花は1cm位の大きさで紅色の4弁花から成り、花びらには更に濃いピンク色の筋が有って
雌しべの先は大きく4裂していて、今ではありふれた雑草と成っていますが
この植物は、明治時代に観賞用として南アメリカから渡来したと云われていますが
現在では野生化して道端や田の畦、野原等で良く見る事が出来る様に成っており
初夏の頃から秋の季節にかけて、茎上部の葉の脇から花を斜め上向きに咲かせ
「マツヨイグサ」の仲間なので、「マツヨイグサ」の様に花は夕方から咲き始めて
翌朝には萎んでしまう事から、「夕化粧」の名前が付けられたと云われているものの
爺やが数日前に朝の散歩途中に空き地で見た「ユウゲショウ」は既に薄紅色の花が
咲いていましたので、地球の温暖化等の影響で渡来した当時と現在では生育環境が変わり
「ユウゲショウ」の生活サイクルも変化して、何らかの原因で朝でもまだ花を咲かせる様に成り
午後には花がしぼんでしまう、今の生活スタイルに、長い年月をかけて変わったのかも知れませんが
又、数は少なかったものの「ユウゲショウ」の近くには花の形は全く同じながら
白色の花を咲かせた「ユウゲショウ」らしき植物が数株ながら有るのに気付き
薄紅色の花が咲く方の茎の色は赤に近い色でしたが、白色の花の方は茎の色が緑色と
異なっていて、爺やが参考にしたWeb記事には白い花を咲かせる株もたまにあって
かつては非常に珍しいものでしたが、最近は少しずつ見かける機会が増えていると書かれていて
爺やが見たのもこの株だったかもしれませんし、そして「ユウゲショウ」の種はマラカスの様な形で
その中に細かい種が入っていて、雨が降り始めて表面が濡れてくると「感雨計」の如くそれを検知して
果皮が花の様に開いて中の種を雨にさらし、雨粒が当たってしぶきが跳ねる時の勢いを利用して
種を撒き散らし、雨が止んで表面が乾燥してくると果皮は再び閉じて次の雨をじっと待ち
雨粒が当たってしぶきが跳ねる時の勢いを利用して種を撒き散らすと書かれていて
「ユウゲショウ」は、ちょっぴり変わった方法で生育地区を増やしている事が分かりました
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