子供の頃
台風がやってくると
ロウソクを用意していた
停電することが多かったから
木の電信柱に渡された電線は
風を切ってヒューと鳴り
大きく揺れる
時には電信柱が折れ
時には電線が切れ
その一帯が停電となる
ロウソクの明かりを中心に
家族が集まり時を過ごす
「切れた電線に近づかないでください」
という注意に現実味がある時代だった
台風がやってくると
ロウソクを用意していた
停電することが多かったから
木の電信柱に渡された電線は
風を切ってヒューと鳴り
大きく揺れる
時には電信柱が折れ
時には電線が切れ
その一帯が停電となる
ロウソクの明かりを中心に
家族が集まり時を過ごす
「切れた電線に近づかないでください」
という注意に現実味がある時代だった