洲股に砦を築こうと企て、家臣達に築城を命じたが
ことごとく失敗してしまった時に、木下藤吉郎が進んでこれに当り
夜に日に次いで普請を急がせ、7日間程でおおかた城も出来
一夜の内に塀、櫓を押し立て、塗り立てて城が完成した様に見せかけた
俗に「一夜城」と云われ、豊臣秀吉出世の由緒有る城が在る墨俣で
今年も「いき粋墨俣・つりびな小町めぐり 2011」が
2月26日~3月13日迄、美濃路墨俣宿一帯で開かれている
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今朝は最低気温が零度と真冬並みの寒さになってしまったが
晴れて4月上旬並みの陽気となった2月27日(日)の午前中に
この墨俣宿を訪れ、のんびりと「つりびなめぐり」をして来た
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最初は紅白の枝垂れ梅で有名な「光受寺」を訪れたが
今年の冬は例年より寒かったので、梅の開花が遅れていて
境内の梅の花は、ほんの少ししか咲いていなかったが
この寺の紅枝垂れ梅の「飛龍梅」は、推定樹齢200年と云われ
まるで「天に龍が昇る如く」素晴らしい枝垂れ梅とも云われている
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また「光受寺」の境内には、可愛いお雛様やつりびなが展示されており
ここから「つりびなめぐり」のスタンプラリーをスタートさせた
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「吊り雛」は、我が子の初節句に無病息災・良縁を願って作られ
一般的には、お雛様の段飾りの両脇に展示され
過去には、庶民の雛壇飾りの代わりに飾られたと云われ
吊り雛には、干支の「うさぎ」や「金魚」、「俵ねずみ」の動物達が有り
「俵ねずみ」には、大黒さんのお遣いであるねずみに金運霊力があり
子宝にも恵まれ、「三番叟」や「這い子人形」の可愛いお人形には
「我が子が健康に成長しますように」との願いが込めれていると云われ
この墨俣地区でも、3年前より、地元の女性達が中心となって生まれた
「いき粋墨俣創生プロジェクト」会員の女性達が
先生の指導の下「つりびな」を手作りして、各所で飾られている
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墨俣宿の街中に在るお寺や、各商店に飾ってあるお雛様や
つりびなをゆっくり巡り歩きながら21箇所を訪問し
スタンプを15箇所以上集めて脇本陣のゴール会場へ持参すると
ガラガラポンの抽選が出来、出てきた玉によって景品が進呈されるので
爺やもガラガラポンを廻したら 18番の白い玉が出てきた
その景品は歯ブラシと薬用歯磨き、歯間ブラシのセットで
何時も爺やはクジ運が悪いので、参加賞の飴玉2個だろうと
思っていたので、思いがけない商品を貰い少し驚いてしまった
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この「いき粋墨俣・つりびな小町めぐり 2011」の様子を
期間限定のデジブックで作成しましたので
お時間がございましたら、ご覧になって下さい(3月29日削除予定)
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