「手筒花火」の発祥の地とされています、愛知県豊橋市の吉田神社では
毎年7月に「豊橋祇園祭」が、そして9月には豊橋球場で行われている「炎の祭典」
そして10月には羽田八幡宮で行われ、日本一の手筒祭りと云われています
「羽田祭」をはじめ、三河地方では年間4,000人以上の花火衆達が手筒花火を揚げていて
「鬼祭」や「祇園祭」と並んで、「豊橋三大まつり」に数えられている「羽田祭」は
豊橋駅周辺の20ヶ町が氏子として参加し、手筒花火や大筒・乱玉花火を多数奉納し
その数800本以上と云われる、東三河地方最大級の量を誇るお祭りであり
五穀豊穣を祈願して、勇壮な「手筒花火」が2日間に渡って奉納され
東三河地方独特の「手筒花火」は、火薬を詰めた1本4~5kg位の手筒を
男衆達が自分の体の腰付近に、抱え持って打ち上げられる花火で
その作法は、最初は地面へ横向きに置かれた手筒花火に点火し
手筒花火から火が勢いよく噴き出すと、手筒花火を手で抱えながら
徐々に上へと向けて起こす「筒起こし」を行いながら後ずさりし
所定の位置で、手筒花火を脇に抱えて仁王立ちする「放揚」が行われると
手筒花火から、更に勢いよく吹き出す火の粉と凄まじい爆音が響き
「手筒花火放揚」の最後には、大きな衝撃音と共に手筒の底が破裂・逆噴射する
「ハネ」があって、勇壮な手筒花火の放揚は終了と成りますが
爺やは昨年所用が有って、どちらの手筒花火も見に行く事が出来なかったので
今年は2年振りに「羽田祭」を観に羽田八幡宮へ行き、手筒花火の魅力は現場へ行って
自分の生の目で見るのが一番だと云われ、勢いよく噴き上げる手筒花火の火柱と
激しく雨の様に降り注ぐ火の粉、そして手筒花火最後のハネの爆発音がする中
花火の火の粉を全身に浴びながら、微動だにせずに不動の姿勢で、
手筒花火を放揚する男衆達の勇姿な姿や花火の大迫力に圧倒されながら
東三河地方特有の、手筒花火の放揚を1時間余楽しんでから帰って来ました
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