~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
五、マーガ
499、安らぎに帰して、貪欲を離れ、怒ることなく、
この世で(生存の諸要素を)捨て去ってもはや(迷いの生存)に
行く道のない人々がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
500、生と死とを捨てて余すところなく、
あらゆる疑惑を超えた人々がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
501、自己を洲(よりどころ)として世間を歩み、
無一物で、あらゆることに関して解脱いている人々がいる。
―――そのような人々にこそ適当な時に供物をささげよ。
―――バラモンが功徳を求めて祀りを行うのであるならば。
~ 感謝・合掌 ~