Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

時雨

2014-08-17 | 想い・雑感
雨がよく降る夏である
はっきりしない天気の中
いきなり強い雨が降り始めたりするから
油断できない

蝉時雨なんていう言葉があるが
実際に雨が降り出すと
蝉たちは声を出さなくなる

今日は久しぶりに蝉の声を聴いた

すでに時雨というほどのにぎやかさはなく
雨の間にもう夏が過ぎ去ろうとしているようである

秋がきて冬になれば
今度は時雨の季節となる

雨音

2014-08-14 | 想い・雑感
雨が地上に降り注ぐ

多数の雨滴が
葉 枝 土 アスファルト 屋根を
一斉に打ち始め
周囲の騒音から
私を隔てる

雨音に包まれ
自然とのつながりを感じ
地球を意識し
その地球が漂う宇宙にまで
心がつながる

穏やかな
ひと時

墓参

2014-08-14 | 想い・雑感
なかなか墓前を訪れることはないが
久し振りに参ると
やはり多くの繋がりを
感じることができる

それは過去への繋がりだが

旅立ったのちの
再会への期待であったりもする

不思議な
空間

店じまい

2014-08-13 | 想い・雑感
いよいよ終焉が近づくと
身体の状態は急速に変化し

昨日と今日で
朝と夕刻で
そして一時間前と今とで

表情 身のこなし 息遣いなどが
大きく変わってしまうことも多い

一瞬の積み重ねを生き
そして死んで行くと言う自然を
実感する

店じまいを始めると
声をかける間も無く
シャッターが降りる

扉を叩いても返事はなく
叩く扉すらなくなってしまう

早く声をかければよかった
もっと話せばよかった
後悔ばかりが残る

お迎え?

2014-08-13 | 想い・雑感
もうそろそろ
主人の元へ行きたい
と言われていたKさん

見つかった時には
既に進行癌

その後二年半
いろいろありましたが
2年間はとても良い状態で
過ごしていただくことができました

しかしその後は
徐々に不調なところが出始めた

お腹が少し張り始めた頃から
ご主人との再会を
口にされるようになった

そして八月十三日

本当にご主人が
迎えに来られたのではなかろうか

居住まい

2014-08-12 | 想い・雑感
夏にになると
パンツひとつで
家の中をうろうろ

でもそれを続けると
だんだん体が冷えてしまい
体調を崩すこともある

気持ちいいからと言って
部屋も体も冷やしすぎるとよくない

節度が必要

そこで仏間で過ごす時間を増やしてみた

仏壇があると
パンツひとつで過ごすというのが
なんとなく居心地が悪く
上に一枚羽織ることになる

少し
姿勢も良くなる

いずれ父親に使ってもらおうと
作っておいた和室だが
その父もとっくにあちらの世界

しばらくは私が使うことにしよう

消音

2014-08-11 | 想い・雑感
ケーブルテレビを見ていると
サプリメントの宣伝を
長々とやっていることが多い

繰り返し長い宣伝を放送すれば
随分お金が必要だと思うが
高い宣伝費を払っても
おつりが十分くるのだろう

人は様々な栄養素を取り込むことにより
身体を維持し生きているわけで
一つの商品で問題解決
なんてあるわけがない

原価は安く価格は高いサプリメント
業者のほくそ笑む顔が浮かび
気分が悪くなる

そんな宣伝が始まれば
即座に消音ボタンをポン


追われて

2014-08-01 | 想い・雑感
家を出ると
庭の木から蝉の合唱
私が近づいても気にせず
体を震わせながら
ジー ジー ジー

自転車に跨り走り出せば
病院近くまで来て雨
天気の変化が激しい
全ては変わっていく

気がつけば八月
素早く移ろう季節に驚く

慌ただしい生活とは感じていないが
やはり日々に
追われているのかもしれない

ゆっくり丁寧に
歩みたいと思っているのだが