厚生労働省が今年の7月に公開した「平成29年簡易生命表」に依れば
「悪性新生物(ガン)」の死亡率が下がった事や「心疾患」と「脳血管疾患」の
死亡率の改善が成された事が要因と成って、日本人の「平均寿命」が
男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」と成り、過去最高を更新し
また0歳の平均余命である「平均寿命」と同様に、他の年齢の「平均余命」も
伸びているとの記事を見つけ・・・
女性は2位となって居ましたが・・・
「健康寿命」と云う言葉が登場する様に成り、この「健康寿命」はWHO(世界保健機関)が
2000年に発表した概念で、「Healthy life expectancy (HALE)」と表記され
「日常的に介護を必要としないで、自立した生活が出来る生存期間」を指し
WHOは、それ以前には「平均寿命」の統計を発表していましたが
単なる長寿ではなく、生活の質(quality of life、QOL)を伴った
自立した老後を目標とする為に、「健康寿命」が提唱されて
日本でもこの「健康寿命」は、「医療や介護に依存しないで
自分の心身で生命を維持し、自立した生活が出来る生存期間の平均」を指して
厚生労働省の専門委員会から、「健康寿命」が公開される様に成り
2016年に公開された「健康寿命」に依れば、男女とも3年前より伸びて
地方によって差が有るものの、全国の「健康寿命」は男性が「72.14歳」で
女性が「74.79歳」であり、また「平均寿命」と「健康寿命」の差は
男性が「8.84年」で、女性は「12.34年」も有る事が理解出来
自立した生活が暮らせ無い、日常生活に制限のある期間がこれだけ
長く有る事が分かり、爺やの様に歳を重ねた老後の生活者にとっては
如何に「健康寿命」を伸ばすかが、重要な要素である事が分かりました
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