さを
訥々と語りかける内容に胸が詰まる

戦意高揚とは対極にあるこの歌は
戦時中には禁歌だったというのも頷ける

歌の深い哀しみを感じる
少しばかりの想像力を持ち
戦いへ向かう危険をなんとか減らす努力をすることこそ
御霊への慰めとなるのだろう