花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

予想もしなかった場所で、「イブキトラノオ」の花が・・・

2014年06月03日 | 山野草の花


前回、某製薬会社の工場に隣接する
「内藤記念くすり博物館」の敷地内に在る
「薬用植物園」を訪れて、園内を
歩いていた時に、ガラス瓶を洗う
ブラシの様な形をした白い小花が
集まって沢山咲いている植物を見つけ
何という名前の植物だろうかと思い
近寄って名札を見てみると
「イブキトラノオ」の名前が書いてありました

爺やは、この植物を夏の季節に訪れた
伊吹山のお花畑で見た事は有りましたが
平地で実物を見るのは今回が初めてで
予想もしなかった場所で、偶然に
見る事が出来ましたが、伊吹山で
見たものに比べ、小ぶりに見えました

                 ・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像4枚)・・・


「イブキトラノオ」はタデ科の多年草で、北海道から九州地方の
山地帯から高山帯に分布し、日当たりの良い草地に群生していて
ひとつひとつの花は、さして見栄えはしませんが
群生しているのは見事で、高山草原のお花畑には欠かせない存在となっていて
花の色は普通白色か淡紅紫色ですが、生育場所によっては淡紅紫色ばかりの所もあり
「トラノオ」と名前の付く植物名を聞くと「トラノオの仲間」だと思いますが
「トラノオ」と云う名前が付く植物には「タデ科」や「ゴマノハグサ科」
「サクラソウ科」等多岐に渡っていますので、科の特定には注意が必要です

「イブキトラノオ」は夏の季節になると、花茎の先端に長さ6cm位の
白色か淡紅色の花穂を付け、特に伊吹山に多く自生していて
長い花穂を「虎の尾」に見立てた事から、名前が付けられたと云われ
この植物の根茎の形が拳の様なので、「拳参(ケンジン)」と云う生薬名が有って
口内炎・咽喉炎・扁桃炎・出来物等に効能が有ると云われています


・・・「イブキトラノオ」の記述に付きましては、「wikipedia」様のHPを参考にさせて頂きました。・・・



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