「高速」バス

昔なら
高速道路で前方にバスを見かけたら
追い抜く対象と認識していた

しかし最近では
なかなかのスピードで
逆に追い抜いて行くバスも少なくない
しかも都市間を結ぶ路線高速バス

高速道路を通る路線バスだから「高速」バスと思っていたけど
そのままの意味で使われているのだろうか

制限速度をはるかに超えていると思うのだけど
そんなに急がないといけない
運行予定なのだろうか

路線バスなら
予定時刻より早く着きすぎても
困るでしょうに

蠢く

昨日片道２～３時間圏内を
バイクで軽く流した

寒くもなく
暑くもなく
という季節になり

道の駅　峠　…
その他バイク乗りの休憩スポットには
多くのバイクが集まっていた

いままでどこにいた？
と不思議になるくらい
どこかから湧いてきた感じ

雨や雪の日を除き
ほぼ通年で乗っている私にとって
休日に行き交うバイクの量でも
春の訪れがわかります

バイクの虫たちが蠢き始めました

すてる!?

マイクロSDカードの情報に
携帯が全くアクセス出来なくなった
ショップで調べてもらうと
カード自体に不具合が生じたようだ

以前なら
なんとかしようと
いろいろ調べたり相談したりするところだが
カードに入れた情報に縁がなかった
と心の中であっさり切り捨てた

この安易とも思える諦めの速さ
一体いつからこうなったのだろう

こういう場合
拘るとかえって多くの時間を消費するという
経験から出た知恵なのか
単に年齢から来る
堪え性のなさなのか

自分でも
わからない

飲酒運転

飲酒後にアルコールが代謝されるまで
予想より長い時間がかかることを知って以来
翌日に仕事があるときは
10時から11時くらいまでで飲酒を止め
公共の交通機関で帰宅する
ということにしている

お陰で平日の二日酔いはなくなった

昔は
二日酔いで出勤
なんてこともあったから
もしそのとき呼気のアルコール濃度を測れば
問題ありのレベルになっていたときも
あった可能性がある
怖いことである

それにしても
相変わらず
飲酒運転がらみの事故が報道される
アルコール依存症なのだろうか

以下の2項目以上が当てはまるなら
その可能性ありとのこと
自分で気付かぬ依存症もあるようですから
注意が必要

-----------------

１　今までに、自分の酒量を減らさなければいけないと感じたことがある。
２　今までに、周囲の人に自分の飲酒について批判されて困ったことがある。
３　今までに、自分の飲酒についてよくないと感じたり、罪悪感をもったことがある。
４　今までに、朝酒や迎え酒を飲んだことがある。

オニヒトデ

25年ほど前
スキューバダイビングにはまっていたことがある
毎年一度は沖縄近辺に出かけていた
その頃にはすでにオニヒトデによるサンゴ被害が報告されており
潜って見るとオニヒトデの一団がが通った後のサンゴは
白くなり美しい色を失っていた

サンゴの生と死の境界にオニヒトデの群れがいるという感じ

フィンの先で恐る恐る突っついてみると
意外に簡単に皮？が破れ白い煙のようなものが出てきた
かえって仲間を増やす結果になるような気がしてすぐに止めたが
その時にオニヒトデに刺されて死ぬ可能性があることなど思いもしなかった

宮古島あたりのダイビングインストラクターの女性が
オニヒトデに刺されて死亡したというニュースを聞いた
毒によるものなのかアナフィラキシーショックによるものなのかわからないが
海の生物は毒を持つものが少なくないと聞いたことがあるので
マリーンスポーツをする人は用心が必要

それにしてもまだまだこれからという年齢で亡くなった方　
さぞ無念だったでしょう

　　　　合掌

苦

癌の増大を抑えられなくなれば
その進行に伴なって
様々な症状が出てくる可能性がある

痛い　吐き気がする　体がだるい
お腹が張る　食べられない　
便が出ない　下痢が続く
微熱が続く　咳が止まらない
息が苦しい　頭痛がひどい
出血する　おしっこが出ない
しゃっくりが止まらない　・・・

