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「河川環境楽園」を久し振りに訪れて、今の時期に咲いている花を探しながら
園内を散策して「垂水の沢」の近く迄来たら、散策路脇の木に絡みついて
「ツルウメモドキ」の果実が、淡黄色に熟して3つに裂開し
鮮やかな橙赤色の仮種皮に被われた種子が顔を出していましたが
爺やは以前に、熟した「ツルウメモドキ」の裂果した果実を見たものの
その時は時期が悪かったのか、殆んどの種子が鳥に食べられてしまった後で
裂果した果実の皮だけしか残っていませんでしたが、今回は裂果していたものの
橙赤色の仮種皮に被われた種子が、まだ残っている状態で珍しかったので
その姿をカメラに収めて帰って来ましたが、この「ツルウメモドキ」は
ニシキギ科・ツルウメモドキ属のつる性の落葉低木で、日当たりの良い山野や林等に生育し
5月頃に成ると花が開花し、花弁は黄緑色をした5枚から成っていて
花は葉腋から集散花序に付きますが、花が数㎜程度と小さいので
春~秋の季節は目立つ事が無くて、人に殆んど気付かれる事も無いのですが
花が咲いた後に出来る果実は、晩秋の頃に成ると淡黄色に熟し
やがて3片に裂開し、鮮やかな橙赤色をした仮種皮に被われた種子が現れて
初冬の季節になると俄然目立つ様に成り、そしてこの姿が美しいので
生け花や装飾用等の材料として使われて、よく目にする事が出来ます
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