~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
六、サビヤ
547、麗しい百蓮華が泥水に染まらないように、
あなたは善悪の両者に汚されません、
雄々しき人よ、両足をお伸ばしなさい。
サビヤは師を礼拝します。
そこで、遍歴の行者サビヤは尊き師’(ブッダ)の両足に顔をつけて礼して、言った。
―――「すばらしいことです、尊いお方さま、すばらしいことです、
譬えれば倒れた者を起こすように、覆われたものを開くように、方角に迷った者に
道を示すように、あるいは『眼ある人々は色やかたちを見るであろう」といって暗闇の
中で灯火をかかげるように、ゴータマ(ブッダ)さまに帰依したてまつる。
また真理と修行僧のつどいとに帰依したてまつる。
わたくしは師のもとで出家したいのです。
完全な戒律を受けたいのです。」
~ 感謝・合掌 ~