それらの症状をコントロールするように
いろいろ工夫をするわけだが
必ずしも症状を取り去ることはできない

症状が軽くなるどころか悪くなっていくと
患者さんは癌が進行しているからだとわかっていても

「なぜ・・・」

と問いかけてくる

自分の体なのに
まるで他人の体のように
己の思うとおりにならない苛立ち

自分の思い通りにならないという
まさに仏教で言う　苦　の状況である

仏教では
思い通りにならぬことを
思い通りにしようとするな
と教えてくれるようなのだが

そんなこと言われてもねぇ

身軽

暖かくなってくると
体をくるんでいた衣類が
少しずつ少なくなり
身軽で動き易くなる

バイクを走らせていても
風を身近に感じることができる

身や心を縛るもの

少ない方が良いね

古い？

若い人が
「懐かし～い！！」
という曲

私には
つい最近のヒット曲のように
感じていた

そして
この頃は
イルカや拓郎の時代の曲も
決して古い曲とは感じなくなってきた

そろそろ
やばい？×△〇□…？

専任

抗がん剤治療を行っていると
方法を変えていっても
いずれ効果が無くなるときが来る
最初から何をやっても効果が無いこともある

そんな時
癌そのものに対する治療が
非常に難しく
症状を少しでも楽にする治療方法のみになってしまうことを

ご本人に告げなくてはならないけど

気の滅入る
役回りである

病院では
緩和ケアにも関わっているが
もし緩和ケア専任になれといわれたら
その場にならなければわからないが多分断るだろう

長期にわたり
そこに関わることができるとは
思えないから

自身の精神がもたないような気がするから

雨模様

今日は雨模様

イヤダナアー…
気持ちいいなぁー
困ったナァ
良かった♪

人それぞれ
感想あり 思惑あり

雨はただ降るだけなのにね

はしらせる

進行癌であっても
出来る限りのことをしてほしい
と思うのは
本人にとっても家族にとっても
普通にみられる感情である

その気持ちに
少しでもこたえようと
医師が手を尽くすのも
医療現場で日常の風景である

でも
あんなことができますよ
こんな手段がありますよ
と選択肢を絞り出すのも程度問題で
やり過ぎると
死の直前まで
患者とその家族を右往左往させ
走らせ続けることになりかねない

心穏やかな最後を
徒に奪ってしまったのではないか
そんな心の痛みを感じることがある

ほほえみ

辛いときこそ微笑もう
なんてことをおっしゃる方がおられますが
そりゃ　難しいなぁ
というのが実感

癌が再発したKさん
抗癌剤治療が行われているが
効きかけては増大する
というのを繰り返し
４次治療に入った今も
次第に癌は広がっている

黄疸や全身のかゆみなどがあり
肉体的な苦痛があるだろう
もちろん精神的苦痛もあるだろう
でも回診時に部屋を訪れると
柔らかな微笑を見せてくれる

この笑みが
まわりの人間
家族も医療者も慰めてくれる
こわばりかけた心を和ませてくれる
そして寄り添う気持ちを引き出してくれる

そこに
暖かな連鎖が広がっていく

やはり
辛い時こそ　微笑み
なのだろうか
難しいなぁ
辛くない時でも
あまり微笑んでないかもしれないのになぁ

逆流

中学のミニ同窓会

時間というのは
逆流もするんだなぁ

なんてことを
実感したひと時だった

時間薬

怪我をする
似たような状態の怪我なら
傷口が閉じるまでに
同じくらいの時間が必要

のんびり構えていても
焦ってみても
治るのには同じような時間が必要

手術というのは
体に怪我をさせるようなもの
癒えていくのにはやはり時間が必要
時間が薬なのである

術後の患者さんをみていると

少しの回復に喜べるヒトと

より理想に近づくことを頭に描き
現状を喜べず焦る人と

その態度は大まかにこの二つに分けることができると思う

焦っていらいらしたからと言って
早く治るわけでないのなら
現状を受け入れ
ゆったりと構えていたほうが
幸せな時間が多いような気がする

焦らず　くさらず　負けず

結局生き方が術後のあり方にも反映してくるのでしょうね

体力が・・・

当直あけの手術なんて当たり前
どうってこと無いよ
と思ってこれまで外科医をしたが
先日の当直で
夜間起こされ
その当直あけに手術に入ったところ
夕方手術室から出てきたときには
精も根も尽き果てていた

家に帰り
食事を取り
テレビを点けたところで
記憶がない

気がつけばもう明るくなっていた

ぼちぼち限界かなぁ・・・