恩師のご講演ラジオ放送より
心の扉―1
主題:苦しみは自分の心の中から生まれる
先の続き
人の悪口を言っておいてそれで神様を信じているとは
言えないのです。
どこにでも神様の心があります。
つまり夫婦で喧嘩をすれば、神様同士が喧嘩をしたことに
なります。
これは調和を乱す不調和で、不幸の始まりです。
それでいて、信仰しているとしたらおかしなことです。
宝くじのお願いをしているのと違いはない信仰でしょう。
まず、身の回りの自分に縁のある人を信じることです。
それが神様を信じることです。
本当に人を愛することが神様を愛することです。
日本語の挨拶にご機嫌ようと言うのがあります。
相手の健康を願う心です。
外国語でも例えば、英語ではグッドラックと
言うのがあります。
相手の幸多きことを願っています。
世界中どこの国にもこうして日常の何気ない言葉や
挨拶の中に縁ある人を大事に思い
信ずる心があるのです。
正しい心は変わらないのです。
すべて美しい言葉です。
神様を信じ、愛する言葉と言ってもいいでしょう。
こうした心で話をしていれば、調和のある人生、
つまり幸せな人生です。