春の季節に成ると紅紫色で蝶形の小花を茎の先端に矢車の様に集めて咲かせ
この「紫雲英」は、根っこの部分に在る「根粒」というコブに
「根粒菌」という細菌を住まわせ、「根粒菌」には空気中の窒素を植物へ使える形に
変える特別な能力が有る為に、爺やが子供の頃には農家の人達が
田植えを行う前に、田んぼで「紫雲英」を栽培して置いて
田植えの直前に、この「紫雲英」を機械で土の中へ混ぜ込むと「緑肥」と成り
腐葉土の様に分解されて、土の中の窒素分が多くなるので
よく「紫雲英田」の姿が見られましたが、化学肥料が普及した影響で
その後「紫雲英田」の姿は、殆んど見られ無く成っていましたが
「紫雲英」に依る「緑肥」の効能が、再び見直されてきたのか
爺やが住んでいる地方では、「紫雲英田」の姿が5年位前から所々で
見られる様に成って、「紫雲英」の花が咲き揃う頃には紅紫色の絨毯を
何枚も敷いた様な綺麗な光景が見られる様に成り、昨日の午前中に散歩に出かけた時に
散歩道沿いの田んぼの中で「紫雲英」の花が見頃を迎えているのに気付き
散歩の時に何時もカバンに入れているデジイチを取り出して、「紫雲英」をモデルに
爺や一人の撮影会を急遽行って、その姿を30分間程写して帰ってきました
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