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継子虐めに例えて付けられたと云われていますタデ科の一年草の「ママコノシリヌグイ」や
熱帯アメリカ原産で現在は帰化植物と成ったキク科の一年草の「ハキダメギク」
江戸時代以前に中国経由で薬草として渡来したものの、その後は各地に雑草として
帰化しているキク科の「クソニンジン」等が有りますが、触らないで見ているだけでは
匂わないものの、折ったり切ったりして組織に傷をつけると「メルカプタン」と云う
物質が分泌されて、「オナラの様な臭い」を出す事から名前が付けられたと
云われていますアカネ科ヘクソカズラ属の蔓性多年草「ヘクソカズラ」も
可哀そうな名前が付けられた植物のひとつで、日当たりの良いやせ地や乾燥地
湿地、草原から森林等迄と生育環境と生育場所が広いので、環境が合えば
何処にでも生えている植物なので、数日前に散歩途中の空地でこの「ヘクソカズラ」が
ひっそりと花を咲かせているのに気が付きましたが、葉を揉むと独特の臭気がする
「ヘクソカズラ」の臭いの強さは季節によって異なり、秋に成ると余り気にならないと云われ
花姿を良く見ると思いの他可憐なので、爺や的には気になる花のひとつですが
「ヘクソカズラ」は7月~9月頃にかけて、葉腋から短い集散花序を出して
白色の花を疎らに付け、花冠は長さ1cm位の釣鐘形をしていて
先端は浅く5裂して平開し、筒部は白色で中央部が紅紫色で有り
別名の「ヤイトバナ」は、花の中心部の色がお灸の跡に似ている事から
そして「サオトメバナ(サオトメカズラ)」は、花を並べると
早乙女が田植えをしている姿に例えた事から付けられたと云われていますが
爺やとしては、名前からしてユニークで可愛らしい花だと思いますので
可哀そうな名前の「ヘクソカズラ」よりも、「サオトメバナ」の方が相応しいと思っています
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