~ 恩師の御講演「ブッダのことば」より ~
第三 大なる章
六、サビヤ
513、サビヤがいった、
「〈修行僧〉とは何ものを得た人のことをいうのですか?
何によって〈温和な人〉となるのですか?
どのようにしたならば、〈自己を制した人〉と呼ばれるのですか?
どうして〈目覚めた人〉(ブッダ)と呼ばれるのですか?
先生!おたずねしますが、
わたくしに説明してください。」
514、師は答えた、「サビヤよ。みずから道を修して完全な安らぎに達し、
疑いを超え、生存と哀滅とを捨て、(清らかな行いに)安立して、
迷いの世の再生を滅ぼしつくした人、
―――かれが〈修行僧〉である。
515、あらゆることがらに関して平静であり、
こころを落ち着け、全世界のうちで何ものをも害うことなく、
流れをわたり、濁りなく、情欲の昂(たか)まり増すことのない〈道の人〉、
―――かれは〈温和な人〉である。
~ 感謝・合掌 ~