~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
六、サビヤ
530、内的には差別的(妄想とそれにもとづく名称と形態)とを究め知って、
また外的には病の根源を究め知って、一切の病の根源である束縛から
脱している人、
―――そのような人が、まさにその故に〈知りつくした人〉と呼ばれるのである。
531、この世で一切の罪悪を離れ、地獄の責め苦を超えて努め励む者、
精励する賢者、
―――そのような人が〈勤め励む者〉と呼ばれるのである。
532、内面的にも外面的にも執着の根源である諸々の束縛を断ち切り、
一切の執着の根源である束縛から脱している人、
―――そのような人が、まさにその故に〈育ちの良い人〉と呼ばれるのである。」
~ 感謝・合掌 ~