花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

名前が可愛そうな雑草

2011年09月29日 | 雑草の仲間

ママコノシリヌグイ 1


少子高齢化の道を歩んでいる日本の社会で
将来をになう子供達を大切に育てなければいけないのに
生後9ヶ月の赤ちゃんが泣き止まない為に
口等を毛布で押さえて窒息させたり
2歳の幼児が暴行を受けて意識不明の重態になる等という
児童虐待等の痛ましい事件が日本の各地で発生している

抵抗出来ない幼児を執拗に痛めつけ、時には死に至らしめ
本来ならば守らなければならない親等が加害者となる事件

爺やが子供の頃は、この様な事件は無かったように思うが
最近の社会的な病理現象とも見える児童虐待事件が多く発生している

平成16年11月に「児童虐待防止法」が施行されてから
毎年11月に「児童虐待防止推進月間」が実施され
期間中に児童虐待防止の為の広報・啓発活動等
種々な取り組みを集中的に実施する事により
家庭や学校、地域等、社会全般にわたり
児童虐待問題に対する深い関心と理解が得られる様
社会が協働して、児童虐待防止対策への取り組みを推進している

これらの対策が功を奏して、今後は児童虐待に依る痛ましい事件が
この推進月間が過ぎても、全て無くなる事を爺やは願っている


ママコノシリヌグイ 2


本当の母親ではなく、血?の繋がっていない育ての母親の事を
爺やが子供の頃は「ままはは」と言っていたが
今でもこの言葉は生きているのだろうか?

先日彼岸花を観に行った近くの林縁で
この「ままはは」の名前を思い出す雑草
「ママコノシリヌグイ」の花が咲いているのを見つけた

「ママコノシリヌグイ」はタデ科の1年草で
休耕田や河川敷、湿った林縁等に自生し
茎や葉柄には逆向きの刺と細毛があって
茎は蔓状に延びて他に巻き付きよく分岐し
小枝先に固まって、淡紅色の小さな花を咲かせる

名前の由来は、その昔継母が継子に対して行う
いじめ的な行為を、逆刺の有るこの植物で尻を拭う如きに
見立てた所から付けられたと言われている

よく見てみると、可憐な淡紅色をした5弁の花なので
「ママコノシリヌグイ」の名前が、可愛そうに思えた



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