4~5年以上前に見たERというアメリカの番組の中で
救急外来で6時間くらい待たされた
怪我をした患者さんを医師が診察するなり
「もう怪我をして6時間以上経っているので今日は縫合できません」と言い
傷をちょちょっと消毒して終わり
という場面があった
外来についた時点では
怪我をしてからせいぜい1時間くらいだったのに
待たされている間に受傷から6時間以上経過していたわけだ
患者からすれば納得できないだろう
だがそこの医者もその間遊んでいたわけでなく
何人もの重症患者の対応をしていたわけだ
この状況は個人のレベルでどうにかなるものではなく
救急医療のシステムの問題だと思われる
そして今日本の医療は
このようなアメリカの状況に向かって
まっしぐらなのだと感じる
現場の医師が最近声を上げ始めているのは
患者さんが困る状況が出現することが眼に見えているからだ
ぜひそのような発言に耳を傾けてほしい
後期高齢者医療制度
医療事故調査委員会
医療費削減ありきの政策
・・・
一部の人やマスコミは
医師の利益誘導のように医師の発言を揶揄するが
おそらくそのような状況になっても医師は困らない
逆に気持ちの上でアメリカのように吹っ切れてしまえば
通常の自分の守備範囲をきちっと守っていれば良いだけであり
無理な救急を押し付けられても
何とかしてあげたいと頑張る必要がなくなる分楽になるかもしれない
医師の中には一度崩壊しつくさないとかわらんよ
という発言も出てきた
そのような発言が大勢を占める前にどげんかせんと・・・
*************************************
【一次縫合と二次縫合】
外で転んだりして怪我をする
出血が止まらないし
ばい菌が傷口から入っちゃうのではないかと不安になったりで
救急外来を訪れる
傷口の状態から
縫ったほうがよさそうならば
十分洗浄して
縫合することになる
これ 一次縫合
受傷から6時間以上経過していたり
もともとかなり汚い(泥だらけとか)ものだったりすると
縫っても化膿してしまい
結局途中で糸を切って創を開くことになる可能性が高いため
縫わずに4~5日おいて
改めて縫合処置をすることがある
これ 二次縫合
ERでのお話は
一次縫合はもう無理なので二次縫合をしますよ
ということです
救急外来で6時間くらい待たされた
怪我をした患者さんを医師が診察するなり
「もう怪我をして6時間以上経っているので今日は縫合できません」と言い
傷をちょちょっと消毒して終わり
という場面があった
外来についた時点では
怪我をしてからせいぜい1時間くらいだったのに
待たされている間に受傷から6時間以上経過していたわけだ
患者からすれば納得できないだろう
だがそこの医者もその間遊んでいたわけでなく
何人もの重症患者の対応をしていたわけだ
この状況は個人のレベルでどうにかなるものではなく
救急医療のシステムの問題だと思われる
そして今日本の医療は
このようなアメリカの状況に向かって
まっしぐらなのだと感じる
現場の医師が最近声を上げ始めているのは
患者さんが困る状況が出現することが眼に見えているからだ
ぜひそのような発言に耳を傾けてほしい
後期高齢者医療制度
医療事故調査委員会
医療費削減ありきの政策
・・・
一部の人やマスコミは
医師の利益誘導のように医師の発言を揶揄するが
おそらくそのような状況になっても医師は困らない
逆に気持ちの上でアメリカのように吹っ切れてしまえば
通常の自分の守備範囲をきちっと守っていれば良いだけであり
無理な救急を押し付けられても
何とかしてあげたいと頑張る必要がなくなる分楽になるかもしれない
医師の中には一度崩壊しつくさないとかわらんよ
という発言も出てきた
そのような発言が大勢を占める前にどげんかせんと・・・
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【一次縫合と二次縫合】
外で転んだりして怪我をする
出血が止まらないし
ばい菌が傷口から入っちゃうのではないかと不安になったりで
救急外来を訪れる
傷口の状態から
縫ったほうがよさそうならば
十分洗浄して
縫合することになる
これ 一次縫合
受傷から6時間以上経過していたり
もともとかなり汚い(泥だらけとか)ものだったりすると
縫っても化膿してしまい
結局途中で糸を切って創を開くことになる可能性が高いため
縫わずに4~5日おいて
改めて縫合処置をすることがある
これ 二次縫合
ERでのお話は
一次縫合はもう無理なので二次縫合をしますよ
ということです