~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
五、マーガ
496、この世でもかの世でも、いかなる世界についても、
移りかわる生存への妄執の存在しない人々がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
497、諸々の欲望を捨てて、家をなくして歩み、
よくみずから制して、梭のように真直ぐな人々がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
498、貪欲を離れ、諸々の感官をよく静かにたもち、
月がラーフの捕らわれから脱したように(捕らわれることのない)
人々がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
~ 感謝・合掌 ~