関ヶ原町の聖蓮寺へ寄り、このお寺に在ると云われている
県指定天然記念物となっている珍しい樹齢700年余の
「八房の梅」とは、どんな花なのだろうかと思い観に行ったら
境内には普通の花と変わりの無い様に思える
淡紅色した八重の梅の花が咲いていた
寺伝に依れば、親鸞聖人がこのお寺に永く滞留された折
お別れに際して、自らお手植えされたものと云われ
この梅は、一つの花に八つの実を付ける事から「八房の梅」と云われ
この梅の実は小さく、一つの花に4~8個が結実するが
残念ながら熟さない内に、一つずつ落ちてしまうのが常らしい
訪れた時は、少し時期が早かったのか二分咲き位の状態で
写真を撮っていたら、このお寺のお庫裡さんが出てこられ
声をかけて頂き、本堂内へあげて貰い、八房の梅から出来たと
思われる梅干を湯飲み茶碗の中へ入れ、お茶を注いで貰って飲み
お菓子やミカンを頂き、このお寺に関する資料、写真を見せて頂きながら
このお寺や、八房の梅に付いてのお話をして頂いた
そして、境内には春、夏、秋、冬の各季節を通じて開花すると云われている
珍しい「四季丁字桜」の花もひっそりと咲いていた
その時のお話では、八房の梅の見頃は春分の日頃とおっしゃっていたので
今頃は、多くの見物人達で、このお寺の境内は賑わっているのだろう
今度は、実が付く頃訪れて、八つの実が付いた姿を実際に見てみたい
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